病病連携、病診連携を推進し、顔の見えるより確かな連携ネットワークの構築に努めています vol.114 AUG 2016 整形外科部長就任にあたって 整形外科 部長 原 俊彦 リエゾン精神科部長就任に あたって リエゾン精神科 部長 光安 博志 形成外科部長就任にあたって 形成外科 部長 森久 陽一郎 産婦人科手術における 取り組みのご紹介 産婦人科 部長 岡 寛 ■ 漢方あらかると∼その92∼ 「温補剤の必要性を実感した在宅医療」 漢方診療科 土 倉 潤一郎 AIH Doctor s File 医師異動情報 8月外来診療担当表 表紙の人 : 産婦人科 部長 岡 寛 地域医療支援病院 臨床研修指定病院 地域がん診療連携拠点病院 福岡県総合周産期母子医療センター 整 形 外 科 部長就任にあたって 整形外科 部長 原 俊 彦 この度、平成28年4月1日付けで飯塚病院整形 外科部長に就任しました。専門領域は股関節外科 です。熊本大学を平成3年に卒業し、九州大学医 学部整形外科に入局しました。医者になって一年 目は九州大学病院勤務でした。その当時、バイオ マテリアルグループに所属し、人工股関節の表面 素材の研究などをしたことが股関節との最初の関 わりでした。その後、北部九州を中心に臨床経験 を積み、平成12年の九州労災病院勤務から本格的 に股関節外科医として現在に至っております。九 州労災病院では著名な股関節外科医である故杉岡 洋一先生が院長として在任された期間に勤務できたことが、私の人生の転機だったと感じております。 股関節は人体最大の球状関節で、歩行の要となる関節です。この関節が破壊・変性すると日常生活に大き な支障を来すことになります。破壊・変性の原因は、関節症や壊死、外傷などの疾患が挙げられます。これ らの問題がさまざまな年齢層で生じます。股関節の手術は、人工関節と関節温存術に大別できますが、人工 関節は耐久年数があるため若年者への適応には限界があります。よって、同じ疾患・病態でも症例によって さまざまな手術法を駆使して治療に当たる必要があります。 人工関節は術後早期から歩行訓練が可能で安定した治療成績を期待できますが、術後脱臼や感染、耐久年 数などの問題が存在します。また術後脚長が延長しやすいなどの問題もあります。脚長や脱臼の問題はイン プラントの設置精度が大きく関係しています。これを克服するために、徹底した術前計画をコンピューター 上で行い、術中に反映させるシステムを開発・導入いたしました。術中はレーザーを指標とし、専用デバイ スを併用することで設置精度の向上を図り、成果を上げております。一方、関節温存術は、比較的若い症例 が対象となります。関節温存術には大腿骨頭回転骨切り術、内反骨切り術、外反骨切り術、Chiari骨盤骨切 り術、臼蓋形成術、寛骨臼移動術などがあり、それぞれに特長のある手術です。これらを使い分け、時に併 用して手術に当たります。中でも、寛骨臼移動術は、九州労災病院当時に開発した「前方アプローチによる 寛骨臼移動術(Spherical Periacetabular Osteotomy:SPO)」を行っております。この手法は、小皮切・小 侵襲で大血管損傷のリスクも低い優れた方法です。術後における筋力の回復に優れているため、比較的早期 に社会復帰出来ることも利点です。また、手術適応症例は若い女性が多いため、産道を傷付けないというの も利点として挙げられます。その他、大腿骨頭回転骨切り術・内反骨切り術は、大腿骨頭壊死症に対する手 術であり、当院では膠原病・リウマチ内科があるため、ステロイド性大腿骨頭壊死の患者さんに貢献できる のではないかと考えております。 飯塚病院は、地域の基幹病院として手外科・膝関節外科・外傷外科など整形外科全般を、これまで通り幅 広く対応していく所存です。