平成 22 年 4 月号 創刊号 群馬産業保健推進センター発行 平成22年度の群馬産業保健推進センターの取り組み 1. 利用事業場や利用者の拡大 現在群馬県内に労働者50名以上を使用する事業場は2,000社ありますが、その中で当センターを利用し ていただいているのは、わずか300社程度です。利用率は15%に過ぎず、もっと沢山の事業場や、産業 医・衛生管理者・看護師・労務担当者にセンターの存在を知っていただき、ご利用いただけるよう、周知活動 に力を入れます。 2. 相談窓口の周知 相談員さんを窓口に配置していますが、相談が全くない日もあり、宝の持ち腐れになっています。労働衛生・ 産業保健の現場で悩みや疑問のある方に気安く相談していただけるよう、相談窓口の周知に努めます。 3. 産業保健セミナーの充実 年間76回の産業保健セミナーを予定しました。テーマは講師の先生と今一番必要と思われる内容を多く取 入れ、カウンセリングやメンタルヘルスはシリーズとして計画し研修充実を図りました。 4. 利用者ニーズの把握と事業への反映 研修参加者やモニターの意見をお聞きするとともに、参加いただけない方からの意見を聞く機会を設けるこ とにしました。 5. 助成金事業の周知と利用者の拡大 産業医共同選任に対する助成金や深夜労働者の2次検診の助成金の申請が減っています。せっかくの制 度ですから、多くの方に利用いただけるよう周知を図ります。 以上の取り組みを進める一つの方策として、衛生管理者協議会の会長でもある萩原俊治氏を「促進員」に委嘱し、 県内の事業場を訪問、センターの業務内容を説明していただいています。萩原促進員やセンターの職員がお伺いす ることがあるかもしれませんが、多少の時間をいただければ幸いです。 4月1日付で転出した職員からのご挨拶です。 業務課長 星 満 桜の季節となり、日ごとに暖かさを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 3月4月というのは「別れ」「出会い」の季節でちょっぴりさびしい時期でもあり、将来に向かって夢・希望を抱く時期でもあります。私にとって は2年3ヶ月間の群馬での単身生活でしたが、センターをご利用いただいた皆様を始め、相談員の先生方、関係機関の皆様の暖かいご指 導をいただき、無事職務を遂行することが出来ました。紙上をお借りして、あらためて御礼申し上げます。 4月からは、地元に戻り栃木産業保健推進センター勤務となり、定年まで2年の勤務ですが、最後の力を振り絞って、微力ながら再スタ ートを切りたいと思います。 同じブロックの中ですので、時々は群馬にもお邪魔することがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆様のご健康と今後のますますのご活躍を祈念いたしまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。 からっ風発行のご挨拶 「さんぽぐんま」が、2009 年 1 月号をもって廃刊になって、1 年以上が経過しました。廃刊後はマールマガジンを配信し て参りましたが、皆さんから「廃止になって残念」「紙媒体の情報も欲しい」などの意見が多く寄せられたこともあり、簡便 な方法で情報誌を発行することになりました。 季刊の情報誌として、春・夏・秋・冬の年 4 回発行します。 本年度のセンターの相談員さんをご紹介します。 産業保健・労働衛生に関する相談に無料でお答えしています。お気軽にご相談ください。電話・メール・ファックスどの方法で もお受けします。 相談内容について 産業医学 中村保子相談員 ① 平成21年度の相談件数は339件で、昨 田中 義相談員 年度の3割り増しでした。 月岡鬨夫相談員 ②相談内容で多かったのは次のとおりです。 メンタルヘルスに関して 衛生工学 柿沼泰明相談員 健康診断に関して 保健指導 法令等の解釈に関して 大澤武克相談員 佐藤由美相談員 有害物質への対応について 健康づくりに関して メンタルヘルス 椎原康史相談員 竹内一夫相談員 健康衛生一般について 渡辺俊之相談員 松岡治子相談員 ③相談者の職種は 衛生管理者の方が最も多く、産業看護職の 方、労務管理担当者の方と続きます。 カウンセリング 鈴木浄美相談員 沼澤文子相談員 お近くへおいでの折は、どうぞセンタ ーへお立ち寄りください。 新しい情報をお伝え 羽鳥裕明相談員 します。 お待ちしています。 センターの職員をご紹介します 所 長 真下 延男 群馬県医師会の理事、真下胃腸科内科医院の医院長等、何足のわらじを履いているのかご自分でも分からなく なるほど、ご多忙ですが、地域の産業保健の推進にかける熱意には並々ならぬものがあります。 副 所 長 河上眞理子 2年目になり、少し進歩しました。 業務課長 柏原 武弘 4月1日の人事異動で、青森産業保健推進センターの業務課長から当センターへやってまいりました。出身は福 島県ですが、現在は東毛地区に自宅がありれっきとした群馬県人です。 業務係長 村山 義昭 群馬産業保健推進センターの「主」のような存在で、センターのことは何でも知っているので安心です。 職 員 横手知佳子 電話口や窓口で対応していますので、皆さんに接する機会は一番多いかもしれません。 職 員 中村 智子 研修の受付や、窓口でお目にかかっています。年齢は若いのですが、センターでは2番目の古株です。 職 員 竹部 拓也 主としてメンタルヘルス対策支援センターに関する業務を行っています。 ホームページへのアクセスとメルマガ会員登録へのお誘い 群馬産業保健推進センターでは、産業保健・労働衛生に関する情報を皆様にできるだけ早く、正確にお伝えしたいと思っています。その ためホームページには、最新の情報を掲載するように努力していますし、登録手続きをいただいた会員の皆様には、毎月1日にメールマガ ジンをお届けしています。下記のホームページから簡単に会員登録ができますので、是非お試しください。 独立行政法人 労働者健康福祉機構 群馬産業保健推進センター 〒371-0022 前橋市千代田町一丁目 7 番 4 号 群馬メディカルセンター 2 階 電話 027-233-0026 ホ ー ム ペ ー ジ ア ド レ ス http://www.gummasanpo.jp/ ファックス 027-233-9966 Eメール sanpo10gummasanpo.jp
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