3 塩尻市環境基本計画後期計画における取り組み 塩尻市環境基本計画後期計画(計画期間:平成22年度~平成26年度)のうち、市 の取り組みについては、塩尻市役所ISO14001に基づき、PDCAサイクルによる進捗管 理を行ってきました。 ○ 基本理念1 環境をまもる心をはぐくむ ア これまでの取り組み 施策の方向性 具体的施策 これまでの主な取り組み内容 (1) 市 民 の 環 境 意 識をたかめま す 1. 環 境 情 報 の 提 供、啓発 ○「環・きょうニュース」の全戸配付 ○市ホームページを活用した環境情報の提供 ○ごみ減量等に関する地区説明会の実施 ○「しおじり e-Life Fair(旧環境と食と生活のフェア)」 の実施 ○環境白書の作成と公表 ○保育園、小中学校における環境学習の推進 ○出前講座、子ども自然学校、ごみ処理施設の見学など環 境学習講座の実施 ○「環境トーク&パフォーマンス」(環境学習発表会)の実 施 ○「エコ・ウォーク」及び市民一斉清掃(2 回/年)の実施 ○「クリーン塩尻パートナー制度」の普及 ○不法投棄物の回収 ○不法投棄パトロールの実施 2.環境学習の促進 (2) 市 民 と と も に 生活環境をま もります 3.生活環境の保全 促進 4.生活公害の防止 ○主要幹線道路における騒音測定の実施 ○廃棄物の野焼きに対する苦情対応及び広報誌等での啓 発 イ 指標(目標値)の達成状況 指 標 基準値(H21) 実績(H25) 目標値(H26) 達成状況 環境学習講座実施団体数 5 団体 5 団体 10 団体 D 子ども環境教育の参加者数 168 人 130 人 200 人 B 環境トーク&パフォーマンスへの参加者 数 (発表者及び来場者数) 720 人 970 人 1,200 人 B 環境美化の里親制度への年間参加団体数 (累計) 18 団体 36 団体 30 団体 A エコ・ウォークへの参加人数 1,383 人 1,641 人 2,000 人 B 170 件 84 件 140 件 A 不法投棄物の年間処理件数(家電類) 達成状況について A:目標期間内に目標達成 B:概ね順調に取り組みが進んでいる C:目標値が達成されていないが、取り組みが推進されている。 D:取り組みが進んでいない 83 資 料 ○ 基本理念2 資源を大切にする社会をつくる ア これまでの取り組み 施策の方向性 具体的施策 これまでの主な取り組み内容 (1)省資源・省エネ ルギーを促進 します 5.家庭における省 資源・省エネル ギーの促進 6.事業所における 省資源・省エネ ルギーの促進 ○「しおじりエコふぁみりー」の取り組み啓発 ○「環・きょうニュース」 、市ホームページなどによる省資 源・省エネルギーの啓発 ○塩尻環境スタンダード認証・登録 ○環境マネジメントシステム(ISO14001、エコアクション 21、塩尻環境スタンダード)の導入に対する補助 ○塩尻市役所 ISO14001 による省資源・省エネルギーの推進 7.自動車利用にお ける省資源・省 エネルギーの促 進 ○公用車にエコカー(ハイブリッド車・電気自動車)を導入 ○市役所においてエコ通勤ウィーク (月 2 回、マイカーに 頼らない通勤)の実施 ○「環・きょうニュース」 、市ホームページ、地区説明会、 出前講座等においてエコドライブの啓発を実施 ○地域振興バスの JR 乗継改善 ○新エネルギー設備導入に対する補助(H25 までの累計・ 太陽光発電設備 1,243 件、太陽熱高度利用 42 件、ペレッ トストーブ 30 件) ○公共施設への新エネルギー設備の導入(H25 までの累 計・太陽光発電設備 24 件、太陽光利用設備 2 件、風力・ 太陽光ハイブリッド 2 件、ペレットストーブ 1 件) ○H25 から実施されている塩尻市庁舎耐震化・大規模改修 工事において、既存照明設備を LED に変更 8.新エネルギーの 利用促進 (2) ご み の 減 量 と リサイクルを 促進します (3) 計 画 的 な ご み 処理体制をつ くります 9.