第 10 回 時程 9:30 受付(南校舎5階) 10:00 開会 特別講座 今,求められる言葉の力とは 山根基世(アナウンサー) 基調講演(南校舎ホール) 10:05 講座Ⅰ アクティブ・ラーニングと国語の力 10:20 プラスワン教材で子どもの学びを深める 髙木まさき(横浜国立大) シンポジウム(南校舎ホール) 13:00 徹底討論!アクティブ・ラーニング視点の授業展開 と評価をどう考え,どう実践するか 10:20 11:50 昼食 13:00 講座Ⅱ ── 初任の先生も経験豊かな先生も,知ろう!語ろう!考えよう! 南校舎4階「ザ ・ カフェテリア」等で昼食をおとりいただけます。 邑上裕子(明星大)/安田恭子(元新宿区立西戸山小) 「ことばと学びをひらく会」第 10 回研究大会は,大会テーマを「子どもとともに学びを“楽しむ” “深める” 」 ※ワークショップ,特別講座,講座Ⅰ,講座Ⅱは,同時刻開催です。 としました。これからの国語科の展開について,授業改善の視点とされる「アクティブ・ラーニング」という なお,会場となる教室は,当日ご案内いたします。 15:00 1 文学的な文章 ──「問い」から「わかった!」を生み出す授業づくり 2 説明的な文章 ── 課題設定から迫る“わくわく授業”のつくり方 青山由紀(筑波大附属小) 15:10 3 これからの定期テストの話をしよう 15:20 ── 子どものいきいきとした学びのために 葉を巡って,お二人の口から語られることは,私たちにとりましても示唆されることが大きいと思われます。 また,元 NHK アナウンサーの山根基世氏にご登壇いただくなど,今年もさまざまな企画がございます。 (南校舎ホール) 「ことばと学びをひらく会」の展望 甲斐雄一郎(筑波大) 15:00 4 “4 つの視点”で充実授業! 有してくださる皆様方に,今年もご参加いただければ幸いでございます。 詩人 16:40 冨山哲也(十文字学園女子大) 谷川俊太郎 × 谷川俊太郎(詩人)/ 5 「ことば」を切り口に学びを見直してみませんか ── 学習課題と評価のレシピ 詩人 16:40 6 さわって体感!対話があふれるデジタル教科書活用最前線 特別記念対談 講師 至 日比谷 三田川崎ビル 浅 都営 都営三田線 定員・申込締切 駅 JR 山手 線 東北 浜 ・京 京 東 南 館 至 品川 工藤直子 交通アクセス ◦ JR 山手線・JR 京浜東北線 田町駅下車, 徒歩 8 分 ◦都営地下鉄浅草線・都営地下鉄三田線 三田 (C) 大学院 校舎 図書館 駅下車,徒歩 7 分 ◦都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅下車,徒歩 8 分 ※東京~田町駅間は約 10 分,渋谷~田町駅 町 田 至 五反田 至 草線 東館 塾監局 三田駅 A3 出口 第一校舎 (B) 中 等 部 正門 西別館 西校舎(A) 新橋 図書館旧館 至 東別館 女子高等学校 研 究 室 棟 生協店舗 三田駅 詩人 〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45 西館 NEC 本社ビル 三田 キャンパス 三田キャンパス(南校舎) 北館 三田駅 A10 出口 谷川俊太郎 慶應義塾大学 ●三田キャンパス構内マップ 至 大門 網町グラウンド 詩人 詳細は,WEB をご覧ください。 会場案内図 都営大江戸線 工藤直子 ※閉会後,講師の先生方を交えての懇親会を予定しております。 中川一史(放送大)/渡邉光輝(お茶の水女子大附属中) 髙木まさき(横浜国立大学) 工藤直子(詩人) 閉会 森山卓郎(早稲田大)/ 達富洋二(佐賀大) 赤羽橋駅 赤羽橋口出口 「ことばと学びをひらく会」会長 特別記念対談(南校舎ホール) 15:20 ── 言語活動の単元づくりのコツを伝授します 至 目黒 良き学び手を育てるためには,まず自らが生涯にわたって学び続ける教師でありたい。そのような思いを共 甲斐利恵子(港区立赤坂中) 13:00 中等部 考え方とも関連づけながら,子どもの学びを中心に検討してみたいと思います。 今年の記念講演は,詩人の谷川俊太郎先生と工藤直子先生に,対談の形でご登壇いただきます。