資料2(PDF:207KB)

カステジョン・デ・ラ・プラーナ市について
1 地理・人口・面積・市政
・スペイン東南に位置する港町。面積 107.50km2(宇部市:287km2)。人口約 18 万人。
・市長:Amparo Marco Gual(アンパロ・マルコ・グアル)
・1987 年 フランスのシャテルロー(Chatellerault)と姉妹都市提携 主に文化交流
2 歴史・成り立ち
・新石器時代には人が居住していたことが確認されている。
・1233 年
ハイメ 1 世がバレンシア王国を征服。
・1251 年
・1833 年
・2016 年
カステジョンの街が公式に建てられた。
ハイメ 1 世が、街を山から平野(プラー
ナ)に移す許可を与える。
新しく定められた県の県都となる。
市役所建造 300 周年/市制 765 周年
3 交通
・【空港】カステジョン空港:チャーター便の就航のみ。定期便はない。
・【空港】カステジョン・コスタ・アザアール空港:2011 年に完成。70km 南にバレンシ
ア空港(国際空港)がある。
・【鉄道】カステジョン・デ・ラ・プラーナ駅:中・長距離、高速電車も停車する駅。
・
【港】カステジョン港:カステジョン港南部拡張地域では 2027 年までの計画で拡張工事
が進められている。2009 年に 1,000 百万ユーロ(約 1300 億円)を投じて新しいドック
を竣工。岸壁は、直線距離 1.2km、深さ 16m。付近には、石油化学及びセラミックの物
流センターがあり、その面積 217ha。
4 産業
・主要産業は、工業及び農業。
・農地面積は 9,500ha、柑橘類が中心。柑橘類は、国内で消費される他、北米とヨーロッ
パに輸出されている。
・港周辺に宇部興産の関連会社である UBE Coporation Europe, S.A.がある。
・港周辺に英国 BP 社が所有する石油精製所があり、600 万トンの石油精製能力を持つ。
ガソリン、ディーゼルその他の石油製品が作られる。
・カステジョン周辺は、セラミックの生産が盛ん。通称セラミック・トライアングル。
・ジーンズやストッキングを中心とする繊維業も盛ん。
5 教育
・幼稚園及び小学校が 35 校、中学校が 13 校、高等学校が 11 校。
・ハイメ 1 世大学(1991 年開校、総合大学、生徒数 13,000 人)
・私立 CEU カルデラル・エレッラ大学(2010 年開校、教育、薬学、看護)