校長通信NO.7をアップしました!

本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
7月は猛烈な暑さとともに始まりました。また、時には半袖では肌寒さを覚えるような陽気
になったり、不順な天候が続いています。このような時は熱中症に要注意です。猛暑の際には
外出を控え、水分補給をまめに行う等の熱中症対策により夏を乗り切っていきましょう。
今回は、7月7日(木)に実施した2年生の進路ガイダンスについてご紹介いたします。
この進路ガイダンスは、進路決定に重要な2年生の夏休みを有益に過ごすことを目的にして
実施しています。当日は、1時間目から3時間目までを使いガイダンスを実施しました。
1時間目は生徒全員が外部の講師の方から、上級学校への進学についてガイダンスを受けま
した。この方は、年間100校ほどで講師を務めるとのことで、高校生の疑問点を的確に把握
された方です。千早高校訪問は今回が初めてで、
「立地や施設等、このような学習環境に恵まれ
た高校がこの地区にあることを知らなかった」と驚かれていました。また、校歌についても貴
重な財産であることをお話しいただきました。本校の校歌は、作詞・作曲が売野雅勇様と千住
明様という音楽の世界では、まさに泰斗のお二人による作品です。千早高校のキーワードの一
つである「RESPECT」もこの校歌に由来しています。そして、生徒、職員ともどもこの
校歌を愛し、誇りに思っています。私も初めて聞いたときには、なんて素敵な校歌だろうと感
動しました。千早高校の「ツボ」を外さないところはさすがです。
まず、講師の方が強調されたのは、次の選択が人生を決めるので、分からないことは分から
ないままにせず、必ず先生をはじめとする大人に確認して不明点が無いようにしておく必要が
あるということです。例えば、上級学校への進学にしても、大学・短大にするのか専門学校に
するのか、それぞれの教育内容を理解しないといけません。一般的には、大学・短大は、学問
研究と専門教育を中心に、教養など幅広い勉強をする。一方、専門学校は、職業もしくは実際
生活に必要な能力や技術を身に付ける勉強をすると言われます。このような違いを理解せずに
入学すると不適応を起こして、貴重な時間を無駄にすることになりかねません。さらに、大学・
短大への進学を考える際も、学部や学科を研究する必要があります。大学・短大によって特色
があるからです。自分のやりたいことができるか、なりたい自分になれるか慎重に検討する必
要があります。
これらの課題を解決するためには、オープンキャンパス等を利用して、実際に志望する上級
学校を訪問するのが一番だそうです。実際に講義を受け、施設を見学することにより、一層理
解が深まるからです。また、自らの五感もフル活用することができます。何に心惹かれるかは
人それぞれですが、物事を決定する際には、自分の感
性や直感も大事にすべきとのことです。本校にも、学
校説明会で訪れた際に、正門を入った時の印象がすご
く良かったので千早高校に決めたという生徒がいます。
2年生の夏休みは、将来を決める上でとても大切な
時期であることを自覚して、積極的に行動して欲しい
と思います。