平成28年度第1回まち・ひと・しごと創生総合戦略委員会会議録要旨 平成28年7月6日(水) 午後2時から午後4時まで あま市役所本庁舎3階 特別会議室 1 2 出席者等 出席者等(委 員) 15名 (事務局) (傍聴者) 7名 3名 議題 (1) (2) (3) あま市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進について 平成27年度実施事業の効果検証について 平成28年度実施事業について 【あま市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進について】(資料 1-1、1-2) (説明要旨) ○昨年度策定した、あま市人口ビジョン・まち・ひと・しごと創生総合戦略の概 要について説明。 ○今年度は、産官学連携あま市イメージアップ戦略事業の関連と、総合戦略の進 捗管理、事業の追加、今後の方針などについて審議する。 (主な意見等) ○座長 周辺市町の総合戦略は、だいたい同じようなものが並んでいる。その中であま 市らしさをどのように出していくかが正念場ではないかと感じている。これは、 どの市町も考えていることだと思う。これをお金ではなく、どれだけ知恵とや る気でカバーしていくかの知恵をいただきたい。 【平成27年度実施事業の効果検証について】(資料 2-1、2-2、2-3) (説明要旨) ○「教育相談支援事業報告書」について説明。 ○KPIは、すべて達成できた。 ○学校支援アドバイザーとして警察官OBを配置して、学校や地域の巡回、学校 での会議に出席、警察との情報交換・連携などを実施し、結果的に教員の生徒 - 1 - 指導能力の向上を図ることができた。 ○学校への聴き取りによると、各教育現場の雰囲気が以前より良くなったとの声 が聞かれた。 ○今後の方針は、本事業により学校を安心で健全な環境とする効果が見込めると 判断し、28年度以降も実施することが望ましい事業とする。 (主な意見等) ○委員 外部の人からのアドバイスは、有意義だと感じている。学校の負担も減り、教 員が、本来の業務に力を入れることができる。生徒にとっては、守られている ことの安心感、自己肯定感につながっているのではないか。 ○委員 不登校の経験者は多いが、高校受験をきっかけに変わる生徒もいる。ある生徒 は、行事等で全校生徒の中心になって活躍している。こうした事業は是非続け てほしいと思う。 ○座長 精神的なダメージを負った経験のある生徒が多い。ダメージの程度が重い場合 もあり、ケース、質についても考えることが必要。愛知県では、登下校時の見 守りが盛ん。地域で子育てができているので、さらにクオリティをあげるため、 引き続き考えてほしい。 (説明要旨) ○「シルバーカレッジ事業報告書」について説明。 ○27 年度は、プレ開催として開講記念講演会と5種のセミナーを開催した。 ○KPIは、すべて達成できた。 ○28 年度からの本格開校では、定員の2倍以上の応募があり、高齢者の学習意 欲の高さと、勇健都市を目指す本市の施策がマッチングしたと考える。 ○今後の方針は、より多くの方が積極的に参加できるよう、講座内容や運営方法 の改善を行いながら継続していくことが望ましい。 (主な意見等) ○委員 昨年のプレ開校当初は、人数が集まらなかったが、今は定員の倍以上の応募が あり、非常に心強い。参加者が多いということは、市にとっても大きな力にな ると思う。 ○委員 シルバーカレッジ参加者の意欲の高さを、人手が不足している既存のボランテ - 2 - ィア団体につなげていくことができないか。 ○委員 60 歳代のボランティアは、全体から見ればまだ若い。今後若い方の育成を目指 している。 ○座長 地域の担い手を求めているならば、目的に応じた育成のカリキュラムを設けて も良いのでは。 (説明要旨) ○「第三子保育料無料化事業報告書」について説明。 ○KPIは、すべて達成できた。 ○近年、共働き等で低年齢児の保育希望世帯が増加している。子育て世帯の経済 的負担を軽減することにより、子どもを安心して生み育てることができるよう 支援することができた。 ○今後の方針は、子育て支援については、継続的な実施が必要と考えているので、 本事業を継続していく。 (主な意見等) ○座長 あま市は、保育園に通う年齢の子どもが多い。出産・子育てには良い環境だと 思うが、その後が課題。優秀な子が県外の大学に通った後に、働きたいと思え る場所が、市内にあるといいと思う。 ○委員 子どもの貧困のことが言われているが、無理して奨学金を借りてまで大学に行 かなくてもいいと思う。専門性を高めることができる施設が、あま市にあると いい。 ○委員 大事なことは、将来の目標を持つこと。 ○座長 あま市の未来像について考える議論は必要。 【平成28年度実施事業について】(資料 3) (説明要旨) ○産官学連携自動走行実証実験促進事業(あま市モデル)について説明。 ○市は、愛知県が実施する自動車の「自動走行実証推進事業」に応募し、同県が 推進する「自動走行実証プロジェクト」に参画・協力する。また、市の事業と して、市の公共施設を使用した(あま市モデル)を実施する。 - 3 - ○企業、大学が、自動走行実施場所として休館日の七宝焼アートヴィレッジを使 用し、市は、その際の使用料を原資として、開館日に体験試乗会のイベントを 実施する。 ○さらに保険会社は、本事業の実施に当たって市と共同でリスクアセスメントに 関する研究を行い、将来的に公道を走った場合の新型保険の開発に役立てる。 ○4者がそれぞれ協力しながら本事業を行うための協定を5月31日に締結し た。 ○本事業の実施による今後の展望は、研究都市として本市をアピールし、企業誘 致のきっかけとすること。また、関連する地方創生事業を連携させ、将来に渡 って活力あるまちとしての発展を目指す。 (主な意見等) ○座長 自動走行は、愛知県が力を入れており、県内 15 か所で実施している。そこで あま市がアドバンテージを発揮するには、一番は市民の理解。全市民が関わる ことができるアイディアが必要。 ○事務局 体験試乗会を実施するが、車に精密機械が載っているのでスペースが少なく、 一度に多くの人を乗せることができない。 ○座長 実験車なので、多くの人を乗せることができないのは当然。市の人口が 88,000 人なので、事業を長く続けて5%の約 4,000 人が体験乗車できれば、社会心理 的に、市全体に広まっていく。 ○委員 市には、全国に誇れる資源があるので、自動走行で観光ができるといい。 ○座長 15 市町の中で、あま市が一番盛り上がったという結果を出せるようにしたい。 【その他について】 (説明要旨) ○第2回委員会は、9月頃を予定。 - 4 -
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