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25 長岡市立才津小学校
６学級（１９７人）
〒９４０−２１３３
長岡市才津西町 2200 子･長岡駅より 7.0km バス
http://www.kome100.ne.jp/saizu-es/
E-mail [email protected]
１
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(3)
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(6)
２
(1)
主な被害状況
グラウンドの地割れ及びプールサイドの亀裂
水道管の破裂３箇所
校地及び校舎廻りの地盤沈下
校舎の床や壁の亀裂
体育館床の亀裂
戸棚・書庫のガラス破損（食器破損）
地震から学んだこと
予期せぬことが起こった
文化祭の打ち上げで、長岡駅周辺で飲んでいた。そのとき地震が起きた。
３階の部屋は激しく揺れる。ビール瓶が激しく転ぶ。ある職員が「この料
亭は鉄筋だから潰れない。」の一言で何とか冷静に。それでも怖かった。
職員が必死にしがみついてきた。私も自分のこの体が恐怖を覚えている。
(2) 校長が的確に次のように指示をする
余震が続き、周りの状況が把握できない料亭の中で最悪の事態を想定し、
① 先ずは腹ごしらえをする。② 食料を持つ。③ 東と西に分かれてグループ
で家に帰る。④無事に帰ったら校長に電話する。
※実際、電話は職員１人しか校長宅に繋がらなかった。
(3) その夜、ホテルに泊まる
ＪＲもバスも不通。私は長岡駅前のホテルになんとか泊めてもらった。
翌日早朝６時、学校に電話をかけると避難所になるということを避難所職
員から聞いた。校長宅に電話は通じない。直接学校でなくて、とにかく我
が家に帰り、車で学校に行かなければならない。幸運にも東三条駅行きの
バスが出た。それに飛び乗り我が家に戻り、態勢を整えて食料と寝具等を
持って学校に向かった。見附大橋が渡れない。迂回しながら向かう。
(4) 学校に泊まる
１３時３０分着。教務主任がいち早く学校に駆けつけてくれたとのこと。
学校ではすでに校長の指導の下、職員室の後片付け、児童の安否確認がほ
ぼ終わっていた。夕方から後は私の出番。電気はつかない。水道もガスも
出ない。電話の災害優先ダイヤルがつながる。泊まって避難所を手伝う。
(5) 不幸中の幸い
それにしても前日の授業で地震の学習をしたばかりである。震度６弱と
は１０段階の８レベルではないか。誰も死ななかった、誰もけがをしなか
った。家族も児童も職員も。これが当たり前のことではあるがとても幸運
であった。元気を出して復旧作業をすればいい。子どもが学校に来てすぐ
活動できるようにと願いながら。
（資料）
・震度は１０段階表示０１２３４５弱５強６弱６強７
・長岡市の防災計画では、震度５強以上の地震に対して各学校に職員全員集
合体制をとる。但し調理師は予め決められた学校に集合。児童の安否確認、
通学路の安全確認、復旧作業、避難所開設作業を行うなどとなっている。
・越後平野は全国２番目の大きさの沖積平野。今までに信濃川沿いに地震が
多く発生している。長岡市は近年過去に２回発生している。 (◆ 関原地震
昭和２年 10 月 27 日震度６ ◆ 長岡地震昭和 36 年２月２日震度６ )
グラウンドの地割れと液状化現象
大きい所で幅５０ｃｍ位深さ１ｍ位
亀裂は５本で合わせて約２００ｍ程度
右端の門扉がプール機械室から斜めに
傾き、左端中央の国旗掲揚塔基底部の
ポールのボルトが一本破損
わずかにポールが傾いていた。
平板には液状化現象も見られる。
プールサイドが開き平板が多数歪む
（プールフェンスをはずして撮影）
学校周辺のマンホールが突出
至る所で同様なことが見られた。
道路が歪み液状化現象も見られる。
（文責
宮島敏明）

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