募集要項 - 島根県商工会連合会

小規模事業者支援パッケージ事業
地方公共団体連携型広域展示販売・商談会事業
首都圏市場とのマリアージュ型販路開拓事業
(募集要項)
1.実施事業について
事業趣旨
食品表示の適正化、商品ブラッシュアップ、商品訴求力の向上、テストマーケティング
から商談会までの一貫した活動により、県内食品製造業等の新たな販路開拓を支援する。
実施体制
実施主体:島根県商工会連合会及び島根県内 21 商工会
協力団体:島根県内 8 商工会議所、
(公財)しまね産業振興財団、島根県よろず支援拠点
島根県(商工労働部各課、島根県産業技術センター、東京事務所)
連 携 先:(株)味香り戦略研究所、㈱生活品質科学研究所、(有)良品工房
対象企業等
・島根県内に本社、拠点を置く食品製造業等の中小企業者
・上記の合計で 30∼50 社程度
実施期間
平成 28 年 7 月∼平成 29 年 1 月
本事業のポイント
■支援機関および行政等との連携による「オール島根」での販路開拓支援による有望企
業とのマッチング。
■食品表示の適正化による流通の入り口要件を突破。
■東京駅構内 エキナカ でのテスト販売に至るなかで、対象商品のブラッシュアップ
による強化とテスト販売によるその認知度の向上。
■味覚分析を軸とした各種分析によるエビデンスのある販路開拓ツールを展開。
■経営指導員が企業とセットで参加することで、一連のノウハウを蓄積するとともに、
事業終了後も継続的なフォローアップを行う。
1
実施事業の概要
(商品力向上のための取り組み)
①知識・ノウハウ習得のためのセミナー開催
【実施時期】
平成 28 年 7 月(※事業説明会の開催とあわせて実施)
【実施場所】
島根県(東部・西部)
【事業概要】
・食品表示セミナー、商品改良セミナー、味覚分析セミナー等を開催し、当事業で行う
表示対応、商品改良や分析結果の活用ポイントを理解することで、実施する各支援施
策の円滑な遂行と効果の増大を図る。
②食品表示審査
【実施時期】
平成 28 年 7 月∼11 月
【事業概要】
・食品表示の制度改定が頻繁に行われている中で、中小企業者の食品表示対応が遅れて
いる現状がある。販路拡大の前提となる法令を遵守した食品表示を本事業で支援する
ことで、食品表示による取引不成立を回避し、取引成立の可能性を高める。
・参加希望を調査し、1 社 2 品目を上限(テストマーケティング参加者は除く)として、
食品表示審査を専門業者へ委託し実施する。その審査結果を申請事業者にフィードバ
ックし食品表示の適正化を図る。
(※詳細は別添「商品表示審査のお申込みについて」を参照ください)
③東京駅構内 エキナカ でのテスト販売
【実施時期】
平成 28 年 8 月∼12 月(期間中1ヶ月間程度)
【事業概要】
1)商品ブラッシュアップ
・エントリー商品を対象に、 エキナカ での販売基準(食品表示、商品特性他)到達
へ向けた支援を行う。
・あえてレベルの高い販売基準をクリアすることにより、様々な流通チャネルでの円
滑な開拓を目指す。
2)上記1)の要件をクリアした商品のテスト販売実施
・商品の完成度を測り最終的な商品改良点を把握すると同時に、各商品の効果的な「売
り方・見せ方」を把握するとともに、当該商品の情報発信に繋げ、販路開拓の可能
性を最大限に引き出す。
(※詳細は別添「テスト販売の申込について」を参照ください)
2
(商品の特徴づけによる訴求力向上)
④エビデンスを基にした販路開拓ツールの展開
1)複合分析の実施
【実施時期】
平成 28 年 7 月∼11 月
【事業概要】
・食品の消費者訴求において注目されている 味覚分析 を基本とし、それに 香り
歯ごたえ 視覚 など対象商品の特性に応じた分析を追加し、競合品との差異を
明確にし、自社商品の特徴付けを行う。
・分析を通じて、これまで感覚的に捉えていた自社商品の特徴を、定量的な評価を交
えた説得力のある表現として商品PRや商談に役立てていく。
・参加希望を調査し、1 社 2 品程度を上限として対象商品を決定する。
2)上記1)を基にしたエビデンスブック(販路開拓ツール)の制作
【実施時期】
平成 28 年 7 月∼11 月
【事業概要】
・商談商品に 島根らしさ や 商品の個性 を表現できるよう、企業・商品情報と
産地情報を結び付けて一体的にPRすることで、商談会に招聘するバイヤーへ、カ
テゴリーの一つとして「島根県産品」の認知的枠組みを与え、今回および今後の県
