議会だより平成28年8月号(PDF 約1MB)

平成28年
(2016)8月1日発行
No.26
5月臨時会・6月定例会
【6月25日 野原八幡宮御田植祭にて】
5月臨時会・6月定例会報告、主な議案の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
目 次
議案一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
意見書及び請願、議案等に対する討論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
賛否一覧、5月臨時会・6月定例会常任委員長報告、行政視察の受入状況・ ・・・ 5
一般質問・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
平成28年熊本地震に関する意見書、
ネット中継視聴方法お知らせ、編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
発行:荒尾市議会 〒864-8686 熊本県荒尾市宮内出目390番地 電話:0968-63-1628(直通) FAX:0968-62-0614 http://www.city.arao.lg.jp/gikai/
5月臨時会 及び
6月定例会報告
平成28年第3回荒尾市議会(臨時会)が5月24日、第4回荒尾市議会
(定例会)が6月6日から27日まで開催されました。臨時会では6件の専
決処分を承認したほか、100条委員会に要する費用や国民健康保険特別
会計における繰上充用のための予算が計上されました。
定例会では平成28年度一般会計補正予算や条例の制定、財産の無償譲
渡等が審議され、全議案が原案可決されました。また、平成28年熊本地
震に関連して3件の意見書を国会や関係省庁に対して提出したほか、荒
尾港海岸堤防老朽化対策事業の促進を図るための決議を可決しました。
主な議案の内容
平成 28 年度補正予算の他、審議された主な
議案は次のとおりです。
平成28年度補正予算関係
5月臨時会
会 計 名
補 正 額
一般会計
国民健康保険特別会計
予算総額
58 万 5 千円
204 億 58 万 5 千円
8,240 万円
94 億 1,363 万 5 千円
6月定例会
会 計 名
補 正 額
一般会計(第2号・第3号含む)
5,031 万 6 千円
204 億 5,090 万 1 千円
59 万 3 千円
94 億 1,422 万 8 千円
596 万 7 千円
61 億 5,931 万 7 千円
5 千円
2,934 万 8 千円
△ 34 万 1 千円
7 億 3,492 万 4 千円
592 万円
1 億 2,992 万円
国民健康保険特別会計
介護保険特別会計(保険事業勘定)
(介護サービス事業勘定)
後期高齢者医療特別会計
予算総額
南新地土地区画整理事業特別会計
※下水道事業会計については、職員の人事異動に伴う人件費の補正
・荒尾都市計画事業南新地土地区画整理事業施行条例の制定について 土地区画整理法に基づく施行条例を新たに制定するもの。
・荒尾市放課後児童クラブ条例の一部改正について
市が設置する放課後児童クラブについて、秋季休業期間の使用料を定めるもの。
・財産の無償譲渡について
地元自治会による自主的な活動を支援するため、該当する土地を無償で譲渡するもの。
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
2
平成28年第3回臨時会・第4回定例会上程議案一覧及び審議結果一覧
【第3回臨時会】
議案番号
委員会付託
結 果
専決処分について(荒尾市指定地域密着型サービスの事業の人員、
設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正)
―
承認
専決処分について(荒尾市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、
議第49号 設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正)
―
承認
議第50号 専決処分について(荒尾市国民健康保険税条例の一部改正)
―
承認
―
承認
―
承認
―
承認
財務
原案可決
財務
