↘が本当に多い。私も古くから 可愛いがられてきました。地域 の 人 た ち は 私 に と っ て『 仲 間 』 だけでなく、パパも積極的。そ す。小さな子がいる世帯はママ 「 う ち の 区 は、 若 い 世 代 が た くさん行事に参加してくれま 区の山田久美子さんです。 長を務めているのが藤久保第6 で 唯 一、 女 性 で 区 区 が あ り、 そ の 中 一つになり得ると が 向 上 し、 地 域 が 地域コミュニティ 会話をすることで 顔 見 知 り に な り、 の 夏 祭 り な ん で す。 す。 そ の 一 つ が 区 のが一番効果的で 域での行事に出る と 思 っ た と き、 地 のほとんどは三芳町出身ではな 思います」と話す の行政 く、 最 近 転 入 し て き た 人 が 多 山田さんに「何やっ 山 田 さ んの 考 え る 祭 り と は。 「若い人たちが将 来退職しても、 芳町には いのが特徴ですね」と言う山 て る の?」と藤久保第6区の集 地域の『仲間』は変わりません。 なんです」と笑みを浮かべる山 田 さ ん は、 島 根 県 出 雲 市 出 身。 会 所からサークル活 動を終えた 楽しむだけではなく、地域が一つ 木ノ宮地蔵堂 春と夏の縁日 古くから信仰を集めてきた上富 に あ る 木 ノ 宮 地 蔵 堂。 伝 説 で 建 立 は、 坂 上 田 村 麻 呂 の 時 代 と 聞 き ま すから、平安時代の初めのころと 言 わ れ ま す。 現 在 の 本 堂 は 安 永 6 年、 今 か ら 2 3 5 年 前 に 再 建 さ れ たものです。 縁 結 び・ 子 授 か り 安産にご利益 日に行われる縁日には親子 縁 結 び・ 子 授 か り・ 安 産 に ご 利 益 が あ る と さ れ、 4 月・ 8 月 の ・ 連れで訪れる姿が見られ、露店が 久保第3区にある 西 内 さ ん。「 毎 年 祭 り の 前、 無 社の法被の襟を正しながら話す 域のコミュニケーションをとる 愛着を持ち、子どもと大人、地 縁 日、 昔 は も っ と 盛 大 に 行 わ れ、 います。この「富の地蔵さま」の 立 ち 並 び、 た く さ ん の 人 で に ぎ わ 『浅間神社』 。この 機会になります」。 に 参 拝 し、 お 札 を じてほしいと思います。大人に メートルの幟り旗 事を願い富士山に登り、静岡県 がいます。 す 」。 先 輩 か ら 代 々 や吉野花を飾ったりしていました。 日 今年も8月 日㈫と 日㈬に縁 日 が行われ、 日は上富1・2・3 日・ は色褪せません。御輿は地域を 区の盆踊りも境内で開催されます。 8月 盛り上げる『地域おこし』なん 縁日の日だけ本堂の扉が開き、江 なっても子どものころの思い出 六間 道に高さ 神社を守る浅間神 「 毎 年、 み よ し ま つ り で 保 存 会として御輿を担いで練り歩き 受け継がれてきた を立てたり、やぐらを組んで提 灯 富士宮市の富士山本宮浅間大社 をするんです」と話す保存会会 浅間神社を守る想 です」と目を輝かせて話す西内 戸時代に描かれた貴重な本堂の天 ました。 井 画を見ることができます。町の でみてはいかがでしょうか。 歴史に触れながら、祭りを楽しん 地域の行事を盛り上げ、『家族』 「 若 い 人 た ち が 地 域 に 関 心 を 持てば、地域が活性化されます。 24 社保存会には現在約 長を務める西内一夫さんは東京 い が、 地 域 を 守 る さん。最後に今後の展望を伺い 24 ふだ 都板橋区出身。当時はまだ三芳 気持ちに繋がって い る と 言 い ま す。 御輿は、「地域おこし」。 12 23 23 もらいに行くんで 年前に三芳町に来 ました。 と「 夏 祭 り に は 親 村だった約 「早く新しい地に馴染むよう に、積極的に地域の行事に参加 子で参加してほし けてほしい、地域の楽しさを感 人の会員 い『故郷』と感じてくれます」 。 から転入してきた人たちも新し 元への愛 着も湧き、都 内や地方 作ることができます。また、地 束力が強まり、支え合う仲間を 事に参 加することで、地域の結 「近所づきあいが希薄と言われ る昨 今ですが、夏 祭りなどの行 仲間作りになると言います。 田さん。夏祭りや地区の行事は 1985年に結婚を機に三芳町 地域の人たちが声をかけました。 になれるのが祭りの魅力です」 。 祭りがきっかけで で暮らすようになりました。 「三芳町の人たちは優しい人↘ 縁日には出店が並び、上富の山車も登場し、地 域の子どもたちによるお囃子も披露される。 【木ノ宮地蔵堂】住所:三芳町上富 1501 ※ライフバス地蔵前下車すぐ 祭りについて伺う しました。もともと人が大好き い で す ね。 参 加 す せんだつ とうじょういん な性格なので、すぐに打ち解け 東乗院の先達(修験者) が秩父から藤久保に移 かん じん り住んだ際に勧 進 した ものと伝えられています。浅間信仰は富士山を対象 とする信仰で、富士山を見立てた高塚の頂に祀られ ることが多い。この浅間神社もかつては 15 メート ルもの高塚に祀られていたと言われています。 を増やしていきたいです」。 せんげんじんじゃ る こ と で、 地 域 に 藤久保第3区区長の西内一夫さん(60)。東京都板橋区出身。 浅間神社保存会会長、地域連携避難訓練実行委員長などを 務め、地域のために尽力している。 23 三 藤久保第6区の結束力・団結力は、町民体育祭の 綱引きでの3連覇に表れている。 「 私 も そ う で し た が、 新 し い 地に慣れるために交流を持とう 地域が一つになる、仲間になる。 祭 り で 登 場 す る 御 輿。「 御 輿 を通じて地域に少しでも目を向 はっぴ 24 藤久保第6区区長を務める山田久美子さん(56) 。島根県出 雲市出身。1985 年に結婚を機に三芳町で暮らすことに。み よしまつりの時は、けやき連で華麗な踊りを見せてくれます。 ることができました」と浅間神 浅間神社 50 4 MIYOSHI MIYOSHI 5 23 14 50 藤 地 域 を 見 守 る、 故 郷 を 守 る、 ま つ り。
© Copyright 2024 ExpyDoc