オープンスクール挨拶 - 広島県立広島南特別支援学校

平成 28 年度広島南特別支援学校オープンスクール 校長挨拶要旨(280625)
みなさん,おはようございます。本日は,本校のオープ
ンスクールに参加していただき誠にありがとうございます。
皆さんも御承知のとおり、県内には聴覚障害のある幼児児
童生徒を教育する特別支援学校は3校あります。この広島
南特別支援学校、呉南特別支援学校、そして尾道特別支援
学校の3校です。3校のいずれも幼稚部、小学部、中学部
が設置されていますが、高等部はこの広島南特別支援学校
本校だけに設置されています。その関係もあり、本校には
寄宿舎が設置されています。
県内唯一の高等部までを設置した聴覚障害の特別支援学
校である本校の使命、果たすべき役割として「聴覚障害の
ある幼児児童生徒に対して卓越した専門性に基づく聴覚障
害教育を一貫して行うことにより,自律し社会に貢献する
人材を育成する。
」ということを掲げています。
キーワードは「卓越」
「一貫」
「自律」です。このキーワ
ードについてビジョンに示している言葉で説明します。ビ
ジョン;目指す学校の姿には4つのキーワードをちりばめ
ています。
○ こわい:こわいほどぶれない一貫した指導を行う学校。
「一貫した」とは、教職員が教育方針に基づきベクトルを
同じにして、乳幼児期から高等部まで質の高い教育を一貫
して追及している姿を意味しています。
○ すごい:だれがみてもすごいと思われる専門性を発揮
する学校。卓越した専門性です。
○ ありがたい:
「この学校で学んでよかった」
「この学校
に入学させてよかった」「この学校に相談してよかった」
「今の自分があるのはこの学校のお蔭だ」と感謝される学
校を意味しています。
。
○ すてき:聴覚障害のある子ども達が「この学校で学び
たい」
、保護者が「この学校で学ぱせたい」
、聴覚障害教育
に携わる教職員が「この学校で仕事をしたい」とあこがれ
る学校を描いています。
こうした使命、姿を実現するために、本校の児童生徒に
いつも伝えていることが2つあります。
一つ目は、
「当たり
前のことを当たり前にする」ということです。学校や家庭
での勉強、早寝早起き朝ごはんなどの基本的生活習慣、挨
拶や返事、時間やきまりを守る 身の回りをきれいにする
などのことを当たり前にできるようにがんばってください
と言っています。二つ目は、自分で課題に気づき、考え、
判断・行動し、行動した結果には自分で責任をもつという
ことです。高等部を卒業する時には、友達が悪い、親が悪
い、先生が悪い、ということなく、課題に気づき、自分の
言葉で考え、判断し、どうするのかを決めて、行動し、行
動した結果に責任を持ってくださいと言っています。そし
て、「当たり前のことを当たり前にする」ことが「自立」、
「自分で課題に気づき、考え、判断・行動し、行動した結
果には自分で責任をもつ」ことが「自律」であると考えて
います。
特に、重点を置いていることは、幼児児童生徒の思考力
の育成です。そのためには授業の充実が大切であり、職員
の「生徒が考える力をつけるための指導力」を高めること
が不可欠です。だれがみてもこの学校の専門性は「すごい」
と思われるよう職員の研修の充実を図っています。
こうした取り組みの結果は卒業生の進路として表れると
も考えています。過去3年間の高等部卒業生の進路状況で
す。この春に卒業した高等部3年生19名は全員が目指す
進路を実現することができました。また、現在本校の卒業
生3名が本校の教員として着任しています。
(本校の教育活動の紹介)
・台北市立啓聡学校と姉妹校締結(H25~)
・創立100周年(H26)
・デジタル補聴システム(ロジャー)の導入(H26)
・支援センター開設(H27)
・男子卓球部全国聾学校卓球大会団体戦・個人戦4連覇(H
24~H27)
・陸上部、文化部の活躍
本日は,全体会に続いてそれぞれの学部の説明や授業参
観、体験授業などを準備しています。本日のオープンスクールがみなさんの進路の選択・決定に役
に立つことを願っています。
「今日のオープンスクールに参加してよかった」
「この学校に相談して
よかった」と思えるよう教職員一同、取り組んでいる様子を感じていただければ幸いです。本日は
よろしくお願いします。