原案可決
議第56号 荒尾都市計画事業南新地土地区画整理事業施行条例の制定について
建設経済
原案可決
荒尾市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部改正について
市民福祉
原案可決
議第58号 荒尾市放課後児童クラブ条例の一部改正について
市民福祉
原案可決
荒尾市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予
議第59号 防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準
等を定める条例の一部改正について
市民福祉
原案可決
議第60号 財産の無償譲渡について
建設経済
原案可決
議第61号 平成28年度荒尾市一般会計補正予算(第2号)
財務
原案可決
議第62号 平成28年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
財務
原案可決
議第63号 平成28年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第1号)
財務
原案可決
議第64号 平成28年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
財務
原案可決
議第65号 平成28年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
財務
原案可決
議第66号 平成28年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第1号)
財務
原案可決
報告第2号 繰越明許費の繰越計算について(一般会計)
―
―
報告第3号 荒尾市土地開発公社の経営状況について
―
―
総務文教
原案可決
―
原案可決
財務
原案可決
議第48号
議第51号
件
名
専決処分について(行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に
関する条例の一部改正)
議第52号 専決処分について(荒尾市税条例等の一部改正)
議第53号
専決処分について(荒尾市特定教育・保育施設及び特定地域型保育
事業の利用者負担等に関する条例の一部改正)
❶ 議第54号 平成28年度荒尾市一般会計補正予算(第1号)
議第55号 平成28年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
【第4回定例会】
❷ 議第57号
議第67号 控訴の提起について
決議第7号 荒尾港海岸堤防老朽化対策事業の促進を図るための決議
議第68号 平成28年度荒尾市一般会計補正予算(第3号)
3
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
〔 継 続 審 査 分 〕
議案等に
対する討論
関係機関へ提出
原案可決
関係機関へ提出
原案可決
関係機関へ提出
原案可決
意見書第4号
平成 28 年熊本地震からの復旧・復興に係る特別な財政措置を求める
意見書
意見書第5号
被災者生活再建支援法の改正を求める意見書
意見書第6号
行政庁舎等再建についての国庫補助制度の創設を求める意見書
請 願
6月定例会では請願2件を審議して1件を不採択、1件を継続
審査としました。
❸ 平成 28 年請願第 4 号
100 条委員会解散と新病院建設への協力、震災被災への早期
対応を求める請願について
原案可決
待機児童解消に向けて緊急的な対応を求める意見書
関係機関へ提出
意見書第3号
をお願いしたい。
委員会の資料を委員長自ら
に 終 息 し、震 災 対 応 に 備 え
議 論 で あ り、委 員 会 を 直 ち
百 条 委 員 会 で 競 馬 場 跡 地
選択の根拠の証明が不毛の
のか。
し、も し 競 馬 場 跡 地 に 市 民
熊本地震により状況が一変
と 決 定 し た。こ れ は 市 長 の
楽堂に市民病院を建設する
○昨年
ていない。
公 平・平 等 な 委 員 会 と な っ
員 会 が 私 物 化 さ れ て お り、
のような事態を迎えたならば、 と し て 提 出 し た 行 為 は、委
病 院 が 建 設 さ れ た 後 に、こ
独断ではなく、多くの市民・
