用語集 ●ASK........................................................ ●イレギュラー運航.................................... ●フリートマネジメント............................... available seat kilometerの略。旅客輸送 航空機システムの不具合等が発生し、目的 需要動向に柔軟に応じて収入を最大化、費 容量の単位。総座席数×輸送距離 (キロ) 。 地などが変更される事態。ただちに運航の 用を最小化するために航空機を運用する管 安全に影響を及ぼすものではない。 理手法。 ●インシデント............................................ ●フルサービスキャリア.............................. や手荷物の制限など徹底したコスト削減に 航空法第76条の2で「航空機の事故が発生 広範囲の路線ネットワークを持ち、従来から より、低価格の運賃で運航する格安航空会 する恐れがあると認められる事態」 。発動機 の各種サービスを実施する航空会社。複数 ●LCC........................................................ ローコストキャリアの略。サービスの簡素化 社。航空規制緩和が進むなかで、世界各国 の損傷、機内火災など16項目および「準ず の座席クラス(ファースト、ビジネス、エコノ に登場している。 る事態」 が航空法施行規則によって定義され ミーなど)を持ち、食事、飲み物、エンターテ ている。 インメントをはじめ、サービスを運賃に含め ●オープンスカイ協定................................ リアとも呼ばれる。 ●ROA....................................................... return on assetの略。総資産利益率。営業 ている。ネットワークキャリア、レガシーキャ 利益を総資産 (純資産+負債) で割った数値。 国・地域間で締結する航空協定において、人 事業に投下した資産がどれだけ利益を上げ や物の往来が自由になるようにしたもの。こ ●マーシャラー........................................... ているかを示す。 れにより、航空会社による便数や運航地点な 誘導。地上の航空機を所定の場所まで、手 どの設定の自由度が高まる。 信号により誘導する専門職。 ●コードシェア............................................ ●ユニットコスト......................................... ●ROE........................................................ return on equityの略。株主資本利益率。 当期純利益を株主資本で割った数値。株主 航空会社間の合意のもとに、相手の運航す 航空運送連結費用(燃油費、収入費用両建 の投資に対する収益率を表す。 る便に自社の便名を付け、予約システムや ての関連会社向け取引を除く) /ASK。 ●RPK......................................................... ること。共同運送便。 revenue passenger kilometers の 略。各 有償旅客が搭乗し、飛行した距離の合計。有 償旅客数×輸送距離 (キロ) 。 . ....................... ●SMS (安全管理システム) 時刻表に表示し、自社の運航便として運航す ●重大インシデント..................................... ●ユニットレベニュー.................................. 旅客収入/ASK。 航空事故には至らないものの、事故が発生 ●レベニューマネジメントシステム............. する恐れがあったと認められるもので、滑 需要の変動を予測したうえで、レベニュー 走路からの逸脱、非常脱出、機内における (収入)の最大化を目指し、適切な販売管理 航空会社の全分野において、事故の要因 火災・煙の発生および気圧の異常な低下、 を図る手法。段階的な早期割引運賃の設定 となるリスクを事前に認識し、そのリスク 異常な気象状態との遭遇などの事態が該当 などにより、最適な搭乗数を確保することが を適切に管理することによって、事故の発 し、国土交通省が認定する。 これに当たる。 現場までが安全方針や安全情報を共有し、 ●ダイバーシティ........................................ ●ロードコントロール.................................. 互 い の 信 頼 関 係に基づき、組 織 的に取り 多様性を意味する言葉。性別、年齢、人種、 航空機の重量管理。重心位置、許容搭載量 組むべき活動。安全管理システム。Safety 国籍、信仰、価値観、障がいの有無などの差 および積おろし順序を考慮して貨客を搭載 Management System。 異を超え、均等な雇用機会を設けて、それ すること。 生を予防するものであり、経営トップから うマネジメントの考え方。 ●ロードファクター..................................... 有償座席利用率。総座席数に対して、有償 航空連合とも呼ぶ。同一アライアンスの加 ●ノーマル・ライン・ 旅客がどのくらい搭乗したかを表し、座席の や、乗り継ぎ空港での手続きの簡略化、マイ オペレーション・モニタリング.................. レージプログラムの相互利用、上級会員向 日常運航や通常業務(ノーマル・オペレー キロ)/ASK(有効座席キロ)で計算する。無 け空港ラウンジサービスの共有などの業務 ション)における不具合の潜在要因を見出 償旅客を含めないため、搭乗率とは異なる。 提携を実施している。 し、予防的対策を講じるための未然防止型 いわゆる3大航空アライアンスとしては、 「ワ プログラム。 盟会社間で、コードシェア便の相互乗り入れ ンワールド・アライアンス」 「スター・アライ アンス」 「スカイチーム」 がある。 販売状況を計る指標となる。RPK(有償旅客 J A PA N A I R L I N E S R E P O R T 2 0 1 6 ●アライアンス........................................... ぞれの能力を最大限に発揮していこうとい 115 J A PA N A I R L I N E S R E P O R T 2 0 1 6 J A PA N A I R L I N E S R E P O R T 2 0 1 6 116 117
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