平成27年上半期(1 月~6 月)における火災概況 *比較値については前年の確定値と比較しています。端数処理の関係上、表中の計算が合わない場合があります。 1 火災の概要 平成27年上半期の火災件数は21件で、前年同期と比べて4件の減少となっている。 これは、8.6日(206時間)に1件の割合で発生していることになる。 (第1表・ 第1図) 第1表 火災の状況 平成27年 上半期 21 13 0 5 0 0 3 30 5 6 5 14 751 122 0 0 5 28 3 5 20 68 33,688 33,205 0 397 0 0 86 単位 火 災 件 数 建 物 林 野 種 車 両 船 舶 別 航 空 機 そ の 他 焼 損 棟 数 全 焼 区 半 焼 部 分 焼 分 ぼ や 建物焼損床面積 建物焼損表面積 林野焼損面積 死 者 負 傷 者 り 災 世 帯 全 損 区 半 損 分 小 損 り 災 人 員 損 害 額 建 物 林 野 種 車 両 船 舶 別 航 空 機 そ の 他 件 棟 ㎡ ㎡ a 人 人 世帯 人 千円 (▲印は減少を示す) 平成26年 上半期 25 19 0 5 0 0 1 29 2 2 6 19 487 30 0 1 4 21 2 3 16 44 30,940 30,097 0 389 0 0 454 同期比 ▲4 ▲6 0 0 0 0 2 1 3 4 ▲1 ▲5 264 92 0 ▲1 1 7 1 2 4 24 2,748 3,108 0 8 0 0 ▲368 第1図 過去5年間の火災件数の推移 平成23年 上半期, 38 平成24年 35 26 平成25年 25 20 平成26年 25 20 平成27年 計 56 計 61 計 45 計 45 下半期, 18 21 0 10 20 30 40 50 60 70 2 火災種別火災件数 火災種別の構成比をみると、建物火災は13件で、全火災の62%と最も高い比率 を占めている。 (第2図) また、建物火災13件を建物用途別にみると、住宅(一般住宅・共同住宅)での火 災が7件発生しており、全体の54%を占めている。 (第3図・第2表) 第2図 火災種別の構成比率 第3図 建物火災の火災件数の内訳 その他 3件 14.3% 車両 5件 23.8% 火災件数 21件 建物 13件 61.9% 住宅 以外 6件 建物火災の 火災件数 13件 一般 住宅 6件 共同 住宅 1件 第2表 建物用途別の火災発生状況 27 年上半期 構成比 26年上半期 住 宅 火 災 7 53.8% 12 一般住宅 6 46.2% 8 共同住宅 1 7.7% 3 併用住宅 0 0% 1 住 宅 以 外 6 46.2% 7 工場 2 15.4% 4 物品販売店舗 2 15.4% 0 倉庫 1 7.7% 0 駐車場 1 7.7% 0 飲食店 0 0% 1 学校 0 0% 1 料理店 0 0% 0 その他 0 0% 1 合 計 13 100% 19 ※ 合計欄の値が四捨五入により合計と一致しない場合がある。 同期比 26 年中総数 ▲5 22 ▲2 15 ▲2 6 ▲1 1 ▲1 11 ▲2 7 2 0 1 0 1 0 ▲1 1 ▲1 1 0 1 ▲1 1 ▲6 33 3 出火原因 出火原因別にみると、 「放火及び放火の疑い」 ・ 「たばこ」が各5件(24%)で、出火 原因の第1位となっている。 (第3表・第4表) 第3表 出火原因別の火災発生状況 27 年上半期 構成比 26 年上半期 同期比 放火及び放火の疑い 5 23.8% 6 ▲1 たばこ 5 23.8% 1 4 電灯・電話等の配線 2 9.5% 4 ▲2 こんろ 1 4.8% 3 ▲2 配線器具 1 4.8% 0 1 排気管 1 4.8% 0 1 灯火 1 4.8% 0 1 たき火 1 4.8% 0 1 ストーブ 1 4.8% 0 1 取灰 1 4.8% 0 1 電気機器 0 0% 2 ▲2 焼却炉 0 0% 1 ▲1 溶接機・溶断機 0 0% 0 0 その他 1 4.8% 6 ▲5 不明・調査中 1 4.8% 2 ▲1 合 計 21 100% 25 ▲4 ※ 合計欄の値が四捨五入により合計と一致しない場合がある。 ※ 上記表中の「その他」とは、上記原因以外の全てのものをいう。 