資 料 を、百 条 委 員 会 の 資 料
知り合いの業者が作成した
関 わ ら ず、公 開 す る 行 為 や
民の理解が得られない。また、 容 を 委 員 長 と い う 立 場 に も
対応に議会が全力で協力す
刻 解 散 し、病 院 建 設 と 震 災
市 民 へ の 信 頼 を 早 く 取 り
戻 す に は、百 条 委 員 会 を 即
会の設置目的を逸脱している。
計画中止を迫ることは委員
に 建 設 場 所 が 決 定 し た 以 上、
で あ り、既 に 野 外 音 楽 堂
料の食い違いの検証が目的
百 条 委 員 会 は コ ン サ ル 資
料と市執行部が使用した資
めた議長の責任も問われる。
投 入 さ れ る こ と に 対 し、市
○百条委員会開催に税金が
か と な っ た。非 公 開 で の 内
に お け る 不 正・矛 盾 が 明 ら
○百条委員会での進行過程
ま た、こ の よ う な 規 律 に
反 す る 質 問 を、そ の ま ま 認
問われる。
議員としての資質も厳しく
入院患者をどう避難させる
月に市長が野外音
○熊本震災への復興を最優
4
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
と な り か ね な い。地 震 対 応
議 員 が 集 ま る の で あ れ ば、
についても市の早急な対応
市の防災計画や被災地対応
について話し合うべき。
一 般 質 問 の 場 で 公 表 し、利
○非公開で行ってきた百条
平成 年請願
第4号について
用 し た こ と は 明 白 で、委 員
る こ と こ そ、市 民 の 期 待 に
議会の意見が出された結果
る以外に無い。
号について
応えるものである。
である。
議第
○ 熊 本 地 震 で 資 材 の 高 騰・
先 さ せ る べ き で あ り、委 員
長 と し て の 責 任 は も ち ろ ん、
人 材 不 足 が 生 じ て お り、建
野 外 音 楽 堂 付 近 の 測 量
結果が出ていないことか
長の発言で百条委員会の品
(反対)
設期間の延長も見据えて考
ら、百 条 委 員 会 の 資 料 と す
(賛成)
28
え る べ き。ま た、多 く の 市
54
民が高台に避難した現象が
継続審査
位が問われることから賛成
る に は 疑 問 が あ る。百 条 委
員会は原則公開としなければ、 である。
市民福祉
生 じ た に も か か わ ら ず、百
不採択
委員会報告書も偏ったもの
議会運営
条委員会を開催するのか。
結 果
重度心身障害者医療費助成制度を償還払いから現物給付へ変
更することを求める請願について
委員会付託
平成 27 年請願第 4 号
12
結 果
意 見 書 の 件 名
意見書
国会や関係省庁などへ意見や要望を伝えるため、市議会は意見書を提出することがで
きます。6月定例会では4件の意見書について審議し、原案可決しました。
平成28年第3回臨時会及び第4回定例会賛否一覧表
賛成 反対
菰 田 正 也
表決数
安 田 康 則
浜 崎 英 利
橋 本 誠 剛
結果
島 田 稔
木 原 眞 一
谷 口 繁 治
等
木 村 誠 一
俣 川 勝 範
中 野 美 智 子
案
●は賛成 ×は反対 ※議席番号順
多 田 隈 穣
石 崎 勇 三
議
田 中 浩 治
坂 東 俊 子
北 園 敏 光
議員名
鶴 田 賢 了
前 田 敬 介
小 田 龍 雄
※小田龍雄議長は可否同数の場合のみ裁決権を行使
❶ 議 第 5 4 号 可 決
13 ― 4
× × × ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● × ● ●
❷ 議 第 5 7 号 可 決
12 ― 5
● ● × × × ● ● ● ● × × ● ● ● ● ● ●
❸ 平成28年請願第4号 不採択
4 ― 13
● ● ● × × × × × × × × × × × ● × ×
上記以外の議案は全会一致で可決、承認になりました。
常任 委員 長報告
市民福祉常任委員会
各常任委員会より、議案の審査内容において出された意見を
報告します。
(異議なく可決された議案等を除く)
○議第57号 荒尾市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定
