施設の子どもたちへの学習支援- 名市大にて 8 月 8

A4 チラシ 1 枚あり
平成 28 年 8 月 1 日
名古屋教育医療記者会 各位
名古屋市立大学大学院人間文化研究科
准教授
谷口
由希子(電話:052-872-3473)
名古屋市子ども青少年局子ども福祉課
課 長
水谷
千秋
(電話:052-972-2516)
(名古屋市政記者クラブと同時発表)
ようこそ大学へ!プロジェクト
-施設の子どもたちへの学習支援-
名市大にて 8 月 8 日(月)開催のご案内
本企画は、児童養護施設等で生活する子どもたちの大学体験企画です。子どもたちが大
学の雰囲気を体験することで、学習支援と高校・大学進学への動機づけを促すことを目的
とします。プログラムには、子どもたちが研究室に訪問し教授らに質問をする「教授カフ
ェ:研究室訪問」
(16 研究室参加)や心理学を専門とする教授らによる「心理学実験体験」
(3 研究室参加)
、図書館ツアーなど研究機関である大学ならではのものもあります。
児童養護施設等で生活する子どもたちは、一般世帯の子どもたちに比べ進学率が低いの
が現状です。名古屋市では平成26年度に児童養護施設で生活する小学生に、平成27年
度には中学生も対象に加え学習支援を、名古屋市立大学とも連携し大学生がボランティア
で実施しています。
「ようこそ大学へ!プロジェクト」では、平成25年度から名古屋市立大学大学院人間
文化研究科(谷口由希子研究室)が中心となり、子どもたちの学びの場を施設から大学へ
と場所を移し、午前中は夏休みの課題等を行い、午後は学内を見学したり研究内容を教え
てもらったりして過ごします。普段、施設で学習支援をしている学生と大学で交流するこ
とは子どもにとっても学生にとっても新しい発見に繋がるものとなっています。
児童養護施設で生活する子どもたちが大学に出向くという取り組みは、全国的にも珍し
い取り組みですので取材についてご協力いただきますようお願い申し上げます。
※児童養護施設とは、なんらかの事情で保護者とともに暮らすことのできない子どもたちが生活している
場であり、全国に約 600 ヶ所、約 2 万 8 千人(名古屋市は 14 カ所、約 600 人)の子どもたちがいます。
※児童養護施設の子どもたちの高校進学率は 95.2%(全中卒者 98.5%)
、大学進学率は 11.1%(全高卒者
54.5%)ですが、経済的事情などにより中退する人も多くいます(厚生労働省「社会的養護の現状につ
いて」より)
。
1
記
日
時
平成28年8月8日(月)
10:00~15:30
場
所
名古屋市立大学滝子キャンパス
内
容
児童養護施設・母子生活支援施設等の子どもたちを名市大に招待し、教授
人文社会学部棟(1号館)他
カフェ:研究室訪問(子どもたちが研究室を訪ね教授らに質問する)、心理
学実験体験、学生食堂体験、ボランティア学生が大学生活の案内や夏休み
の宿題支援などをおこなうもの。
児童養護施設・母子生活支援施設等で生活する小中学生及び高校生 70 名
参加予定
ボランティア学生 80 名
当日のスケジュール
・ 9 時 00 分
学生集合→会場準備
・10 時 00 分
子ども集合 ガイダンス (1 号館 201 教室)
一日の説明:谷口由希子准教授、学部長挨拶:伊藤恭彦学部長
・10 時 30 分
学習時間(持ってきた宿題や課題を大学生と行う)
・11 時 20 分
*早くに終えた場合は、体を動かすプログラムを用意しています。
大学探検、図書館ツアー、学食体験
・13 時 00 分
午後の部集合
(1 号館 201 教室)
教授カフェ:研究室訪問【16 研究室】、心理学実験体験【3 体験】、
大学生プログラム【職業体験、記念しおり作り】
・15 時 00 分
全体会
学長からのお礼:郡健二郎学長、一日の振り返り、感想、大学生による
歌のお礼
・15 時 30 分
問い合せ
プログラム終了→解散
名古屋市子ども青少年局子ども福祉課
(電話:052-972-2519)
名古屋市立大学山の畑事務室
(電話:052-872-5808)
事務第二係
名古屋市立大学人間文化研究科谷口由希子研究室(電話:052-872-3473)
(Email: [email protected])
協力
特定非営利活動法人夢シート
<取材時にお願いしたい留意点>
一部の参加児童で、個人が特定できる記述や児童の写真、映像等の掲載をご遠慮いただ
きたい場合がございます。尚、「後姿なら撮影可」という子どもたちのグループの研究
室訪問や心理学実験の様子をはじめ、学生及び大学教員、大学職員への取材は可能です。
よろしくお願い申し上げます。
以
2
上