他病院との連携も深め、新しい治療・合併症対策を取り入れて行きたいと思い ます。今後ともよろしくお願い致します。 1 リ エ ゾ ン 精 神 科部長就任にあたって リエゾン精神科 部長 光 安 博志 平成28年4月1日付でリエゾン精神科部長に就 任いたしました、光安博志と申します。「リエゾ ン精神科」という新しい部署のご紹介とともに筑 豊地域の皆様にご挨拶させていただきます。 飯塚病院では、従来から精神神経科の診療活動 を長年行っておりますが、今年度から活動内容を 特化した「リエゾン精神科」を開設いたしまし た。従来からの精神医療の診療は「一般精神科」 として継続いたしております。「リエゾン精神 科」という名称に殆どの方々は馴染みがないと思 われますが、総合病院における精神科診療の重要 な領域であるコンサルテーション・リエゾン精神医療を中心として活動していく診療科です。具体的には、 飯塚病院の特徴である心身合併症センター(西3階病棟)、精神科コンサルテーション・リエゾン診療、およ び、精神科リエゾンチームの診療を充実させるための部署として、私(光安)とともに、スタッフ医師2名 (廣瀬Dr、土屋Dr)が新たに着任して3名体制で診療を開始しておりますので、どうぞよろしくお願い申し 上げます。簡単に私の経歴をご紹介させていただきますと、平成7年に九州大学を卒業後、九州大学精神科 神経科に入局し、田代信維前教授および神庭重信教授の御指導の下で、関連病院で研修を重ねてきました。 国立肥前療養所(現肥前精神医療センター)、九州大学病院、県立遠賀病院(現遠賀中間医師会おかがき病 院)、天臣会松尾病院、九州厚生年金病院(現JCHO九州病院)を経て、平成20年から九州大学病院・精神科 神経科に勤務し、院内リエゾン相談部門を中心に成人の精神障害(器質性・症状性精神障害、認知症、統合 失調症、気分障害、神経症性障害)の診療に従事しておりました。 精神科診療において問題となり、たいへん困るのが、精神障害の患者さんに重篤な身体疾患が合併する場 合の治療場所の選択です。これは日本全国どこにおいても課題となっていることです。飯塚病院はその解決 策といえる心身合併症センターを運営しており、身体科医師が主治医、精神科医師が副主治医として身体と 精神の両面を管理する病棟体制を整えており、他の施設から赴任した立場からすると画期的な取り組みだと 言えます。精神科医療機関(病院・クリニック)で精神障害の治療を受けておられる患者さんの身体疾患治 療の入院対応が心身合併症センターの重要な役割だと考えております。 また、元々は精神障害を抱えておられない方でも、特に高齢者においては、身体疾患により入院された場 合には、せん妄、抑うつ反応、不眠などのさまざまな精神症状が新たに出現して入院治療に支障を及ぼすこ とがあります。そのような方々の精神面の問題をリエゾン精神科/精神科リエゾンチームが対応してまいり ます。それによって、本来の身体治療ができる限り円滑に実施できるようにご協力してまいります。 筑豊地域の各医療機関、関係機関との連携を図りながら、治療にご協力でき、少しでも貢献できればと考 えておりますので、今後とも飯塚病院リエゾン精神科および精神科リエゾンチームのスタッフともども、ど うぞ宜しくお願い申し上げます。 2 形 成 外 科 部長就任にあたって 形成外科 部長 森 久 陽一郎 平成28年4月1日付けで飯塚病院形成外科部長 に就任いたしました、森久陽一郎です。現在飯塚 病院形成外科は日本形成外科学会の認定施設で す。常勤2名で、非常勤として月1回は久留米大 学形成外科顎顔面外科主任教授の清川兼輔先生に 診療をお願いしています。私は久留米大学医学部 医学科出身で平成13年に久留米大学形成外科教室 に入局いたしました。