める条例の一部改正については待機児童対策を満たしておらず、非正規
職員を低賃金で増員するだけであり、子どもへの良好な環境を生み出していないということから反対
であるとの意見と、待機児童対策には潜在保育士の復帰へ向けた賃金引き上げ等の処遇改善が不可欠
であるが、今回の一部改正は幼児保育の専門知識を履修した保育士でなく、安易に准看護師で代替で
きるというものであり、待機児童問題の根本解決を遠のける内容であることから反対であるとの意見
と、現状では抜本的な解決策が見つからない以上、対処療法も仕方なく、また、反対の立場に立つと
准看護師に対するキャリア形成を無視することにもつながりかねない点からも賛成であるとの意見と、
現実的に要件を緩和しなければ受入れができないことから賛成であるとの意見があり、採決の結果、
賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した。
財務常任委員会
○議第54号 平成28年度荒尾市一般会計補正予算(第1号)につい
ては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した。
議会運営委員会
○平成28年請願第4号 100条委員会解散と新病院建設への協力、震災被
災への早期対応を求める請願については、賛成少数で不採択とすべきも
のと決定した。
※なお、総務文教常任委員会、建設経済常任委員会で付託された議案については、審査の結果、全会一致
で異議なく原案のとおり可決すべきものと決定されました。
行政視察の受入状況
(5月) 23日 大阪府摂津市議会
●上下水道事業一元化について
5
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
市政について問う 一般質問
6月20日、21日、23日の3日間、12名の議
員による一般質問が行われました。以下、質問
の内容を紹介します。
なお、掲載順は一般質問の順番です。
橋本 誠剛 議員
問
防災計画の見通しについて
防災意識の向上について、当局としてどの様に考え、見直し
ていくのか。
答
大規模災害が
る予定である。避難体制は今回の地震を教訓と
発生した場合
して12地区18ケ所に職員を配置する体制を
は、締結した各種災害協定による他県もしくは
確立している。また、自主防災組織の活動の支
国の広域的な連携支援の展開が必要である。平
援や防災意識の向上のための防災講話等を促進
成30年度までに県内関係機関と連携した実働
する。甚大な災害に対応するため「熊本県都市
型総合防災訓練が実施され、熊本県との広域連
災害時相互応援に関する協定」などを締結して、
携により大規模災害発生時の防災体制を確立す
災害時の連携がとれるよう努めている。
中野美智子 議員
問
胃がん予防対策であるピロリ菌検査費用の助成金負担に
ついて
6 月 10 日に公明党から「ピロリ菌検査の実施及びその助成」
を求める署名 15,898 人分を市長に提出した。佐賀県は本年度、
県内の全中学3年生を対象に検査の実施を決定している。本市も是
非、中学3年生対象から検討をお願いしたいと思うがいかがか。
答
本市におけるピロリ菌の検査については、
ており、新たな助成となると厳しいものがある。
市内7箇所の医療機関で実施しているが、
しかしながら、ピロリ菌検査が胃の疾患予防に大
検査の方法や医療保険の適用の有無による費用面
変有用な検査であることを承知しているので、佐
での差があり、積極的に進める環境が整っていな
賀県での先進事例などを研究し、効果的あるいは
い。ピロリ菌検査に係る「公費助成」については、
効率的な検査方法及び低予算で実施するための可
子ども医療費の助成拡充などを本年度から実施し
能性などについて引き続き検討していきたい。
※その他、女性の視点からみる防災対策について質問した。
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
6
坂東 俊子 議員
問
水道管耐震化について
熊本地震でも明らかになったように、水の供給は最重要課題
である。荒尾市でも水道管の老朽化と同時に、耐震化の問題
も考えていかなければならない。そこで、①荒尾市の状況はどうか。
老朽化は、耐震化は。②水道管の耐震適合性は何%か。③耐震化
