津軽海峡フェリー 平成28年 北海道DMAT参集訓練の協力について

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【リリース No.2016-007】
関係各位
2016 年 7 月 21 日
津軽海峡フェリー株式会社
津軽海峡フェリー 平成28 年 北海道DMAT 参集訓練の協力について
いしまる
しゅうぞう
津軽海峡フェリー株式会社(本社:北海道函館市・代表取締役社長 石丸 周 象、以下 津軽海峡
フェリー)は、2016 年 7 月 23 日(土)14 時 00 分より、函館港フェリー埠頭 第 4 バース待機場並び
に津軽海峡フェリー船舶「ブルーマーメイド」船内にて、函館平野西緑断層帯による地震を想定し
た、北海道及び北海道災害派遣医療チーム(DMAT)主催の北海道 DMAT 参集訓練に協力致します。
報道関係者様におかれましては、ご多用のところ誠に恐縮でございますが、是非ご取材賜りたく
お願い申し上げます。
この北海道 DMAT 参集訓練は、万一の地震被害の際に、岸壁から最寄りの最適な病院まで DMAT が
手配した輸送機関(救急車、自衛隊車輌、DMAT 車輌)が搬送する訓練となります。津軽海峡フェリ
ーは訓練における船舶の貸出とそれに伴う協力調整を行い、災害発生時における課題解決への取り
組みに注力してまいります。
尚、当社及び船舶「ブルーマーメイド」での DMAT 参集訓練の参加は、2014 年 10 月の東北ブロッ
ク DMAT 参集訓練(青森県)に続き 2 度目となります。
記
■平成 28 年 北海道 DMAT 参集訓練について
訓練日時:2016 年 7 月 23 日(土) 14:00~15:30
訓練場所:函館港フェリー埠頭 第 4 バース待機場、
「ブルーマーメイド」船内
受付場所:津軽海峡フェリー 函館ターミナル 1 階 コンシェルジュカウンター
主
催:北海道及び北海道災害派遣医療チーム(DMAT)
協
力:津軽海峡フェリー株式会社
事故想定:平成 28 年 7 月 23 日(土)14 時頃、函館平野西緑断層帯による地震が発生、
最大震度 7(M6.6)を観測(大きな津波はなし)
。
この地震により、停泊中の船舶が動揺し船内で怪我人が発生。
DMAT が出動し、船内トリアージと応急処置を行い、救急車などを利用し近隣の病院に
搬送する。
訓練内容:津軽海峡フェリー船舶「ブルーマーメイド」より負傷した患者を岸壁から最寄りの最
適な病院まで DMAT が手配した輸送機関(救急車、自衛隊車輌、DMAT 車輌)が搬送する。
以上
◆当日のスケジュールについて
2016 年 7 月 23 日(土)
13:00
関係者集合
メディア受付(津軽海峡フェリー函館ターミナル 1 階 コンシェルジュカウンター)
13:30
13:40
北海道 DMAT 関係者スタンバイ
「ブルーマーメイド」着桟、荷役開始
14:00
DMAT 負傷者役乗船、待機
メディア船内案内、待機
訓練開始
・医療チーム乗船(徒歩・車輌)
・トリアージ=緊急度振り分け作業
・負傷者搬出(徒歩・車輌)
15:30
訓練終了
「ブルーマーメイド」の災害時多目的船としての設備内容
《スペック》
総トン数
8,820 トン
全
長
143.58m
全
幅
23m
定
員
583 名
積載台数
速
力
トラック 71 台または乗用車 230 台
20 ノット
《災害時多目的船の特徴》
災害時において孤立した被災者の救護、人員、車輌、物資の輸送が可能。
船内を避難所としての利用が可能。
《災害時多目的船としての設備》
・船首右舷ショアランプドア
可動橋設備がない一般岸壁に接岸可能
・エレベーター
ストレッチャー対応型で、災害時に傷病者を客室甲板に搬送可能
ストレッチャー積載時に介護者 4 名利用可能、積載荷重
500kg(6 名)
・エスカレーター
災害時に多人数を車輌甲板から遊歩甲板に搬送可能
・ヘリポート
ホバリングによる羅針儀甲板からの傷病者ピックアップが可能
・雑用清水供給
災害時に本船の清水タンクから車輌甲板の供給栓により陸側又は
タンクローリーに雑用清水を供給可能(清水タンク容量
約 285 ㎡)
・電力供給
車輌又は船橋の各甲板の船内レセプタルでの電力供給可能
・ドクタールーム
災害時に傷病者診察に利用できるドクタールーム 1 室を設置
・スタンダード客室
ストレッチャー搬入できるように各座席入口部にスロープを設置
・衛生設備
様式大便器、小便器及び洗面器等を通常使用よりも多く設置
シャワー室設置、多目的トイレ×1 室にオストメイトを設置
・バリアフリー通路
車輌甲板の移動はバリアフリー対応の通路を設置