26 年中総数 11 3 5 6 1 0 0 0 0 0 2 1 1 10 5 45 第4表 過去5年間の主な出火原因 火災件数 第 1 位 第 2 位 放火及び 11件 放火の疑い (28.9%) 23年 上半期 38件 た ば こ 24年 上半期 35件 た ば こ 放火及び放火の疑い 25年 上半期 25件 放火及び 放火の疑い 26年 上半期 25件 放火及び 放火の疑い 27年 上半期 21件 た ば こ 放火及び放火の疑い 5件 た ば こ (20.0%) 6件 (24.0%) 第 3 位 こ ん ろ 各2件 8件 焼 却 炉 (21.1%) 溶接機・溶断機(各 5.3%) 4件 各9件 配線器具 (11.4%) (各 25.7%) 電灯・電話等の配線 各2件 3件 配線器具 内燃機関 (各 8.0%) (12.0%) 電灯・電話等の配線 4件 こ ん ろ (16.0%) 3件 (12.0%) 各5件 電灯・電話等の配線 2件 (9.5%) (各 23.8%) 4 火災による死傷者 火災による死者はなく、前年同期と比べると1人減少しており、負傷者に ついては5人で、前年同期と比べると1人増加している。(第5表~第9表) 第5表 死 27 年上半期 0 者 第6表 住 死者の発生状況 宅 26 年中総数 1 26 年上半期 1 同期比 ▲1 26 年中総数 1 住宅火災における年齢層別の死者発生状況 27 年上半期 0 0 0 5歳以下 6歳~64歳 65歳以上 第8表 応急消火義務者 消防協力者 消 防 吏 員 消防団員 そ の 他 合 同期比 ▲1 住宅火災における死者の発生状況 27 年上半期 0 第7表 26 年上半期 1 26 年上半期 0 0 1 同期比 0 0 ▲1 26 年中総数 0 0 1 負傷者の発生状況 27 年上半期 3 0 0 0 2 26 年上半期 3 0 1 0 0 同期比 0 0 ▲1 0 2 26 年中総数 12 0 1 0 4 5 4 1 17 計 第9表 過去5年間の死傷者の発生状況 死 者 上半期 下半期 平成 23 年 2 0 平成 24 年 4 平成 25 年 負 傷 者 計 上半期 下半期 計 2 6 6 12 2 6 16 10 26 2 3 5 4 4 8 平成 26 年 1 0 1 4 13 17 平成 27 年 0 0 5 5 5 月別火災件数 火災件数を月別にみると、1月の6件が最も多く、次いで2月、3月の各4 件となっている。(第4図) 第4図 (件) 8 7 6 月別火災件数 平成26年 平成27年 7 6 5 5 5 4 4 4 3 3 4 3 3 5 4 3 3 3 2 2 1 1 1 0 1月 6 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 火災の覚知状況 消防機関の火災の覚知状況をみると、携帯電話からの119番通報(火災報 知専用電話)が10件(48%)と最も多く、次いで固定電話からの119番 通報(火災報知専用電話)が8件(38%)となっている。(第10表) 第10表 携帯電話からの119番通報 固定電話からの119番通報 警察電話 加入電話 事後聞知 駆付通報 その他 合 計 火災の覚知状況 27 年上半期 10 8 2 1 0 0 0 21 構成比 47.6% 38.1% 9.5% 4.8% 0% 0% 0% 100% 26 年上半期 7 13 2 1 1 1 0 25 同期比 3 ▲5 0 0 ▲1 ▲1 0 ▲4 26 年中総数 18 17 3 2 3 1 1 45 7 損害額 火災による損害額は3,368万8千円で、前年同期と比べると274万8千 円の増加となっている。(第11表・第5図) 第11表 損害額 火災による損害額の状況 27 年上半期 26 年上半期 同期比 26 年中総額 33,688千円 30,940千円 2,748千円 114,592千円 火災1件あたりの損害額 1日あたりの損害額 市民1人あたりの損害額 160万円 19万円 125円 *「市民1人あたりの損害額」については平成 27 年 6 月末現在の八尾市人口にて算出。 第5図 過去5年間の火災による損害額の推移 (単位:千円) 下半期 上半期 平成23年 112,045 平成24年 62,849 74,162 平成25年 16,260 計 158,554 計 31,025 平成26年 30,940 平成27年 33,688 0 84,392 計 174,894 83,652 50,000 下半期 100,000 47,285 計 114,592 150,000
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