についてどう考えているのか。予算はいくらかかるか。
答
本市の水道管は総延長約435km あり、
把握し、「資産管理計画」を策定予定である。耐
法定耐用年数の 40 年を超過した老朽管が
震化完了には長期間を要するので、非常時の協
8.7%で全国平均は12.4%。基幹管路の耐
定締結などバックアップ機能の強化、震災時等
震適合率は、全国平均36.0%に対し本市は
に迅速な復旧を図る「業務継続計画」の策定、
45.5%。耐震化が必要な基幹管路は約70k
市民への飲料水備蓄の啓発などソフト面での準
mで、事業費は約38億円。今後の耐震化につ
備を併せて進めて、災害に備えたい。
いては長期的な更新需要と財政収支の見通しを
※その他、待機児童対策と保育士の増員と待遇改善(正職員化、賃金保障)について質問した。
石崎 勇三 議員
問
非常時の行政機能の維持について
今回の熊本地震で庁舎損壊のため使用が出来ず、急遽その代
替施設として体育館・支所を活用し業務が遂行されていた。
もし当市において災害が発生し、庁舎が使用不可能となった場合、
その代替え施設を含めどのようにして行政機能の維持を図られる
か伺う。
答
7
本市庁舎の耐震基準は、震度6強程度にお
優先業務の遂行に、重要な要素である「首長不
いて倒壊する危険性が低いというもので、
在時の明確な代行順位及び職員の参集体制」 これは倒壊しないことが保証されているわけで
「電気・水・食料等の確保」 「災害時にもつなが
はない。このため庁舎が使用不可能となった場
りやすい多様な通信手段の確保」 「重要な行政
合に備え、代替施設となる市所有施設などの検
データのバックアップ」 「非常時優先業務の整
討が必要である。また、このほかにも非常時の
理」などを行い、行政機能を維持する必要がある。
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
田中 浩治 議員
問
平成 35 年度以降の可燃ゴミ処理について
平成29年度が耐用年のRDF化事業を5年間延長すること
になっている。平成35年度以降の可燃ゴミ処理をどう検討
されているのか。結論を出すタイムリミットをどう考えているの
か。RDF化事業そのものについてどのような見解かを伺う。
答
平成35年度以降の可燃ごみ処理につい
理する能力や機能を確保した施設であるか、ま
ては、発電事業の方向性がまだ示されてな
た、地震、水害等の災害に強く、全体経費の低
いため、現時点では何も決まっていないという
減が可能な、経済性に優れた施設であるか等の
状況である。早い時期には方向性を出していき
評価を行い、地域特性を踏まえ、荒尾市及び大
たいと考えているが、具体的な方向性を示すこ
牟田市にふさわしい、ごみ処理施設を検討して
とができない状況である。また、今後のごみ処
いきたいと考えている。
理事業については、ごみを安全かつ安定的に処
※その他、リレーセンターの老朽化問題ならびにRDFセンターへの直接搬入について、地震等の自然
災害対策について質問した。
多田隈 穣 議員
問
公立小・中学校のエアコン設置について
本市の厳しい財政状況に鑑みるも、今年以降も予想される夏
季の猛暑、及び近隣市町村の現状から『こどもと楽しむまち』
を真に実現する為には、公立小・中学校に早期にエアコンを設置
するのは喫緊の課題と言えるが、どのように考えておられるのか
お尋ねする。
答
本市の学校施設整備については、学校規模
限らず、費用対効果などを十分検討することと
適正化に伴うもの、耐震化などを優先して
しているものである。本市における教育分野で
取り組んできた。全国の学校エアコンの整備状
の重点戦略は「確かな学力の育成」であること
況は、平成 26 年 4 月において設置率約 30%と、
も踏まえ、教育現場の声も聴きながら、教育の
少しずつ高くなってきている。設置した場合、
充実のために優先すべきものを検討し、優先さ
新規に毎年 1 千万円を超える経常的な経費が発
れるものから取り組んでいきたいと考えている。
生するものであり、こうしたものは、教育費に
※その他、屋形山公園計画の現状及び今後について、老朽化した各公共施設の今後について質問した。
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
8
俣川 勝範 議員
問
荒尾市を「福祉のまちづくりへ」の推進について、地域