その頃はまだ研修医制度が ない時代でしたが、前任の教授が「専門ばかに なってはいけない」との方針で久留米大学病院お よび九州医療センターにて2年間の外科系ロー テーションを行った後、3年目より形成外科医としてのキャリアがスタートしました。 関東や関西ではこの疾患はこの病院というようなイメージができており、病院によっては症例に偏りのあ る状況が生まれています。しかし、九州では形成外科がある病院や形成外科医の数がまだそこまで多くあり ませんので、赴任したそれぞれの病院でいろいろな分野の症例を経験させていただき、また勉強させてもら いました。 形成外科は治療対象としての特定の臓器を持っていないことが特徴の一つですので、その治療対象範囲は 多岐にわたっています。大きく分けると外傷、先天性疾患、良性腫瘍、再建そして美容ということになりま す。そしてその土台となるキーワードが「創傷治癒」です。何らかの問題(創傷)をよりよく解決(治癒) させるということです。とはいっても形成外科は新しい学問であり、なかなか扱う疾患をイメージすること が難しいと思いますので、具体的には形成外科学会のホームページに書いてある「形成外科で扱う疾患」と いうところを書かせていただきます。 ①新鮮外傷、新鮮熱傷、②顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷、③唇裂・口蓋裂、④手、足の先天異常 (多指症、合指症など)、外傷、⑤その他の先天異常(耳の変形、陥没乳頭など)、⑥母斑、血管腫、良性 腫瘍、⑦悪性腫瘍およびそれに関連する再建、⑧瘢痕、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、ケロイド、⑨褥瘡、難治性 潰瘍、⑩美容外科、⑪その他(眼瞼下垂、顔面神経麻痺、陥入爪など)です。細かく言えばきりがないです が「目に見える」問題であれば形成外科でできることがあると思いますので、遠慮なくご紹介いただければ と思います。 今後の取り組みとして、インプラントによる乳房再建およびリンパ浮腫に対する外科的治療を行う予定で す。インプラントによる乳房再建は2012年7月に保険適応となりました。当院でも乳腺外科と共同して、今 年度での実施施設の認定を取得する予定です。リンパ浮腫に関しては、現在顕微鏡下で行うリンパ管静脈吻 合術が行われるようになってきました。根治的な治療ではないのですが、リンパ浮腫の諸症状の改善が期待 できます。当院でもマイクロサージャリーができますので、症例を増やしていこうと考えています。 地域の先生方のご協力を賜り、筑豊地域の医療に貢献させていただくことができましたら幸いです。何卒 よろしくお願いいたします。 3 産婦人科手術における取り組みのご紹介 産婦人科 部長 岡 寛 産婦人科手術についての取り組みをご紹介いたします。 手術枠拡大への取り組み 飯塚病院産婦人科では、豊富な症例数を背景に多種多様な手術を行っており、当院で施行可能な手術の種 類は本邦で行われている手術をほぼ網羅しております。年間手術件数は2013年をピークに年間800症例程度 で推移し(図1)、2011年より強化に取り組んだ腹腔鏡手術は良性疾患の60%を占めるに至りました(図2)。 (図1) (図2) ただこの3年間は手術件数、腹腔鏡手術件数ともに頭打 ちの状態で、術式別に見ても腹腔鏡手術の増加に伴い良性 (図3) 疾患に対しての開腹手術数が減少した以外はどの術式もほ ぼ横ばいで推移しています(図3)。しかしながら婦人科手 術待ちの患者さんは依然として多く、その期間は1∼2ヶ 月を要しています。手術待ち期間が長いにも関わらず、年 間の手術件数が横ばいであることを考え、手術枠の拡大が 必要との判断に至りました。 当科の人員も2016年より11人体制となり、外来・病棟業 務、救急搬送や緊急手術への対応に加え、並列での手術が 可能であると判断し、手術枠数を増やすことにいたしました。