子どもと言 移動・休憩 15:10 松木正子(前十文字学園女子大)/ 黒田英津子(下田市立浜崎小) 至 新宿 ── 国語科におけるアクティブ・ラーニングの展開 アクティブ・ラーニングと国語の授業・入門編 ワークショップ 子どもとともに学びを “楽しむ” “深める” 田中洋一(東京女子体育大) 15:00 コーディネーター:髙木まさき(横浜国立大) シンポジスト:鹿毛雅治(慶應義塾大) /京野真樹(秋田県教育委員会) 藤森裕治(信州大)[五十音順] 12:00 〈 大会テーマ 〉 ── 比べ読みの理論と実践 演説館 間は約 15 分です。 警備室 桜 田 通 り 定員 500 名・2016 年 10 月 10 日(月曜日)締切 ©深堀瑞穂 なお会場の収容人数等の都合により,以下の点につき,ご了解ください。 ・ ご参加は教職員・学校関係者および学生・院生に限らせていただきます。 ・ ワークショップ・講座のご希望は第 3 希望までご入力ください。 開催日 2016 年 10 月 22 日(土)10:00~16:40 会場 慶應義塾大学 三田キャンパス(南校舎) ・ 締切前でも定員になり次第受付を締め切らせていただきます。当日受付は行いません。 ・ ワークショップ・講座の受講証は,研究大会の一週間前までに,はがきにてお送りいたします。 申込方法 問い合わせ先 今回より申込方法は WEB のみになりました。(お申し込みは 7 月末より) URL http://www.kotoba-manabi.jp 「ことばと学びをひらく会」事務局 〒 141-8675 東京都品川区上大崎 2-19-9 TEL・FAX 03-3493-5778 メールアドレス offi[email protected] 4 ことばと学び10回_A4.indd 1-2 〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45 参加費 一般:3,000 円 学生・院生:1,000 円 主催:ことばと学びをひらく会 後援:文部科学省・言語教育振興財団 1 16/07/13 10:03 10:00 開会 10:05 〜10:20 基調講演 ワーク ショップ 南校舎ホール 6 さわって体感! 対話があふれるデジタル教科書活用最前線 (定員50名) [小・中] アクティブ・ラーニングと国語の力 中川一史(放送大)/渡邉光輝(お茶の水女子大附属中) 髙木まさき(横浜国立大・「ことばと学びをひらく会」会長) 学習者用デジタル教科書の議論が有識者会議等で進んでいます。言葉や文の意味を確かめたり,イメージを具体化したり,考えを 現在,検討の始まっている新しい学習指導要領においては,アクティブ・ラーニングの観点から種々の見直しが 共有したりすることができる強い味方がデジタル教科書です。紙の教科書との違いは何か?どうやって組み合わせて使うのか?その 求められています。そもそもアクティブ・ラーニングとは何か。それが求められる背景は何か。では,これまで実 ようなことを本ワークショップで体験的に学びます。ぜひ,この機会に活用イメージを持ってみませんか? 践を積み重ねてきた「言語活動の充実」は,もう必要ないのか。これらについて中央教育審議会などの動向を踏ま えつつ,今後の国語の授業づくりの方向性について考えていきます。 10:20 〜11:50 シンポジウム 南校舎ホール 特別講座 徹底討論!アクティブ・ラーニング視点の授業展開と評価を どう考え,どう実践するか 山根基世(アナウンサー) 私たちは,思ったり感じたり考えたりするとき,心の中で言葉を使っています。もちろん,周りの人たちとよい 人間関係を築く上でも,言葉が大切です。 「ありがとう」 「ごめんなさい」をちゃんと言えるかどうかで,その子の コーディネーター:髙木まさき(横浜国立大) シンポジスト:鹿毛雅治(慶應義塾大)/京野真樹(秋田県教育委員会)/藤森裕治(信州大)[五十音順] 人生が変わることもあります。核家族が大半の今,子どもの言葉は親だけでは育てられません。周囲の大人みんな で,子どもの「人間力としての言葉の力」を養わなければならない時代だと思います。——元 NHK アナウンサー であり,子どもの言葉を育てる数々の活動を行ってきた山根基世さんといっしょに,今,求められる言葉の力につ 学習指導要領の改訂を控え,アクティブ・ラーニングの視点から学習過程を改善することが求められています。