創造型福祉について
地域で暮らす一人ひとりに光を当て、きめ細かな福祉を展開
するためには、地域に「自助・共助・公助」プラス「互助」
の社会を築き、「ソーシャルキャピタル」を豊富に蓄積し、新しい
地域創造型福祉の基盤を固めなければならない。本市でも新たな
ネットワーク形成が求められている。地域創造型福祉についての
お考えをお尋ねする。
答
「荒尾市地域福祉計画」で「自助」
「共助」
「公
助」を連携し「ともに助け合い」
「支え合う」
して参画する「協働のまちづくり」を進める必
要がある。「地区協議会」や「荒尾市社会福祉協
まちづくりを推進している。地域の中で安心し
議会」をはじめ「民生児童委員」あるいは「福
て暮らしていくためには「共助(互助)」で「自
祉委員」などに地域活動を行って頂いており、
立を支援」し「地域社会とのかかわり」を促し「共
地域における「公助」「互助」が可能となる「地
に生きる社会」をつくり、サービスの担い手と
域福祉」の基盤づくりを進めたいと考えている。
※その他、平成28年熊本地震について質問した。
木村 誠一 議員
問
教職員の業務の実態について
日本の教員の業務に関しては、OECD国際教員指導環境調
査結果でも指摘されているように、その多忙さは群を抜いた
ものになっている。本市での実態と教育委員会としての現状の認
識と、今後の課題について考えを伺う。
答
小中学校の教職員の業務は、朝の登校指導
保持するため、在校時間を減らす工夫やストレ
から放課後の部活動や生徒指導、個別の学
スチェック調査を実施していく予定である。今
習指導など多岐にわたっており、多忙感や負担
後も教職員の声にもしっかりと耳を傾けながら
感が強くなる傾向にあるため、各学校では「校
校務事務の軽減に努め、教職員が子どもたちと
務改革」や「授業改革」などを進め、負担軽減
関わる時間を確保することにより、落ち着いて
策を講じているところである。教育委員会でも
学べる環境づくりを推進していきたい。
業務実態を把握し、教職員の健康や勤労意欲を
※その他、立地適正化計画コンパクトシティについて質問した。
9
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
谷口 繁治 議員
問
新病院建設の進捗状況について
昨年12月に市長は新病院建設場所を野外音楽堂一帯に決定。
それを受け1月臨時議会と3月定例会で、予定地の測量と周
辺部の道路改良設計費、また本体の基本・実施・造成設計費等、
約3億円余りを議決した。しかし、場所決定から6か月経ったが
事業は進んでいるのか。進捗状況を伺う。
答
道路協議の進捗については、県警と事前打
て県警協議により決定していく予定である。公
合せを行っている状況で、道路法線や交差
募型プロポーザル方式による事業者選定につい
点の形状、病院乗り入れ形状等設計の検討を行
ても、10月中に設計事業者と契約を締結し、
っている。今後、交通量調査に基づく交通解析
平成29年12月までに設計を完了、その後、
を行い、その結果を反映させた設計に修正し、
本体工事に着手し、平成31年度末までに完了
前面道路等の道路線形や交差点形状をあらため
させる予定で準備を進めている。
※その他、地域おこし協力隊の現状について質問した。
北園 敏光 議員
問
熊本地震発生に伴う本市における今後の対応について
熊本地震を受けて、本市でも予防準備を急ぐ必要がある。本
市の防災計画には被害想定がされておらず、計画が曖昧であ
り、想定に沿っ て計画を整合性あるものに見直す必要がある。
住宅耐震化促進のために本市においても、補助制度を設けるべき
である。
答
平成27年度から戸建て木造住宅と緊急
募を行う予定であり、熊本地震の影響で市民の
輸送道路沿道の建築物の耐震診断を、国の
耐震化に関する意識が向上して、申し込みが増
補助制度を活用して行っており、「広報あらお」
えるのではないかと考えている。今後は、耐震
や「ホームページ」において公募を行っている。
化を促進するためにも補助制度の拡充や関係団
しかしながら、昨年は申し込み者がおらず耐震
体と連携しながら、耐震化に対する相談体制や
診断の実施に至らなかった。今年も引き続き公
普及啓発などを図っていきたいと考えている。
※その他、荒尾市総合計画条例の実効的運営に関して、緑ケ丘地区周辺のまちづくり計画について質