家庭におけるご み減量の促進 ○「環・きょうニュース」 、市ホームページなどによるごみ 減量の啓発 ○ごみ減量等に関する地区説明会の実施 ○生ごみ処理機の購入補助の実施(H25 までの累計・2,230 台) ○県と連携しマイバッグ持参キャンペーンを実施 ○「事業系ごみの分け方・出し方」を作成し、事業所・ア パート等に配布 10. 事 業 所 等 に お けるごみ減量 の促進 11. 循 環 型 社 会 に ○「しおじり e-Life Fair」において陶磁器製食器、衣類、 向けた資源化・ 廃てんぷら油を無料回収 再利用の推進 ○「しおじり e-Life Fair」において陶磁器製食器、おも ちゃを再使用品として配布 ○「しおじり e-Life Fair」において日用品の修理会を実 施 ○フリーマーケットや不用品交換の支援(広報掲載等) ○小中学校で実施している資源物回収への支援(有価物の 回収量に応じて補助) ○ごみステーションの設置・移転・改修などの整備に対し て補助(H25 18 箇所) 12. ご み 適 正 処 理 ○クリーンセンター及び新旧最終処分場の適正管理 のための施設 整備と運営 84 イ 指標(目標値)の達成状況 指 標 基準値(H21) 実績値(H25) 目標値(H26) 達成状況 二酸化炭素の年間排出量 423,900t 420,140t 400,000t C - 435 件 1,250 件 C 塩尻環境スタンダードへの認証・登録件数 38 社 40 社 55 社 C ノーマイカー運動への年間参加事業所数 10 社 8社 75 社 D 1,823kW 5,278kW 2,700kW A 市民 1 人 1 日あたりのごみ排出量 839g 869g 793g C ごみの年間資源化率 28% 26% 30% C 1,322t 2,485t 1,235t C しおじりエコふぁみりー認定数(累計) 太陽光発電設備の設置総出力 (助成累計) ごみの年間最終処分量 達成状況について A:目標期間内に目標達成 B:概ね順調に取り組みが進んでいる C:目標値が達成されていないが、取り組みが推進されている。 D:取り組みが進んでいない ○ 基本理念3 美しい景観をつくる ア これまでの取り組み 施策の方向性 具体的施策 (1)景観を保全し、 13. 田 園 景 観 の 形 創造します 成促進 14. 都 市 景 観 の 形 成促進 (2) 市 民 の 力 に よ る景観づくり を支援します (3) 市 民 と と も に 緑化をすすめ ます 15. 街 道 景 観 の 形 成促進 16. 市 民 活 動 と の 連携、支援 17. 景 観 形 成 住 民 協定締結の促 進 18. 花 壇 づ く り 運 動の促進 これまでの主な取り組み内容 ○耕作放棄地の再生利用に対する補助 ○農地パトロールの実施 ○地区計画の決定(H25 新規 2 地区) ○屋外広告のパトロールの実施(H25 パトロール 2 回、撤 去 0 枚) ○重要伝統的建造物保存地区の整備 ○塩尻景観形成ネットワークの活動支援 ○景観に関する住民協定等の PR ○要望のある地区への花苗の配付(H25 47,579 本) ○公共施設への花苗の配付(H25 9,000 本) 19.公共施設・空間 の緑地保全と 整備 ○「緑の基本計画」に基づいた都市公園の整備 ○地域の公園等への樹木の配付(H25 22 地区、421 本) ○開発緑地の整備 20. 民 有 地 緑 化 の 促進 ○緑地協定の締結 ○記念樹の配付(H25 301 本) ○工場敷地内の緑化に対する補助 85 資 料 イ 指標(目標値)の達成状況 指 標 基準値(H21) 実績値(H25) 目標値(H26) 達成状況 遊休荒廃農地の解消面積(累計) 9.1ha 34.5ha 33ha A 7件 36 件 42 件 B 3 地区 3 地区 4 地区 C 3,450 人 2,516 人 3,500 人 C 5.2ha 9.2ha 10.0ha B 開発緑地の市民管理箇所数 74 箇所 76 箇所 80 箇所 C 緑地協定地区数 16 地区 19 地区 19 地区 A 重要伝統的建造物群保存地区の延べ修 理・修景実施数(累計) 景観育成住民協定地区数 花壇づくり運動年間参加者数 緑化整備総面積 達成状況について A:目標期間内に目標達成 B:概ね順調に取り組みが進んでいる C:目標値が達成されていないが、取り組みが推進されている。 