これにより患者さんの手術待ち期間は1ヶ月 以内に短縮できる見通しです。 より低侵襲な手術術式拡大への取り組み ① 早期子宮体がんに対する腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術根治術(平成26年4月より保険収載) 従来の開腹手術に比べ創が小さく、術後の社会復帰までの期間が格段に短縮します。この手術は婦人科腫 瘍学会認定婦人科腫瘍専門医および産科婦人科内視鏡学会技術認定医が所属、かつ、治療経験がある施設で のみ施行が許されています。当院はこの認可を受けた数少ない病院の一つとして手術を行っています。 ② CIN2・3に対するレーザー蒸散術 子宮頚がん検診(子宮頚部細胞診)により前がん状態が発見され、前がん状態である子宮頚部異形成でハイリス クなヒトパピローマウイルス(HPV)が検出された中等度異形成(CIN2)と高度異形成および上皮内がん(CIN3)の 症例では治療が必要です。子宮頚がんは比較的若い女性に起こりうる疾患で、生殖年齢の女性の治療では 一般的な治療法である円錐切除手術を行うことで将来的な妊娠・分娩に影響が生じる可能性があります。 このような患者さんに対してより低侵襲なレーザー蒸散を外来手術で行うことが出来るようになりました。 円錐切除を行うことで懸念される将来的な妊娠での流産や早産のリスクがなくなると考えられます。 最後に 産婦人科医の減少に伴い、全国的に婦人科手術可能な施設が減少しており、特定の施設に手術症例が集中 し、どの施設も手術まで1∼2ヶ月以上の待ち期間が発生している状況です。飯塚病院では手術までの待ち 期間を短縮し、より低侵襲な手術術式の拡充に取り組むことで患者さんへのサービス向上を図っていきます。 4 漢方あらかると ∼その92∼ 「温補剤の必要性を実感した在宅医療」 漢方診療科 土 倉 潤一郎 訪問診療は基本的に外来へ通院できない患者が対象となり、そのほとんどが高 齢者や慢性疾患患者であります。そのため、西洋医学での治療困難例も少なくな く、漢方の必要性を実感しております。 私は在宅医療も経験させて頂いておりますが、今回はその1例をご紹介いたし ます。 【症例】70代 男性 【主訴】全身倦怠感、意欲低下、食欲不振 【既往歴】アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、慢性閉塞性肺疾患 【家族歴】特記事項なし 【病歴】アレルギー性気管支肺アスペルギルス症や慢性閉塞性肺疾患などで訪 問診療を開始。もともとADL自立であったが、2ヶ月前に肺炎を発症後、全身倦怠感が出現。その後、終日 臥床で意欲低下や食欲不振を認めるようになったため、証を検討した。 【現症】やせ型、血圧 96/56mmHg、脈拍 57/分、体温 36.1度、SpO2 96%、心音・呼吸音:異常なし、腹 部:圧痛なし、血液検査に異常なし。 【漢方医学的所見】寒がりで手足の著明な冷感を認める。倦怠感が強く終日臥床。食欲はなく、飲水は温か い物を好む。二便に異常なく、睡眠は良好。他覚所見としては、顔色不良で脈の緊張は弱く、舌の所見は暗 赤色で、湿潤した薄い白苔と舌下静脈怒張を認める。腹部の反発力は軟弱であった。 ぶくりょう し ぎゃくとう にんじんとう しん ぶ とう 【経過】著明な冷え、強い倦怠感を参考に茯苓四逆湯の方意で人参湯エキス(No32)、真武湯エキス (No30)を各3包/日で処方した。2週間後、「だいぶ良くなった。食事もとれるようになった。トイレに 行ってもきつくない。座って新聞を読めるようになった。」と笑顔で表情も良くなっていた。1ヶ月後、「調 子は良い。外に散歩に行った。」と経過良好であった。 