岡山大学広報誌「いちょう並木」No.81 に弊社社長が

〒700-0831
岡山市北区京橋町 10 番 17 号
Tel:086-224-4461 Fax:086-232-9489
http://www.nagaosh.co.jp/
2016 年 7 月 25 日
岡山大学広報誌「いちょう並木」No.81 に弊社社長が紹介されました
この度、岡山大学広報誌「いちょう並木」No.81 卒業生紹介のページに、弊社社長が紹
介されました。水硫化ソーダ事業についても記載されています。ぜひご一読ください。
添付資料
岡山大学広報誌「いちょう並木」No.81
ご参考
記事ページ抜粋
岡山大学公式ウェブサイト「広報誌いちょう並木」
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/kohoshi.html
March
April
1日 本学 の 強 み であ
る物 理 学と基 礎
生 命 科 学の研 究
基 盤 を 強 化 する
た め、「 異 分 野 基
礎 科 学 研 究 所」
を設立
Ⅵ
旧地 球 物 質 科 学 研 究センターの活
動を国際共同研究教育拠点として
一層活性化させるため、同センター
を 国 際 共 同 研 究 拠 点「惑 星 物 質 研
究所」
へと改組
岡山 県 内 の 産 官 学 民 が 連 携 し て 地
域の課題解決にあたるプラットホーム
「おかやま地域発展協議体」を創設
全学部で、 分授業・4学期制を導
入
2日 平成 年 度 岡 山 大 学 入 学 式、大 学
院入学式を挙行
8日 惑星 物 質 研 究 所 が 国 立 研 究 開
発法人宇宙航空研究開発機構
( J A X A )宇 宙 科 学 研 究 所 と 連
携協定を締結
日 「 平
成 年 度 科 学 技 術 分 野の文 部
科 学 大 臣 表 彰」の表 彰 式 が 文 部 科
学 省 で 挙 行 され、大 学 院 保 健 学 研
究科の山岡聖典教授が科学技術賞
理 解 増 進 部 門、異 分 野 基 礎 科 学 研
究 所の菅 倫 寛 助 教、大 学 院 医 歯 薬
学総合研究科
(薬)
の須藤雄気教授
が若手科学者賞をそれぞれ受賞
無機硫黄化合物の水硫化ソーダと硫化
ソーダで国 内シェア7割を占める最大手
取引先から鉄分の含有量を減らしてほし
方、腐食性が高く、不純物の鉄分を含む。
しても使われるなど幅広い用途を持つ。一
製品を開発。この開発途中に入社し、原
品 よりも鉄 分 を 約
いとの要 望を受け、2015年 末、従 来
ともに研究漬けの日々を送った。
とを最終目標に掲げ、研究室メンバーと
光触媒を使って水から水素を取り出すこ
したいとの思いを強くし、大学院に進学。
む中、何かを発見したり、創り出したり
合成と光触媒性能の評価の研究に取り組
め、知名 度のさらなる向上と国 内外での
るような付加価値の高い製品づくりを進
分野からの需要増が期待できる」と強調。
必要な眼鏡用の光学レンズ材料といった
「鉄分を大幅に減らしたことで、高い絶
縁性が求められる電子材料や、透明性が
り、製品への思い入れはひとしおだ。
の見直しなど試行錯誤を重ねたこともあ
専務取締役を歴任し、2016年2月より現職。
臨床成果
■ 大 学 院 医 歯 薬 学 総 合 研 究 科( 薬 ) 山 下 敦 子
教 授、 理 化 学 研 究 所 ら の 研 究 グ ル ー プ は、 口
の中で味物質のセンサーとして働く味覚受容
体 タ ン パ ク 質 の 細 胞 外 領 域 が、 味 物 質 を 結 合
することで構造変化することを初めて明らか
」
に し た。 英 国 の 科 学 雑 誌「 Scientific Reports
(5月臨時発表)
