簿記・会計

21
簿記・会計
1
上記の額面¥2,000,000 の社債を額面¥100 につき¥99 で売却し、代金は小切手で
受け取り、ただちに当座預金に預け入れた。
次の取引の仕訳について、ア 、イ 、ウ 、エ 、オ 、ク 、ケ 、コ に当てはまる勘
定科目をそれぞれの解答群からひとつずつ選び該当する数字をマークしなさい。同じも
のを2回以上選択してもよい。また空欄 カ 、キ 、サ に当てはまる数字をマークしな
さい。なお、( )の勘定科目や金額は各自で考えること。数字の空欄は桁を表すも
のであり、解答する必要はない。商品に関する勘定は 3 分法による。
⑷
株式会社磐田商会は、あらたに株式 150 株を 1 株¥50,000 で発行し、その全額の
引き受け・払い込みを受け、払込金を当座預金とした。ただし、払込金額のうち 1
株につき¥15,000 を資本金として計上しないことにした。 清水商店は大阪商店に委託販売のため、商品¥700,000(原価)を発送した。発送
なお、この商品について¥500,000 の荷為替を取り組み、割引料を差し引かれた
(借) 当座預金 ( ) (貸)( )5,キ
¥495,000 は当座預金に預け入れた。
ア
710,000 (貸)( )
( )
⑸
イ
ク
( )
浜松商店は、静岡商店から商品売上代金として裏書譲渡された沼津商店振り出し
の約束手形¥300,000 が不渡りとなったので、静岡商店に償還請求をした。なお、
現 金( )
当座預金 495,000
,000
このために要した諸費用¥4,000 は現金で支払った。
( )
( )
( )
(借) ( ) 304,000 (貸)
ケ
( )
現 金 4,000
⑵
名古屋商店振り出しの約束手形¥600,000 を取引銀行で割り引き、割引料を差し引
静岡商店は、沼津商店が倒産したため上記の手形が回収できなくなったので、浜
松商店に支払った手形金額¥300,000、償還費用¥4,000 を含めて貸し倒れとして処
かれた手取金¥595,000 は当座預金に預け入れた。なお、保証債務の時価は、手形
額面金額の1%とする。
理した。なお、貸倒引当金の残高は¥165,000 ある。
(借) 当座預金 595,000 (貸)( ) ( )
(借) 貸倒引当金 ( ) (貸) ( ) ( )
( )
ウ
5,000 コ
( サ
,000 ) ( )
( ) ( )
ア 、イ 、ウ 、エ 、オ の解答群
上記の手形が期日に決済された。
(借) エ
( )
(貸) オ
( )
⓪ 受取手形 ① 保証債務取崩益 ② 積送品 ③ 未着商品 ④ 保証債務費用
⑤ 仮受金 ⑥ 前受金 ⑦ 保証債務 ⑧ 売 上 ⑨ 仕 入
⑶
売買目的で額面¥2,000,000 の社債を額面¥100 につき¥98.50 で買い入れ、代金は
買入手数料¥6,000 とともに小切手を振り出して支払った。
(借)売買目的有価証券 ( )
(貸) 当座預金 ( )
―左 32―
ク 、ケ 、コ の解答群
⓪ 貸倒引当金繰入 ① 貸倒引当金 ② 不渡手形 ③ 貸倒損失 ④ 資本準備金
⑤ 売掛金 ⑥ 受取手形 ⑦ 資本金 ⑧ 別途積立金 ⑨ 支払利息
―左 33―
簿記・会計
(借) ( ) カ ,000
運賃¥10,000 は現金で支払った。
簿記・会計
特
待
生
簿 記・ 会 計
⑴
(借) 当座預金 ( ) (貸)( )( )
2
受 取 手 形 記 入 帳
次の一連の取引から、受取手形記入帳、支払手形記入帳、受取手形勘定、支払手形勘
定を活用して、下記の⑴から⑷までの問に答え、空欄 シ 、ス 、セ 、ソ 、タ に当て
平成
○年
はまるものをそれぞれの解答群からひとつずつ選び、該当する数字をマークしなさい。
摘 要
金 額
手形
種類
手形
番号
支払人
振出人
または
裏書人
振出
日
支払
期日
支払場所
振出
日
支払
期日
支払場所
てん末
月 日
摘 要
同じものを 2 回以上選んでもよい。
9月1日
清水商店に商品¥300,000 を売り渡し、代金は同店振り出しの約束手形 #15
(振出日 9 月 1 日、支払期日 10 月 1 日、支払場所 静岡銀行本店)で受け取った。
6日
岡部商店に対する売掛金¥200,000 を同店振り出し、島田商店あて(引き受
金谷銀行本店)で受け取った。
8日
支 払 手 形 記 入 帳
菊川商店から商品¥330,000 を仕入れ、代金は同店あての約束手形 #11(振
平成
○年
出日 9 月 8 日、支払期日 10 月 8 日、支払場所 袋井銀行本店)を振り出し
摘 要
金 額
手形
