7月20日

自主汗学
じ
しゅ
かん
がく
平成28年度
青山中学校だより 8月号
平成28年7月20日
いよいよ明日から夏休み。40日を超える長い時間ですが、時間は止まり
ません。8月末になって慌てないように、一日一日を大切にしてください。
夏休み中は、地域や家庭でのたくさんの出会いから、普段、学校ではでき
ない「学び」をしてください、そして、自分を大きく成長させたいですね。
部活動激励会(7月19日)
多くの部では、明日からの1週間で3年生最後の夏の大会・コンクール
を迎えます。各部にエールを送るため、生徒会が激励会を開きました。各
部からは、大会等を迎える気持ちや目標が発表されました。それぞれの思
いが詰まった、温かい会になりました。今まで練習を通して培ってきた力
を発揮し、1試合でも多く、少しでも長くチームの仲間と過ごす時間がと
れるといいです。健闘を祈っています。
各学年代表の「夏休みへの抱負」
第1学年
榊原 光翼
一学期を振り返ってみると、私は次の三つのことを努力しました。
一つ目は、級長を務めたことです。「中学校という新しい環境に慣れるだけでも精一杯なのに、上
手く学級をまとめることができるのか。」と最初はとても不安な気持ちでした。
そんな不安の中、すぐに運動会という大きな行事がありました。クラスの団結力が試される中、出
場種目や走る順番を決めたりするのになかなか意見がまとまらず大変でした。しかし、競技の練習が
始まると、「運動会優勝」という目標に向かってクラスの皆がだんだんとまとまり始めたのを感じま
した。学級三役だけではなく、クラスのみんなで意見を出し合えるいい雰囲気になっていきました。
そして、1年5組は十六回跳んだ長縄跳びを始め、どの種目でも全力を尽くし、協力し合うことで優
勝しました。クラスの代表として賞状を受け取った時は、とても嬉しかったです。仲間と作り上げた
雰囲気をこれからも大切にして、よりよいクラスにしていきたいと思います。
二つ目は部活です。初めは「先輩後輩との上下関係が厳しくないか、練習についていく体力が自分
にあるのか」と少し不安がありました。しかし、どの先輩方も優しく接してくださり、一年生でも何
とかついていける練習メニューが組まれており、そんな不安はあっという間に吹き飛びました。郡大
会に向け、先輩方が一生懸命練習している姿を見て、先輩方のために応援を全力で行い、支えていき
たいと強く思いました。つらく厳しい練習もありますが、前向きに取り組んでいきたいです。
三つ目は学習面です。小学校ではなかった定期テストに戸惑うことも多くありました。まず、テス
ト週間前に立てる計画表に驚きました。今まで、こんなにきちんと計画を立てて勉強したことがなか
ったので、中間テストの際には、上手に勉強を進めることができませんでした。科目が偏ったり、時
間を有効に使えなかったりしました。しかし、中間テストの反省を踏まえて、期末テストの際には目
標設定をし、その達成に向けてやることを明確にしたことで、効率よく勉強することができました。
また、英語の学習も少し苦労しました。今まで小学校の授業でしか英語に触れたことがなかったので、
一からのスタートでした。なかなか単語が覚えられませんでしたが、何度
も繰り返し読み書きをしたことで、段々と理解を深めることができました。
これからも上手に計画を立てて、自分で納得のできる結果を残していきた
いです。
さて、一学年の夏休みの目標は、「No more熱中症 部・遊・勉
に熱中しよう」に決まりました。中学校生活初めての夏休み。部活も遊び
も勉強も本気でやっていこうと思います。そのために、メリハリを大事に
していこうと思います。40日の夏休みが明けたらすぐに二学期です。一
学期に努力した三つのことを生かし、より充実した中学校生活を送りたい
と思います。
第2学年
澤田 康太
この春、青山中学校は新たに一年生を迎え、僕たちは先輩になりました。四月の学年目標を「かっ
こいい先輩になろう」と決め、部活動や委員会など、一年生と直接接点がある活動でよい手本となる
ように、二年生をスタートしました。多くの部活動では、夏の大会が終わると、僕たち二年生が中心
となっていきます。三年生の先輩と共に活動できる残りわずかな時間、たくさんのことを学ばせてい
ただきたいです。
ところで、みなさんには、「憧れの先輩」はいますか。僕にはいます。その先輩とは、部活動を通
して出会いました。心から尊敬し、心から憧れ、いつか試合で倒したいと思う先輩です。その先輩は、
今は、愛知県にはいません。柔道を極めたいという思いから、たった一人で、県外の高校に進学しま