ぶくりょうしぎゃくとう にんじんとう しん ぶ とう 【考察】今回、全身倦怠感、意欲低下、食欲不振に対して茯苓四逆湯(人参湯エキスと真武湯エキス)が奏 効した症例を経験いたしました。著明な冷えを認めていたことから、温め補う漢方薬(温補剤)の選択が重 要であったと思われます。今回の症例以外にも温補剤が奏効した症例を経験しておりますが、在宅医療では 冷えている方が多く、温補剤の必要性を実感するようになりました。 そもそも訪問診療患者は外来通院ができなくなった方が対象となるため、必然的にADL、運動機能、心肺 機能が低下していることになります。よって、その活動性の低下に伴い、訪問診療患者は潜在的に冷えを生 じている場合が多いと思われます。そして今回のように何かイベントや合併症などがあった場合、外来診療 ほ ちゅうえっ き とう じゅうぜん たい ほ とう では、補中益気湯や十全大補湯などの補剤などでも対応できることが多いかもしれませんが、もともと冷え の傾向がある訪問診療患者ではさらに冷えが増悪する可能性があり、今回のように温補剤が必要になること が多いのではないかと思われます。 ∼温補剤の鑑別∼ にん じん とう ●人 参 湯:主に胃腸を中心に温め補う。冷え症の食欲不振には第一選択となる。 しん ぶ とう ●真 武 湯:主に全身を温め補う。クラッとする、ふわふわするなどのめまい感や下痢などにもよい。 にんじんとう ぶくりょうしぎゃくとう ●茯苓四逆湯:主に全身を温め補う。冷えが強く、著明な倦怠感を伴う。エキス製剤にはないため、人参湯と しん ぶ とう 真武湯を合わせて代用する。 だい けん ちゅう とう ●大 建 中 湯:主に腸管を温める。腸管が冷えている場合の便秘、下痢、腹痛、腹部膨満などによい。臍周 囲に他覚的な冷感を認める場合もある。 5 AIH Doctor's File 飯塚病院では、地域の先生方とのより良い診療連携を目指し、顔の見える より確かな連携ネットワークの構築に努めています。 本稿では、さまざまな分野で専門性を持ち、患者さんの診療に携わる当院 の医師たちをご紹介させていただきます。 【医師名】 呼吸器内科 医長代理 靍 野 広介 【専門分野】 呼吸器内科 【認定医・専門医・指導医】 日本内科学会認定内科医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 専門領域を教えてください 呼吸器内科全般です。特に、間質性肺炎の領域に力を入れてい ます。 この領域の特徴や、今後の活動についてお聞かせください 間質性肺炎は原因がよく分からないことも多く、初期は症状が軽い方もいるため、受診が遅れて病気が進 み、肺が固くなった状態や急性増悪した状態で発見されることがあります。現在の医療では治すことはでき ないのですが、進行を遅らせる薬が出てきており、悪化する前に受診いただくことが大切です。この病気に ついて、患者さんへはもちろん、地域の先生方や他科の先生方へも情報発信、啓蒙活動ができればと思って います。 診療において心がけていることはありますか 患者さんと病気以外の雑談を交えながら、家族関係や生活背景、価値観などを探り、そういった点を意 識しながら治療方針を立てることを心がけています。そうすることで、患者さんの不安を和らげ、より満 足のいく医療を提供できるのではないかと思っています。 最後に一言お願いします レントゲンやCT写真でモヤモヤしたよく分からない影がある、背中を聴診すると、パリパリ乾いた音 がする、乾いた咳が続いている、などなど、少しでも間質性肺炎が疑われるようでしたら、ぜひ当科へご 紹介いただけたらと思います。患者さんへの病状の説明、定期フォローを行いつつ、治療介入が可能か検 討していきます。