内メーカーの販路開拓の成功確率を高める。
・一部、モデル的な商品を選出し、その首都圏食品との エビデンスのある 食べあ
わせ提案を行う。
(※詳細は別添「複合分析の申込について」を参照ください)
⑤商品コンテストの実施
【実施時期】
平成 28 年 11 月∼12 月
【事業概要】
・各施策実施後の最終段階において、外部専門家、関係機関および事務局により商品コ
ンテストを開催する。
・コンテストの結果により商品の順位付けを行い、PR冊子や商談会当日に掲載する。
(商談会の開催)
⑥商談会「マリアージュ島根」の開催
【実施時期】
平成 29 年 1 月 12 日(木)
【実施場所】
『サンライズビル』(東京都中央区日本橋富沢町 11-12)
【事業概要】
・商談会場を設け企業とのマッチングを行う
3
事業終了後のフォローアップ
■各商工会等と当会とが協力し、巡回訪問等を通じて事業効果を確認(販路開拓先やそ
の売上)し、商談バイヤーからの要求対応等の課題について支援することで、事業終
了後も継続的に販路開拓の可能性を高める。
■事業を通して各商工会等の経営指導員に蓄積された商品訴求力向上ノウハウの域内企
業へ展開を図る。
■商品開発、販路開拓のセミナー等を継続的に開催し、鮮度の高い情報提供とノウハウ
習得の機会を提供し、事業者の商品開発および販路開拓能力の向上を図る。
スケジュール
公募開始
6
月
◇
7
月
◇
8
月
9
月
10
月
11
月
事業説明会および
①セミナー開催
(食品表示・商品改良・味覚分析)
◇
②食品表示審査
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
③
12
月
1
月
2
月
3
月
エキナカ テスト販売
1)商品ブラッシュアップ
2)テスト販売
◇
④エビデンスを基にした販路開拓ツールの展開
1)複合分析
◇
◇
◇
◇
◇
2)販路開拓ツール制作
◇
◇
◇
◇
◇
◇
◇
⑤商品コンテスト
◇
バイヤー募集
◇
◇
◇
⑥商談会
商品力向上等支援⇒⇒⇒
各商工会等による活動支援
商談会支援⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒
事業遂行およびフォローアップ⇒⇒⇒⇒⇒
参加企業負担
■商品サンプル代(表示審査および味覚分析などの商品サンプル)
■旅費(セミナー及び商談会参加等)
4
2.応募対象
島根県産品(下記の3条件を満たす商品)で、商品の品質を高めるとともに首都圏市場で販
路開拓しようとする経営意欲のある中小企業者を応募対象とします。
原則として、商談会に参加でき、支援施策の評価・指摘等に基づいて真剣に速やかに見直し・
商品改良を実行する意思のある方を応募対象とします。
※島根県産品(定義)
①県内で生産または採取された産品を原料とし、県内で加工された商品
②県内で生産または採取された産品を原料とし、県外で委託加工された製品
③県外で生産または採取された産品を原料とし、県内で加工された製品
3.応募方法・応募期限
【様式1】参加申込書、【様式2】商品登録申請書を、
島根県商工会連合会HP<http://shoko-shimane.or.jp/?p=9100&pr=1>からダウンロードし、
ご記入の上、下記応募先へE-mailにてご送付ください。
《
応募先 》
島根県商工会連合会 経営支援課 (担当:齋藤)
E−mail:[email protected]
*
平成28年8月2日(火)必着
とします。
《注意事項》
①【様式1】参加申込書
・当事業に参加する際は、販路開拓する商品について最低 1 品(上限 2 品まで)について必ず
表示審査を受けて頂きます。
・テスト販売を希望される商品は、一度、事業事務局およびテスト販売運営会社とご訪問させ
て頂き、方向性も含め打合せさせて頂きます。
・テスト販売については、専門家の指導を受けて商品をブラッシュアップしていきますが、販
売基準に到達しないときは、テスト販売の実施はできない場合があります。
②【様式2】商品登録申請書
・この申請書は、各施策共通の登録申請書となります。
・2 品以上の登録をされる場合は、ファイルをコピー(別ファイルに)してご利用ください。
※同一ファイル内にシートをコピーして使用はしないでください。
・各施策に追加で必要な書類もありますので、それぞれの実施要領をご確認ください。
4.問合せ先
島根県商工会連合会経営支援課 (齋藤)
TEL 0852−21−0651
5