どのように授業を いて考えましょう。 展開すればよいのか,評価をどうするのか,さまざまな試行を繰り返しながら日々模索し続けている先生方も多いことでしょう。国 語教育の現状や課題を押さえながら,アクティブ・ラーニングの視点から授業の展開と評価のしかたについて考えていきます。 13:00 〜15:00 講座Ⅰ ございます。 せた独自の活動を続けている。著書に 『山根基世の朗読読本』 (評論社) , 『こころの声を「聴く力」 』 (潮出版社)など多数。 プラスワン教材で子どもの学びを深める 田中洋一(東京女子体育大) 教科書教材に加えて,もう一つの文章(プラスワン教材)を有効に使った比べ読みの授業について,理論と実践を紹介します。読む 物語の学習を通して,子どもたちには,主体的に学び続けられる「学び方」を学んでほしいと思います。そのためには,子どもが ことの授業では,筆者や作者の考えを受け入れるだけで,自分の考えをもてない児童生徒が多いものです。そこで,視点の異なるプラ 「問い」をもち,解決方法を知り,「わかった!」という満足感がもてる授業をしたいものです。これこそが「楽しい」学びに通じる スワン教材を有効に使い,主教材に示された内容や意見を吟味したり評価したりすることを通して,自分の考えを形成させます。比べ のです。また,友達や教師との関わりを通して学びを「深める」ことができれば,共に学ぶ喜びを味わえるはずです。そのような授 読みの理論に加えて,小中学校の実践事例も紹介します。 業づくりのポイントを学び合う場にしたいと考えています。 講座Ⅱ (定員50名) 2 説明的な文章 ── 課題設定から迫る“わくわく授業”のつくり方[小] アクティブ・ラーニングと国語の授業・入門編 (定員60名) ── 初任の先生も経験豊かな先生も,知ろう!語ろう!考えよう![小] 青山由紀(筑波大附属小) 説明文と出会うと,子どもは知的好奇心からわくわくした表情を見せます。それなのに,授業ではトーンダウンしてしまうことが 邑上裕子(明星大)/安田恭子(元新宿区立西戸山小) あります。なぜでしょう。一つの要因は,課題です。子どもの問いと,指導者が設定する課題とが合っていないと,受け身の学習に 国語の授業が少し苦手という先生や,これからの授業づくりに不安を感じている先生にお薦めの, 「アクティブ・ラーニングの視 しかなりません。身につけさせたい読みの力と教材の特性を踏まえ,学習者が「解決したい」と本気になる課題とはどのようなもの 点を踏まえた国語の授業」を基礎から学べる入門講座です。そもそも国語ってどんなことを教えればいいの? ということを出発点 か,学習者の立場になって探っていきます。 ワーク ショップ 3 これからの定期テストの話をしよう (定員50名) ── 子どものいきいきとした学びのために[中] 甲斐利恵子(港区立赤坂中) にして,子どもが取り組みたくなる課題解決的な学習の組み立て方や,協働が生まれるグループ学習の進め方などについて,体験し ながら学び合いましょう。その他,授業づくりでお困りのことは,なんでもご質問ください。 15:10 〜15:20 「ことばと学びをひらく会」の展望 南校舎ホール 「ことばと学びをひらく会」副会長) 甲斐雄一郎(筑波大・ たとえ忙しくても子どもたちがいきいきと学べるのなら,私たちは努力を惜しんだりしません。楽しく学んでいる子どもたちの姿 「ことばと学びをひらく会」 は, 全国学力・学習状況調査が始まった平成 19 年に, 第 1 回研究大会を開催しました。 を見ることができたら,疲れも飛んでいきますね。そうやって苦労して授業をした後,必ず大変な定期テストがやってきます。授業 その当時と比べても, 子どもを取り巻く言語環境はさまざまに変わってきているといえるでしょう。今年度中には, とテスト。評価,評定とテスト。どんなふうに考え,どう取り組めばいいのでしょうか。定期テストをめぐる苦労を語り合い,定期 新しい学習指導要領の告示が予定されています。第 10 回研究大会という節目にあたり,ことばの教育の今後の展 テストと真剣に向き合う時間にしたいと思います。 望をお話しします。 