さらに、この地域に住む患者さんから得られた貴重なデータを集積、解析させていただ き、この地域から間質性肺炎診療に関わる有用な情報を、世の中に発信していければとも思っています。 よろしくお願いします。 飯塚病院医師異動情報 【 はじめまして! 】 (平成28年4月∼5月に 入社した医師です) あそう たけいちろう 麻生 丈一朗 耳鼻咽喉科 H.28.7.16 採用 【 お世話になりました! 】 (平成28年6月∼7月に退職した 医師です) 整形外科 城 野 修 『ふれあいネットワーク No.114』 飯塚病院 TEL 0948-22-3800(代表) 〒820-8505 飯塚市芳雄町3-83 発行日:平成28年 8 月10 日 発行:飯塚病院 広報室 ふれあいセンター地域連携室 / TEL 0948-29-8070(直通) FAX 0948-29-8457(直通) 6 時 分︵一部の科を除く︶ E 休診日 30 土・日曜・祝日、年末年始 診療科 総合診療科 肝臓内科 内分泌・糖尿病内科 血液内科 膠原病リウマチ内科 整形外科 (紹介状必要) 腎臓内科 (紹介状必要) 医師名 井村 洋* 中村 権一 清田 雅智 小田 浩之 吉野 俊平 檜田 剛 松永 諭 江本 賢 冨山 周作 岡村 知直 齊藤 悠太 橋本 法修 月 PM● AM○/● PM● AM○/● PM● 火 水 木 金 PM● PM● AM○/● PM● ● AM○/● PM● AM○/● PM● ● AM○/● PM● ● AM○/● PM● PM● AM○/● PM● AM○/● PM● ○/● ○/● ● ● ○/● ● ○/● ● ○/● ● ○/● ● ○/● ○/● ○/● ● ○/● ○ (隔週) ● ○ (隔週) ● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● PM● AM● ○/● PM● AM○ ○/● AM● AM● ○/● AM● ● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ● PM● PM● AM○/● AM○/● PM● PM● ● ○ ● ○ ● ● ● ○ ● ● ○ ● ● ● ● ○ ● ● ● ○ ● ● ● ● ● ● ● ○ ● ○/● ● ○/● ● ○/● ○/● ● ● ○/● ○/● ● ○/● ○ ○/● ○/● ○/● ● 形成外科 泌尿器科 (紹介状必要) 脳神経外科 ○/● ○/● 手術 ○/● ○/● ○/● 中島 雄一* ● ○ 足立 知大郎 ● 松原 匠 ● ○ 宮崎 健 ○ ● 高瀬 敬一郎* ○ PM● PM● 立石 貴久 PM● ○ PM● 中村 憲道 ○ ○ 吉村 基 PM● 岡留 敏樹 ○ 横山 淳 PM● ○ ●物忘れ外来 (予約必要) 名取 良弘* ● ※原則紹介予約制(入院中外来も含む) ○ ● 手術 緩和ケア科 (予約必要) ○/● ○/● ○/● ○/● ご紹介はなるべく月・水・金曜日にお願いします。 今本 尚之 井上 大輔 森 恩 山田 哲久 外 科 ○/● ○/● 手術 ■ の診療科は予約制です。 ■ の診療科は初診時には原則として紹介状が必要です。 神経内科 (予約必要) (紹介状必要) D不妊外来(予約必要):本庄 考(第1, 3金曜 14:30∼) 幸田 太* 千葉 貴人 村田 真帆 陣内 駿一 森久 陽一郎* 川良 智美 ● ○/● ○/● 手術 ● ○ ● ○ ○ ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ● ● ○ PM● ○ PM● ○/● ○/● ● ● ● ○ ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ● ● ○/● ○/● ● ○/● 月 ○/● 火 ○/● 