D:取り組みが進んでいない ○ 基本理念4 ふるさとの自然をまもる ア これまでの取り組み 施策の方向性 具体的施策 これまでの主な取り組み内容 (1) 多 様 な 生 態 系 をまもります 21. 身 近 な 自 然 環 境の保全 ○田川のアレチウリ分布調査及びアレチウリの駆除 ○自然保護ボランティアによる自然保護パトロールの実施 ○高ボッチ高原における遊歩道や木柵の補修 22. 自 然 公 園 等 の 保全 ○「里山保全地域指定制度」の普及 ○高ボッチ高原におけるヒメジョオン等の特定外来植物の 駆除 ○治山工事の実施(H25 市単体治山工事 1 箇所、県治山 工事 8 箇所) ○林道の補修工事の実施(H22 4 箇所) ○長野県森林づくり県民税を活用した整備事業の実施(H25 整備面積 37.67ha) ○保安林の指定(H25 土砂流出防備保安林 12.19ha) ○松くい虫パトロールの実施 ○森林整備保全重点地域の指定及び整備(H24 整備面積 58.09ha) ○市有林で自然体験活動教室を実施(7 回/年) ○夏休みに「子ども自然学校」において森林内の自然観察 会を実施 ○有害鳥獣対策の実施(H25 カモシカ 11 頭駆除) ○被害防止緩衝帯の整備(H25 1 件、1.09ha) ○市役所ロビーにペレットストーブを設置 ○民有林の除間伐の補助(H25 5,041 千円) (2) 森 林 の 整 備 を 促進します 23. 森 林 づ く り を ささえる基盤 整備 24. 森 林 の 多 面 的 機能の保全と 整備 25. 緑 と 人 の 共 生 促進 26. 生 産 力 の 向 上 と経営環境の 向上 86 (3) 良 好 な 自 然 環 境をまもりま す 27. 水 質 の 汚 濁 防 止と保全 ○河川・湖沼の水質調査の実施(14 河川 26 地点、4 湖沼 5 地点) 28. 大 気 の 汚 染 防 止 ○環境大気中の調査の実施(降下ばいじん 1 地点、二酸化窒 素・二酸化硫黄 3 地点) ○環境中のダイオキシン類の調査の実施(2 地点、2 年毎) ○環境中の酸性雨の調査の実施(1 地点、2 年毎) ○地下水の水質調査の実施(H25 4 地点) 29. 土 壌 の 汚 染 防 止 イ 指標(目標値)の達成状況 指 標 塩尻市レッドデータブックに掲載された貴重 種の確認種数(累計) 基準値(H21) 実績値(H25) 目標値(H26) 達成状況 46 種 55 種 90 種 B 1ha 2.7ha 1.5ha A 高ボッチ高原の自然保護活動参加者数 100 人 100 人 150 人 B 里山保全地域指定数 6 箇所 6 箇所 9 箇所 D 187ha (中期計画期 間の累計) 243ha 200ha A 1,692ha 2,711ha 3,450ha B 森林整備保全重点地域の森林整備面積 (累計) 70ha 268ha 420ha B BODの環境基準の達成率 92% 78.5% 95% B ダイオキシン濃度の計測値 0.015pg/㎥ - 0.03pg/㎥ 以下 A アレチウリ等駆除年間実施面積 市有林の整備面積(後期計画期間の累計) 民有林の整備面積(累計) 達成状況について A:目標期間内に目標達成 B:概ね順調に取り組みが進んでいる C:目標値が達成されていないが、取り組みが推進されている。 D:取り組みが進んでいない 87
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