ハヤヨミ！看護政策 No.１８６都道府県看護協会長様本会職能委員様日本看護協会広報部 2016 年 7 月 20 日精神障がい者地域包括ケアに賛同多数地域精神保健医療体制分科会公開可「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」の分科会である「新たな地域精神保健医療体制のあり方分科会」の第 5 回の会合が 15 日に開催された。事務局から提案された精神障がい者地域包括ケア（案）の考え方に多くの構成員が賛同した。本会から構成員として参画している中板常任理事は、意見書を提出し以下についてあらためて要請した。 1.精神障害者の入院から退院・地域移行にむけたケアマネジメントの体制整備 1-1 なかでも市町村が「個別ケースの検討」を多職種(チームアプローチ）で実施する仕組みの醸成＜（案）市町村における自立支援協議会部会の活用＞ 1-2 上記「個別ケースの検討」に訪問看護師の参画が促進されるよう、要綱やガイドラインの構成メンバーに参加を明示 2.精神病床入院患者の退院促進などの観点から、精神病床を一般病床と同様の看護職員配置標準とすること今後は、①精神障がい者を地域で支える医療のあり方について②多様な疾患に対応できる医療体制③精神病床の更なる機能分化について議論され、「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」に報告される予定。「ハヤヨミ！看護政策」は、看護政策関連の情報や本会の動きを、都道府県看護協会の皆さまと本会職能委員の皆さまにお伝えするものです。内部活用を基本としていますが、中見出しに記載している「◎」は公開可能な内容、「■」は公開をお控えいただきたい内容です。情報の取り扱いには、ご留意いただくようお願い申し上げます。〒150-0001 ＜お問合せ先＞日本看護協会広報部東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話：03－5778－8547 FAX：03-5778-8478 E メール [email protected] ホームページ http://www.nurse.or.jp/