「森林のおくりもの」初発の感想 私は、筆者がおかしいと思いました。なぜなら、木の働きを今まで書いてきたのに、いきなり「森林を育てる仕事」を書 いているからです。それにつながって、題の「森林のおくりもの」が主張と少し違う気がします。なぜなら、39段落に 書いてあることは、森林の大切さや日本への感謝などだからです。 とても詳しい。スギ、ヒノキのそれぞれの特性を書いていてすごいと思った。「サクラソウ…」も「森林のおくりもの」も 読者に環境が悪くなることを訴えている。木がないと日本がこわれるなど、地球にとって最悪な事態を招きかねない ことを改めて感じた。 自作の説明文と比べて、ですます調でそろえているけど、大切なところになると、「∼してごらんなさい」という書き方 になる。筆者は自信があることをみんなに伝えたいと思う。その勢いのある書き方で本当だと分かる。 またもっと新しいことが分かった。39段落の最後に筆者の主張が書いてある。7、18、23、27、28段落に問いかけ の文、語りかけの文があって、考えたくなる。「∼を思いうかべてみてください」とあるので、筆者は読者のことを考え て工夫をしている。 「∼なのでしょうか」の文が多い。国と国、今と昔を比べている。森のことを「遺産」という比喩がある。「∼してみなさ い」という表現がある。森林はおくりものをしないのに、森林のことを「おくりもの」と書いている。 自作の説明文と比べて、問いかけの文や語りかけの文がたくさんある。たくさんの表現を使って、題名にあった文に 仕上げているので、そこもすごい。もっと詳しい説明文にするには「次はそれを考えてみましょう」という文を入れると よい。 日本とヨーロッパを比べていてわかりやすい。「思いうかべてみてください」「なぜでしょう」「でしょうか」 自作の説明 文と比べて、いろいろな木の種類のことを書いている。 筆者は問いかけをしてとても読みたくなる工夫をしている。筆者は自分が日本に生まれたことがよかったと言ってい る。木に感謝しないといけないということを言っている。林業をしている人たちにも感謝したいのだと思う。 筆者はだらだら書いていないし、筆者が一番伝えたい「森林のおくりもの」をいろいろなところに書いてあっていいな あと思った。でも、筆者の主張は「森林を育てる仕事のすばらしさ、とうとさを考えなければならないのです」なのに、 題名がどうして「森林のおくりもの」なのか。筆者は一つ一つの説明に「森林のおくりもの」と書いているから、「森林 のおくりもの」がかげでの筆者の伝えたいことなのか。でも、どうして、最後の結論は森林の仕事のことなのか。 「サクラソウ…」にもあったように、「続きも読みたい」と思わせるクイズみたいな一言がある。筆者の結論が心に残っ た。「この説明文を読んで、もっと森林について考えてほしい」という訴えがよく分かった。 自作の説明文と比べて、すごくわかりやすい。問いかけの文や投げかけの文を入れている。「木は長生きです。切ら れてからでも…」という読んでみたくなる文がある。昔の日本人の暮らしとヨーロッパの人の暮らしを比べている。 11段落で細々と木の説明が書いてあった。19段落で樹齢みたいなものをのせていて、くまなくすべてをのせてい る。5段落では昔のヨーロッパのことをのせている。20段落ではなぜなくてはならないかが書いてあることが心に 残った。 28段落全部が心に残った。森林は昔からその働きをしていて、今も続けていてくれていると思うから、心に残った。 自作の説明文と比べて、筆者はとても詳しく書いている。 「サクラソウ…」と比べて、最後の文に「ならないのです」があるから、最後の文や筆者の主張の特徴として、「ならな いのです」が挙げられる。題名がとてもいい。22段落に「わすれてはならない森林のおくりもの」とあって、他にも「森 林のおくりもの」を使っている。「一つめ、二つめ」ではなく、「森林のおくりもの」という表現が使われていていい。 自作の説明文はできるだけ多く書くようにしたけど、段落が少なすぎたかなと、この説明文を読んで思った。語りかけ の文や問いかけの文も多くて、わかりやすかった。「サクラソウ…」のようだ。 森林のことをよく知らない人が読んでも、森林のよさ、森林のおくりもの、木材の利用といういろんなことがくわしく書 いてあって、森林のことがよく分かると思った。 「サクラソウ…」と比べて、生き物や植物がすばらしい、大切ということを伝えようとしていることが似ている。「ごらんな さい」「お世話になった」などのおもしろい表現や、問いかけの文や語りかけの文が使われていたことが似ていない。 自作の説明文と比べて、森林の利用法や働きについて詳しく書いてあった。本にはのっていなかったようなことまで 書いてあったり、ヨーロッパと比べたりして、とてもわかりやすい。
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