に掲載。 ■岡山大学と東京工業大学の両大学発のベン
」が4月1日に誕生し、
チャー企業「 s-muscle
空気圧で動作する細径人工筋肉の販売を開始
と従来の人工筋肉に比
する。外径が2〜5 mm
べ て は る か に 細 く し な や か な た め、 こ れ を 筋
繊 維 と し て 編 み 込 む こ と で、 軽 く、 柔 ら か く
着心地のよい介護福祉用サポートスーツやコ
ル セ ッ ト の 実 現 が 期 待 さ れ る。 岡 山 大 学 大 学
院 自 然 科 学 研 究 科 の 脇 元 修 一 准 教 授、 東 京 工
業大学工学院の鈴森康一教授らが中心となっ
(5月臨時発表)
て研究開発を実施。 ■ 資 源 植 物 科 学 研 究 所 の 佐 藤 和 広 教 授、 農 研
機 構 ら の 国 際 共 同 研 究 グ ル ー プ は、 オ オ ム ギ
の発芽を一定期間休止させる主要な種子休眠
( キ ュ ー エ ス デ ィ ー ワ ン )」
性 遺 伝 子「 Qsd1
が種子の胚の中で特異
の 配 列 を 特 定。 Qsd1
的 に 作 用 し、 植 物 種 子 の 休 眠 性 で は 報 告 の な
いアラニンアミノ酸転移酵素を制御すること
で、 休 眠 を コ ン ト ロ ー ル す る 仕 組 み を 世 界 で
初 め て 突 き 止 め た。 英 国 の 科 学 雑 誌「 Nature
」電子版に掲載。
Communications
(5月臨時発表)
■ 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 の 竹 内 秀 明 准 教 授、
基 礎 生 物 学 研 究 所 ら の 研 究 グ ル ー プ は、 メ ダ
カの三角関係(オス、オス、メス)において、
オ ス は 配 偶 者 防 衛 行 動( ラ イ バ ル オ ス と メ ス
との間の位置をキープし、両者の接近を防ぐ)
に よ り、 メ ス が ラ イ バ ル オ ス を 記 憶 す る こ と
を 妨 害 す る こ と を 発 見 し た。 動 物 学 専 門 誌
」に掲載。
「 Frontiers in Zoology
(6月臨時発表)
9
礎原料となり、電池材料や農薬の原料と
めるのは、岡山大学OBの長尾聡一郎さん
のナガオ株式会社。代表取締役社長を務
だ。
料の厳格な選定、生産設備の構造、材質
分の1に減らした新
年次からゼオライトなどの無機化合物の
長 尾 さんは環 境 理工学 部 と大 学 院 自
然科学研究科で計6年間学んだ。学部4
大学・大学院での研究生活で身につけ
た「 自分で考える力」が、今に大きく生
販路拡大に力を注ぐ。
今後も顧客のさまざまな要望に応えられ
呑みせずに多面的に得た情報をつなぎ合
1 9 8 0 年 、岡 山 県 出 身 。岡 山 大 学 環 境 理 工 学 部 環
境物質工学科卒業、同大学大学院自然科学研究科修
士課程修了。2005年に住友化学株式会社に入
〜 日 ア ジ ア 最 大 の バ イ オ 展 / 国
際会議
「 ラ イ フ サ イエンス ワ ー ル
ド2016
( 第 回 ア カ デ ミック
フォーラム)
」が東京ビッグサイトで
開催され、
医療、
創薬、
生命医用工学
など8件の最先端研究成果を出展
日 文部科学省の小松弥生研究振興局
長 ら 6 人 が 本 学 を 訪 問 し、意 見 交
換を実施
日 「岡
山大学名誉教授称
号授与式」を挙行
日 研究 推 進 産 学 官 連
携 機 構 が、企 業 が
目指す新事業と知
的 財 産 につ い て 考
える「 岡 山 大 学 知 財
フォーラム2016第1回」を創立
五十周年記念館で開催
日 定例
記者発表(5月)開催
