回覧 ★犬を放さないで! 県条例により犬の放し飼いは禁止されています。夜間や早朝などに犬を放すこともいけ ません。飼い主の知らない間に、よそでいたずらをしたり人に危害を加えたりしているか もしれません。また、散歩の時もきちんと引き綱を付けて出かけましょう。 ★散歩中のふんは… 道路や公園はトイレではありません。犬を散歩に連れて行くときはビニール袋などを持 って行き、ふんを必ず持ち帰り始末しましょう。おしっこも人家の玄関先でさせないよう にするのは当然のマナーです。ペットボトルなどに水を入れて持ち歩き、おしっこなどを その水で流すよう心掛けましょう。 ★猫は室内飼育を! 放し飼いの猫はご近所の庭を汚したり、自由な交配により数が増えたりと、結果的に地 域の人たちに迷惑をかけることになります。また、細菌やウイルスなどの感染や交通事故 に遭う心配もあります。トイレや爪とぎの設置、立体的な移動や外を眺められる場所の確 保をして、屋内で飼うよう努めましょう。 ★絶対に捨てないで… 犬や猫を捨てることは法律で禁止されています。捨てられた犬や猫が生き残れる可能性 は低く、万一生き残ってもその多くは野犬や野良猫になって周囲に迷惑をかける存在にな ってしまいます。「誰かが拾ってくれるかも」などというのは甘い考えです。 あなたと愛犬・愛猫の関係がうまくいっていて、毎日楽しく暮らしているとしても、 どこかで誰かに迷惑をかけているとしたら、それは正しい飼い方とはいえません。 世の中には動物が嫌いな人、苦手な人も沢山います。そのような人にも理解が得ら れるよう、ルールとマナーを守り、家族の一員として責任を持って飼いましょう。 裏面に続きます ◆不幸な命をこれ以上増やさないために・・・◆ 繁殖制限していますか? 保健所に持ち込まれる子犬・子猫が後を絶ちません。毎年数千頭の犬や猫 が県内の保健所に引き取られ、処分されています。繁殖を希望しない場合は、 不妊手術や去勢手術を行いましょう。 驚きの繁殖力 犬は年に1~2回、猫は2~3回、1回あたり3~6頭もの子犬・子猫を10年近く の間産み続けます。 年に2回、1回あたり4頭産むとすると、1頭が一生涯に産む頭数は 80 頭にも上り ます。 さらに産まれた子犬・子猫は約 1 年で妊娠可能となり、そのままにしておくとねずみ 算式に増えてしまうのです。 多頭飼育は苦情のもと 生まれた子犬や子猫を全部きちんと飼うことは、 一般の家庭ではとても難しいことです。 能力を超えた多頭飼育は、騒音や悪臭苦情を招き、 散歩も十分にできず放し飼い状態になったり、さら に新しく子犬・子猫が産まれたりと悪循環のため、 地域からも迷惑がられる存在になりがちです。 不妊・去勢手術のメリット メスは不妊の処置をすることで、危険な出産を繰り返すことも無く、子宮や乳房など の生殖器官の病気にかかりにくくなります。また、発情が無くなるので、オスに誘われ て迷い込むようなことも無くなります。 オスは去勢することでオスとしての本能が押さえられるので、性格が穏やかになり、 闘争・放浪・泣き声等の問題行動の少ない飼いやすい犬になると言われています。 どちらも子犬や子猫の時に行っておくと、より効果的です。 ~産まれた子犬・子猫が飼えないなら「産ませない!!」~飼い主の責任です。 問い合わせ先:農林環境課 環境係 TEL 0195-62-2111 内線 307・308
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