種類
手形
番号
受取人
振出人
てん末
月 日
摘 要
て支払った。
9日
豊田商店から商品¥280,000 を仕入れ、代金のうち¥200,000 は岡部商店か
14 日
舞阪商店に対する買掛金¥150,000 を支払うため、同店振り出し、天竜商店
簿記・会計
簿記・会計
特
待
生
簿 記・ 会 計
け済み)の為替手形 #3(振出日 9 月 6 日、支払期日 10 月 10 日、支払場所
ら受け取った為替手形 #3 を裏書譲渡し、残額は掛けとした。
受け取りの為替手形 #26(振出日 9 月 14 日、支払期日 11 月 14 日、支払場
所 磐田銀行本店)を呈示され、引き受けをした。
16 日
浜松商店に商品¥260,000 を売り渡し、代金は新居商店振り出し、浜松商店
受 取 手 形
受け取りの約束手形 #21(振出日 9 月 2 日、支払期日 10 月 10 日、支払場
支 払 手 形
所 浜松銀行本店)を裏書き譲り受けた。
17 日
浜松商店から受け取った上記の約束手形 #21 ¥260,000 を取引銀行で割り引
きし、割引料などを差し引かれ、手取金¥258,000 は当座預金に預け入れた。
10 月 2 日
かねて取立てを依頼していた清水商店振り出しの約束手形 #15 ¥300,000 が
期日に当座預金に入金したむね、取引銀行から通知を受けた。
7日
島田商店に商品¥460,000 を売り渡し、代金は同店振り出しの約束手形 #30
(振出日 10 月 7 日、支払期日 11 月 7 日、支払場所島田銀行本店)で受け取った。
8日
菊川商店あてに振り出した約束手形 #11 ¥330,000 が期日になり、当店の当
シ 、ス の解答群
座預金から支払われたむね、取引銀行から通知を受けた。
問 ⑴
⓪ ¥560,000 ① ¥500,000 ② ¥480,000 ③ ¥460,000 ④ ¥330,000 9 月 1 日から 10 月 8 日の取引終了後の受取手形勘定の残高は
支払手形勘定の残高は
ス
シ
である。
⑵
9 月 6 日の取引で、受取手形記入帳の支払人欄は
⑶
9 月 6 日 受 け 取 り の 手 形 #3 に つ い て 受 取 手 形 記 入 帳 の て ん 末 欄 は
ソ
⑷
⑤ ¥300,000 ⑥ ¥260,000 ⑦ ¥200,000 ⑧ ¥150,000 ⑨ ¥0
、
セ
セ 、ソ 、タ の解答群
である。
⓪ 買掛金 ① 割引 ② 入金 ③ 裏書譲渡 ④ 当店 である。
9 月 14 日の取引で、舞阪商店の仕訳の貸方勘定科目は
―左 34―
タ
⑤ 岡部商店 ⑥ 島田商店 ⑦ 売掛金 ⑧ 金谷銀行本店 ⑨ 豊田商店
である。
22
―左 35―
23
3
損 益 計 算 書
順風商店の本店および支店の損益計算書と貸借対照表は、次のとおりであった。未達
事項を整理して、本支店合併後の損益計算書と貸借対照表を作成し、空欄チからハに当
てはまる数字をマークしなさい。ただし、数字の空欄は桁を表すものであり、解答する
必要はない。
また、合併前の本店の当期純利益に、支店の当期純利益は含まれていない。
順風商店
平成○年 1 月 1 日から平成○年 12 月 31 日まで
借
方
合
平成○年 1 月 1 日から平成○年 12 月 31 日まで
平成○年 1 月 1 日から平成○年 12 月 31 日まで
費 用
期 首 商 品
棚
仕
卸
入
金 額
46,000
高
高
227,000
売上総利益
53,000
収 益
売
上
金 額
高
277,000
期末商品棚卸高
49,000
326,000
営
業
費
24,000
当期純利益
29,000
費 用
期 首 商 品
棚
仕
卸
入
53,000
53,000
121,000
売上総利益
40,000
収 益
売
業
費
17,000
当期純利益
23,000
165,000
期末商品棚卸高
22,000
仕
期末 商品 棚 卸 高
入
高
平成○年 12 月 31 日
金 額
資 産
平成○年 12 月 31 日
現 金 預 金
69,000
買
掛
金
58,000
現 金 預 金
41,000
買
売
63,000
借
入
金
17,000
売
金
25,000
本
本
品
49,000
資
金
200,000
商
品
22,000
品
63,000
当 期 純 利 益
29,000
備
品
19,000
支
店
60,000
304,000
売 上 総 利 益
テ ト,
順風商店
現
備
負 債・ 純 資 産
金 額
金
39,000
店
45,000
当 期 純 利 益