ワーク ショップ 4 “4 つの視点”で充実授業! (定員50名) ── 言語活動の単元づくりのコツを伝授します[中] 冨山哲也(十文字学園女子大) 15:20 〜16:40 南校舎ホール 「アクティブ・ラーニング」と「言語活動の充実」は何が違うのかという質問をよく受けます。端的にいえば,魅力的な言語活動 ── 学習課題と評価のレシピ[小・中](定員 50 名) 森山卓郎(早稲田大)/達富洋二(佐賀大) 子どもが主体的・協働的に「ことばを見つめ,ことばで考え,ことばで表す」学習を進めていくとき,単元のはじめに設定する「学 習課題」と,単元の過程および振り返りのときに行う「評価」が重要です。本ワークショップでは,森山が「主体的・協働的にこと いと思います。 詩人 工藤直子 「意識して書くと詩は面白くなくなる。だから意識下のまだ言葉になっていない混沌としたものが,ぽこっと出てくるのをひたすら ねてくださいます。谷川ワールドと工藤ワールドを同時に体感できるとてつもなく贅沢な 80 分になることは必至です。 5 「ことば」を切り口に学びを見直してみませんか ばを見つめるとは?」 ,達富が「主体的・協働的にことばを見つめるには!」について,具体的な作品や実践例を通して考えてみた 谷川俊太郎 × な風景を生み出す気配が面白い」という工藤氏。この二人の詩人による言葉をめぐる対談は,登壇者である工藤氏自らが進行役も兼 したらよいでしょう。「課題」「活動」「交流」「評価」の4つの視点で言語活動例を具体化し,実際に単元の計画を考えてみます。 ワーク ショップ 特別記念対談 詩人 待つ」と語る谷川氏。一方,「『ことば』って面白い。『ことば』たちが,組み合わさり,混じり合い,文になり,自分の中にいろん はアクティブ・ラーニングになるはずです。例えば「批評する」という言語活動を,生徒にとって魅力的なものにするためにはどう ことばと学び10回_A4.indd 3-4 を行った。2013 年からは,地域作りと言葉教育を組み合わ (定員60名) ──比べ読みの理論と実践[小・中] (定員50名) 1 文学的な文章 ──「問い」から「わかった!」を生み出す授業づくり[小] 松木正子(前十文字学園女子大)/ 黒田英津子(下田市立浜崎小) 2 LLP「ことばの杜」を設立。朗読,読み語り等,様々な活動 ナウンサーとして,多数の番組,ニュース,ナレーション等 NHK 退職後は, 「子どものことば」を育てることを目的に ワークショップ・講座会場は,当日ご案内します。なお,教室定員の関係から,ご希望のワークショップにご参加いただけない場合も ワーク ショップ 山根基世プロフィール ▶ 1948 年山口県生まれ。NHK ア を幅広く担当し,女性として初めてのアナウンス室長となる。 ワークショップ・講座 ワーク ショップ 今,求められる言葉の力とは(定員80名) 16:40 谷川俊太郎プロフィール ▶ 1931 年東京生まれ。詩人。1952 年第 工藤直子プロフィール ▶ 1935 年台湾生まれ。お茶の水女子大学文 一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962 年『月火水木金土日の歌』 教育学部卒業後,広告代理店に勤務。女性初のコピーライターとして で第四回日本レコード大賞作詞賞,1975 年『マザー・グースのうた』 活躍し,のちフリーとなる。詩人,童話作家として子どもから大人ま で日本翻訳文化賞など,受賞・著書多数。詩作のほか,絵本,エッセ で幅広い世代に愛される作品を数多く生み出す。1983 年には『て イ,翻訳,脚本,作詞など幅広く作品を発表。近年では,詩を釣る つがくのライオン』 (理論社)で第 16 回日本児童文学者協会新人賞, iPhone アプリ『谷川』や,郵便で詩を送る『ポエメール』など,詩 2004 年には,日本の青少年文化への貢献に対して巌谷小波文芸賞を の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。 受賞, 2008 年には『のはらうたⅤ』 (童話屋)で野間児童文芸賞を受賞。 閉会 3 16/07/13 10:03
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