第 2 学年1組 1 マ ットを使った運動遊び実践のまとめ 実践の変容 段 階 指導者 野木 男子17人,女子14人 (達成内容) 学習前 学習後 段 階 (達成内容) 佳代子 計31名 学習前 学習後 ★ゆりかご(手のひらをマットに) 21名 31名 前転連続 24名 30名 ☆ゆりかご 31名 31名 壁のぼり倒立 11名 27名 13名 21名 ★後ろ転がり 16名 27名 ☆かえるの足うち 29名 31名 ★川跳び 24名 31名 ☆前転がり 28名 30名 かえるの足うち(3回以上) (★スタンダード 2 ☆前学年スタンダード) 単元計画 時 配 ステップⅠ 1 2 用具の安全 5 ・マットの運び方 ・友逹を見る場所 10 ステップⅡ 3 4 基礎感覚学習 基礎感覚作り 5 6 ステップⅢ 7 8 ステップⅣ 9 発表会 できるようになっ た忍法の発表会 動物歩き,ゆりかご,背支持倒立川跳び, 腕支持,逆さ感覚,回転感覚等 学習の進め方 基礎を高める学習Ⅱ (ローテーション学習) 場ごとに忍法のポイント を確認し,運動する。 20 遊び作り 実態把握 30 基礎を高める学習Ⅰ ・後転・壁のぼり倒立 ・川跳び・連続前転 40 忍法のポイントを確認し,運 動する学習 45 3 友達の良さを見つ け,認め合う。 学習のまとめ 挑戦学習 できる ように なりたい 忍法を 様々な 場で挑戦 する。 本時の振り返り,まとめ,学習カード記入 学習場面ごとの様子 基礎感覚学習 基礎を高める学習Ⅰ・Ⅱ 挑戦学習 ゆりかご,動物歩き,カエ 坂道道場や,広々道場など5 前転がり・後ろ転がり・川 ルの足うちを班のみんなで取 つの道場を用意し,グループご 跳びの3つの中から自分で一 り組んだ。リズムやアドバイ とにローテーション学習通し つ忍法を選び,どの場ででき ス な ど 声 掛 け の仕 方 も 学 ん て動きを身に着けた。子供たち るようになりたいかも選ばせ だ。ペアの友達の動きをよく と考えた動きを小学習板にま た。ペアで声を掛け合いなが 見て,良い所を見つけ合った。 とめ,選んで取り組んだ。 ら取り組んだ。 2‐1・① 4 考 授業の推移(本単元で着目したい観点) 縦軸:評価 横軸:時間 察 「項目3」のグラフから,4、・5時間目にかけて「わかる」内容が多くなったことが分かる。基礎感覚学習 を積み重ね,基礎的な動きが身に付いてきたのと同時に,スタンダードの動きのポイントを全員で学習したこと が理解につながったと考える。また, 「項目6」のグラフから,授業の始めはどのように動いたらよいかが分か らずに動けなかったが,理解が深まるにつれて動き方が分かり,自分から進んで意欲的に学習に取り組めるよう になったことが分かる。 「項目7」「項目8」は常に高い数値を示していた。めあては毎時間学習カードに記入させ,どの動きをどの めに,他の時間よりも詳しくめあてを記入するような学習カードにした。また,単元を通してペアを固定したこ とと,ポイントを全員で確認して声掛けの仕方を学んだことで,友達との関わりが毎時間持てるようになったと 考える。 5 成果と課題 基礎感覚学習を単元を通してグループや,全体で行ったことで,マット遊びに必要な動きの定着につながった。 また, 「手手足足」 「手はパー」などの声の掛け方を全員で学ぶことができ,グループやペアでばらばらに動いて も同じように声を掛け合えるようになった。 基礎を高める学習では,全員で動きのポイントを確認し,学習板にも 掲示したため,その後の教え合いにつながった。友達同士で「もっとお へそを見るといいよ」とか「手で押すといいよ」など,よい声掛けがで きるペアがたくさん見られた。 単元後半になってもなかなかクリアできなかったのが後ろ転がりであ る。坂道道場を用意し,傾斜を利用して練習に取り組ませたが,うまく 感覚を掴めない児童も見られた。他の手立てや場を工夫してみたい。 2‐1・②
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