問した。
荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
10
木原 眞一 議員
ゴミ処理について 金山不燃物処理場の期限は。新しい場所の確保は
問
金山不燃物処理場は 10 年で満了で、後は公園にするとの話
であった。早 33 年になり、ゴミの分別リサイクル化で延命
化したが、満杯近くなってきた。市民生活に欠かせない公共都市
施設である。近隣住民、浸出水下流域住民、金山地区民の協力が
欠かせない。処理場の期限と新しい場所の確保について尋ねる。
答
昭和59年に金山最終処分場での埋立て
研究課題ではなかったが、今般の熊本地震にお
を開始したが、33年経過した今日でも埋
いて大量の災害廃棄物が発生し、その円滑かつ
立て満了とはなっておらず、計画以上の延命化
迅速な処理を進めていくことが大きな課題とな
ができている。このことは、埋立地周辺地域の
っているので、新しい最終処分場について、将
方々をはじめとする、市民の皆様のごみ分別に
来的な研究を進めていかなければならないと考
対するご理解・ご協力の賜であると感謝してい
えている。
る。新しい最終処分場の確保については緊急の
※その他、
「スマホ」の受信エリアと「FMたんと」の受信エリアについて、消費税について、18歳選
挙権について質問した。
安田 康則 議員
問
市長の政治姿勢について
新病院の開院は平成31年度内が前提条件である。その条件
の入口である「都市計画変更(警察協議等)」が未定である
ことから、開院時期が大幅に遅れることが懸念され、当局は事業
費を試算して市民に説明する義務がある。工期と事業費について
説明が出来ない事業計画であれば、即刻中止すべき。
1.熊本地震における本市の対応について
2.荒尾市行政改革の今後の展望及び教育部長、
総務部並びに建設経済部の次長職の設置に
ついて
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荒尾市議会だより(平成 28 年 8 月発行)No.26
3.新病院建設候補地である野外音楽堂につ
いて
4.公職選挙法違反容疑送検による政治責任に
ついて
平成28年熊本地震に関する意見書
荒尾市議会は6月27日の定例会最終日に、平成28年熊本地震に関連する以下3件
の意見書を全会一致で原案可決しました。今回の熊本地震で被害の大きかった県内自治
体は、これから長期間にわたる復旧が予想されることから、荒尾市議会としても国会や
関係省庁に対し、支援や制度の拡充を強く求めていく所存です。
●平成28年熊本地震からの復旧・復興に係る特別な財政
措置を求める意見書
●被災者生活再建支援法の改正を求める意見書
●行政庁舎等再建についての国庫補助制度の創設を求める
意見書
議事録
の
閲 覧
傍聴のご案内
議会での質問や答弁の主なも
のは要約して市議会だよりに記
市議会の本会議では原則として公開されて
載していますが、より詳しい内
おり、どなたでも自由に傍聴できます。
容は、荒尾市立図書館で議事録
傍聴で市政の方針や市議会の活動などを知
の貸し出しを行っています。また、市議会の
ることができ、市民の方は、自分の選んだ議
ホームページでも議事録を検索・閲覧できます。
員の活動を身近に見ることができます。傍聴
ご活用ください。
席(80席)は市役所3階北側の本会議場です。
ネット中継
視聴方法
編 集
後 記
あの忌まわしい熊 本 地震の復
興に、県 内 各 所で県 民の皆さん
が一丸となって取り組んでおられる中、天災とはいえ梅雨
の長雨で土砂災害が発生しました。災害に遭われました皆
様へ心よりお見舞いを申し上げます。
さらに、これからは暑さも日に日に厳しさを増してまい
ります。熱中症対策にも十分気を付けられまして、8月の
荒炎祭には沢山の市民の皆様が元気に参加して頂きますよう、
議員一同心よりお待ちいたしております。
[議会広報特別委員会]
委員木原 眞一 委員菰田 正也
委員長浜崎 英利
委員多田隈 譲 委員田中 浩治
中野 美智子 委員橋本 誠剛 委員谷口 繁治
副委員長
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※荒尾市議会だよりをお読みになってのご意見・ご感想を議会広報特別委員会までお寄せください。今後の参考にさせていただきます。