23,000
107,000
掛
107,000
売
平成○年 12 月 31 日
方
金
預
掛
合
計
貸
支店から本店に送付した現金¥3,000が本店に未達である。
⑵
本店から支店に発送した商品¥7,000
(原価)が支店に未達である。
⑶
支店で本店の買掛金¥2,000を立替払いしたが、その通知が本店に未達である。
⑷
本店で支店の営業費¥3,000を立替払いしたが、この通知が支店に未達である。
方
買
掛
金
金
借
入
金
商
品
資
本
金
備
品
当 期 純 利 益
ヌ ネ,
( 資料B) 未達事項
⑴
(単位:円)
金
304,000
―左 36―
ナ ニ,
貸 借 対 照 表
借
商
費
当 期 純 利 益
支 店 貸 借 対 照 表
金 額
業
計
チ ツ,
40,000
40,000
金 額
掛
営
合
高
187,000
売 上 総 利 益
資 産
金
金 額
高
40,000
本 店 貸 借 対 照 表
掛
上
187,000
営
53,000
負 債・ 純 資 産
26,000
高
高
326,000
売 上 総 利 益
金 額
方
上
―左 37―
合
計
ノ ハ,
簿記・会計
簿記・会計
特
待
生
簿 記・ 会 計
支 店 損 益 計 算 書
貸
売
売 上 総 利 益
本 店 損 益 計 算 書
計
期首商品棚卸高
(単位:円)
4
精 算 表
青雲商店(個人企業、決算年 1 回、決算日 12 月 31 日)の(A)決算日までに判明し
た未処理の事項および(B)決算整理事項にもとづき、同店の精算表を作成し、空欄
平成○年 12 月 31 日
青雲商店
ヒ からヨ に当てはまる数字をマークしなさい。ただし、数字の空欄は桁を表すもので
勘 定 科 目
あり、解答する必要はない。また、
( )の用語は各自で考えること。
現
金
現 金 過 不 足
(A)決算日までに判明した未処理の事項
現金過不足につき、その原因を調査していたが、
¥4,000は消耗品購入時の記帳もれで
⑵
出張していた従業員が帰店し、旅費の概算額¥20,000の精算をしたところ、現金
¥3,000の返金があった。
⑶
出張中の社員より当座預金への振り込みがあり、仮受金として処理していたが、その
うち¥80,000は豊田商店からの売掛金回収額であり、残る¥20,000は袋井商店から商品
静岡商店より売掛金回収分として¥50,000が当座預金口座へ振り込まれたが、誤って
受取手形の入金として処理されていたことが判明した。
期末商品棚卸高は¥120,000である。
⑵
受取手形および売掛金の期末残高に対して、3%の貸倒引当金を差額補充法により設
⑶
⑷
モ
受
取
手
形
770
ヤ
金
610
ユ
売 買目的 有 価 証 券
230
繰
100
掛
越
商
品
仮
払
金
20
貸
付
金
84
建
物
600
備
品
300
払
手
形
630
470
買
掛
金
前
受
金
20
仮
受
金
100
貸 倒 引 当 金
14
建物減価償却累計額
90
1,000
上
13,228
受
取
家
賃
380
受
取
利
息
給
料
1,208
備品および建物について定額法により減価償却費を計上する。
旅 費 交 通 費
530
水 道 光 熱 費
322
現金過不足について適切な処理を行う。
⑹
未使用の消耗品が¥5,000ある。
⑺
保険料は、本年4月1日に契約を行い、
その際に向こう半年分を支払ったものである。
消
険
耗
品
ヘ
6
売買目的有価証券を¥220,000に評価替えする。
保
ヒ
45
金
9,970
⑸
料
60
費
30
15,983
,
ホ
マ
ミ
15,983
貸倒引当金繰入
有 価 証 券 評 価( )
減 価 償 却 費
当期の未払分を計上する。
⑻
本
貸 方
メ
7
入
備品 : 耐用年数 6年 残存価額 取得原価の10%
借 方
640
仕
建物 : 耐用年数 30年 残存価額 取得原価の10%
貸 方
金
売
定する。
借 方
預
資
⑴
貸 方
502
備品減価償却累計額
(B)決算整理事項
借 方
貸 借 対 照 表
簿記・会計
⑷
貸 方
(単位:千円)
損 益 計 算 書
座
支
の注文を受けた際の手付金であることが判明した。
借 方
整 理 記 入
当
売
あることが判明した。
そのほかは依然として原因不明である。
簿記・会計
特
待
生
簿 記・ 会 計
⑴
試 算 表
フ
雑 ( )
受取利息の未収額が¥3,000ある。
消
耗
品
( )保険料
( ) 利 息
当期純( )
, ム
―左 38―
24
―左 39―
,
ヨ