した。家には、一年間のうち、少しの期間しか帰ることができないそうです。その先輩は、人の何倍
も練習をしていました。周りの人が遊んだり、ふざけたり、だらけていた
りしていても。だから、その先輩は、とてもとても強かったです。小学校
五年生、六年生のときには全国大会に出場し、中学校では、県大会三位と
いう素晴らしい結果を残しています。しかし、先輩は、その結果に満足し
ていませんでした。県三位の結果をとても悔しがっていたことを、昨日の
ことのように思い出します。その姿を見て、「かっこいい」と心を動かさ
れたのを強く思い出します。僕には、先輩を超えたいという気持ちが芽生
え、先輩を超えるためにも、一回一回の部活動の練習を大切にしています。
二年生のみなさんは、一年生にとって自分が「憧れの先輩」になっていると思いますか。充実した
夏休みを過ごすための目標はありますか。一度、自分自身に問いかけてみてください。 僕たち二年
生の夏休みの学年目標は、二年生全員の意見を集めて投票を行い「SUNSHINE ~太陽以上の輝く夏
に~」に決まりました。この学年目標には、部活動の大会や普段の生活、勉強、ボランティア、また、
友達と遊ぶときなど、夏休み中の全てのことにおいて、輝く努力、輝く汗、輝く笑顔、太陽の光に負
けない自分だけの輝きを放とう、という思いが込められています。僕たち二年生は、この学年目標を
全員が達成し、充実した夏休みを送ると共に、勉強や部活動で「革命」を起こしていきたいです。
さあ、二年生のみなさん、今年の夏は一度きり。職場体験学習や部活動での最高学年など、一人一
人の行動に大きな責任が伴います。中だるみの二年生なんて言わせない。輝く夏を充実させていきま
しょう。
第3学年
末永
純
私たちが最高学年の三年生となり、早くも四ヶ月が経とうとしています。私にとってあっという間
の一学期となりました。
まず、三年生の最大イベントである修学旅行がありました。前日の事前指導の日には時間を守れて
いない人がいて、当日が不安でした。しかし、当日は反省を生かし、全員整列完了時刻の五分前には、
並び終えることができました。旅行は国会見学で政治について学び、ディズニー、東京自主学習で仲
間と楽しみ、学級遠足でクラスの絆を深めました。たくさんの内容がつまっていた修学旅行では、社
会性と仲間と協力し合うことの大切さを学びました。
次に、クラスで団結することのできた運動会がありました。三年生に
とって最後の運動会だったので、みんな気合い十分でした。私が一番印
象に残っているのは全員リレーです。バトンには、「少しでもはやくゴー
ルへつなげよう」というクラス全員の思いが込められていました。結果
は一位で、総合優勝を獲得することができました。私にとってこの運動
会はとても良い思い出になりました。
しかし、楽しいことばかりではなく、三年生の課題も浮き上がってき
ました。一学期の三年学年運営委員会では主に、時間と忘れ物に対する対策を行いました。しかし、
結果は良いものではありませんでした。授業と放課のメリハリをつけることや宿題や授業の忘れ物を
しないことはとても大切なことだと思います。そのため、二学期は三役でもっと全体への呼びかけを
すること。それに追加して、一人一人が受験生としての意識をすること。この二つの取組で、学年全
体の雰囲気をさらに向上させていきたいです。
さて、明日からは三年生にとって最後の夏休みが始まります。三年生の学年目標は、Change myself
~ この夏どう変われるかは自分次第~です。これは、気持ちを入れ替えて今より良い自分に変わる
ために、夏休みの努力を大切にしていこうという意味です。
三年生のみなさん、この目標を常に意識して、残りの部活動や受験に向けての学習など、何事にも
全力で、悔いのない夏休みを過ごしていきましょう。
夏 休 み 中 の 予 定
7月21日(木)~知多地方体育大会(郡大会)
27日(水)~愛知県総合体育大会(県大会)
29日(金) 全校出校日、職場体験事前指導(2年)
8月 1日(月)~ 5日(金) 2年生職場体験学習
19日(金) 1年出校日・クリーン作戦
22日(月) 2年出校日・クリーン作戦
23日(火) 3年出校日・クリーン作戦
※
各学年の詳しい予定につきましては、「学年だより」をご覧ください。
心に留めておきたい言葉
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気をもった者だけだ。」
(ロベルト・バッジョ選手)