社し、大阪工場経理担当や東京本社化成品事業部で
かせた。
従事。2013年、ナガオ株式会社に入社。取締役、
置で宇宙を調べているのか」と胸をときめ
「カミオカンデ」の写真。
「こんなすごい装
残っているのが、ニュートリノの観測施設
などに見入っていたという。特に記 憶に
学系の雑誌や図鑑などがあり、写真や図
幼少期から科学に興味津々で、小学4
年生のころの夢は「科学者」
。実家には科
とが大切」と語る。
る第一線の社員からも直接見聞きするこ
るのか分かりづらい。最も状況を知ってい
「机にいるだけでは現場で何が起こってい
許す限り生産や営業の現場へと足を運ぶ。
の経 営全般をまとめるとともに、時間の
を学んだ」と長尾さん。社長として会社
わせ、本当に正しいかを検証する心構え
きていると振り返る。
「データや結果を鵜
20
硫化ソーダは、自動車部品などに用い
られる高機能プラスチックや医薬品の基
日 ミャ
ンマー日 本 友 好 国 会 議 員 団の
7 人 が、同 国 の 人 材 育 成 支 援 を 要
請するため、医療分野において長年
にわたり支 援の実 績 がある本 学 を
訪問
May
5
日 G7 倉 敷 教 育 大 臣 会
合に出 席 するカナダ
連 邦 政 府 のメ アリー
アン・ミハイチャック雇
用・労 働 力 開 発・労 働
大臣らが来学。荒木勝
理 事・副 学 長( 社 会 貢
献・国 際 担 当 )ら と 会
談し、異分野基礎科学
研究所を視察
13
所 在 地:岡山市北区京橋
事業内容:化学品製造販売及び商社活動
水硫化ソーダ・硫化ソーダなどの無機硫黄化合物
を製造する水硫化事業部門、化学品の商社活動を
行う商品物流部門を中心とする化学品メーカー兼
商社。1931年創業、57年設立。
日 定例記者発表(4月)開催
▲学部生の頃の長尾さん(後列右から2人目)
。卒業式
当日に研究室メンバーと
NAGAO Soichiro
13
3日 国立六大学国際連携機構がオラン
ダの政府系独立機関 EP-Nuffic
との
包括協定を締結
8〜 日 地 球 物 質 科 学 研 究 セ ンタ ー
が、国際シンポジウム「 MISASA 」
を開催
日 定例記者発表(3月)開催
「学生文化奨励賞・学生
平成 年度
スポーツ賞」
授与式を挙行
日 個別学力検査等後期日程の合格者
を発表
津山 中 央 病 院 と
共 同で運 用 する
「が ん 陽 子 線 治 療
セ ン タ ー」の 開 設
記念式典を挙行
日 長瀬 産 業 株 式 会 社と、学 術 研 究の
振興と研究成果の社会活用の推進
を 図 ること を 目 的 と する 連 携・協
力に関する協定を締結
年度学位記等授与式を挙行
日 外国 人 留 学 生 と
日本人学生が共
同 生 活 を 送 る「 岡
山大学国際学生
シェアハウス」が完
成 し、竣 工 式 を 挙
行
日 平成
研究・
長尾 聡一郎 氏
岡山大学環境理工学部環境物質工学科卒業・大学院自然科学研究科修士課程修了
ナガオ株式会社 代表取締役社長
11
11
ICHO NAMIKI No.81●いちょう並木
いちょう並木●No.81 ICHO NAMIKI
10
60
13
16
22
23
27
■ナガオ株式会社
4
28
28
27
27
20
11
▲︎ナガオ株式会社で扱う主力製品。新たに開発
した硫化ソーダ(左から3つ目)は、従来品
よりも鉄分を約 20 分の1に減らしたことで、
さまざまな分野からの需要増が期待できる。
21
3
無機硫黄化合物を強みに
高付加価値の製品づくり
18
20
22
24
岡山大学での研究を生かし、社会で活躍する卒業生
をひらく。
扉
研究の
News & Topics
大学の動き
25
卒業生紹介