水 木 ○/●(第1,3のみ) ○/● ○/● ○/● ○/● ● ▶外来直通電話番号 0948-29-8024 (心臓血管外科) 循環器内科 (紹介状必要) ▶外来直通電話番号 0948-29-8036 (循環器内科) 消化器内科 (紹介状必要) 心療内科 (予約必要) (紹介状必要) 精神神経科 (予約必要) (紹介状必要) 画像診療科 (予約必要) (紹介状必要) 放射線治療科 (紹介状 ・ 予約必要) 眼 科 (紹介状必要) 受付時間 8:00∼10:30 向野医師:火/木の診療開 始は10:00 からです。 耳鼻咽喉科 (紹介状必要) 歯科口腔外科 小児外科 内田 孝之* 松元 崇 鬼塚 大史 西島 卓矢 安藤 廣美 田中 二郎 ○/● ● ○/● ○/● AM●/PM○ ● ○/● ● ● ○ ○/● 小児科 ※小児専門外来 (予約必要) (紹介状必要) ○/● ○/● ○/● ● 漢方診療科 (予約必要) PM○/● ○/● リハビリテーション科 ● ● AM● (紹介状・予約必要) ※現在、初診の方は原則として院内紹介のみです。 呼吸器病センター 呼吸器内科 海老 規之* ○/● ○ ○ ○/● 飛野 和則* ○/● ○/● ○/● ○ ○/● 救命救急センター ○/● ○/● ○/● ○/● AM●/PM○ 金 ○/● ○/● ○/● ○/● ※ご紹介は【呼吸器病センター】【呼吸器内科】【呼吸器外科】のいずれでも結構です。 心臓血管外科 (予約必要) (紹介状必要) ○/● ● 医師名 向笠 洋介 宮嶋 宏之 靏野 広介 浅地 美奈 神 幸希 吉松 由貴 西澤 早織 吉峯 晃平 棟近 幸 後藤 夕輝 山本 英彦 大 敏弘* 小舘 満太郎* 宗 知子 中川 誠 金山 雅俊 西澤 夏將 ○/● ○/● AM●/PM○ AM手術紹介 PM手術紹介 ●ペースメーカ外来(水・金曜日の午後) ●心臓手術 (月曜) 内田 孝之 ●大動脈瘤外来 (月曜) 内田 孝之・ (木曜) 松元 崇 ●静脈瘤外来(火曜・水曜・木曜) 山田 明* ○/● ○/● 今村 義浩 ○/● ○/● 中池 竜一 ○/● ○/● 堤 孝樹 ○/● ○/● 稲永 慶太 ○/● ○/● 田中 俊江 ○/● ○/● 中野 正紹 ○/● 円山 信之 ○/● 上野山 紗織 ○/● 古川 正一郎 ○/● 大森 崇史 ○/● 本田 泰悠 ○/● ●睡眠時無呼吸外来 (予約制) :山田 明 (第1, 3, 5木曜) / 向笠 洋介 (第2, 4木曜) ●ICD外来 (予約制) :堤 孝樹 (月曜) ●学校検診 (予約制) 赤星 和也* ○/● 久保川 賢 ○/● 宜保 淳也 AM● ○/● 淀江 賢太郎 ○/● 長田 繁樹 ○/● 徳丸 佳世 ○/● 鈴木 俊幸 ○/● 池田 浩子 ○/● 山口 恵梨子 ○/● 長友 周三郎 ○/● 永松 諒介 ○/● 宮本 和明 ○/● 安倍 俊行 ○/● 木村 勇祐 ○/● 佐藤 孝生 ○/● 梅北 慎也 ○/● 内視鏡検査については受診後の完全予約となります。 小幡 哲嗣* ● ● PM● ● ○ 橋口 悦子 ● ○/● 吉原 一文 ○/● 第1のみ 須藤 信行 ○/● 第3のみ 光安 博志* ● ○/● ○/● ● 本田 雅博* ● ● ● ● 廣瀬 武尊 ● ● ● 土屋 達郎 ● ● ● 丸野 大輔 ●(第1,3,5) 花田 雄樹 ● 髙橋 潤一 ● 村上 智哉 ● ※現在、初診の方は原則として院内紹介のみです。 鳥井 芳邦* ○/● 福谷 龍郎 ○/● 落合 浩一朗 PM○/● 小栗 修一 ○/● ▶外来直通電話番号 0948-29-8035 (画像診療科) 久賀 元兆* ● 向野 利一郎* ○/● 沖田 絢子 ○/● 中間 崇仁 ○/● 徳永 瑛子 ○/● 森 雄二郎 ○/● 有川 愛子 上村 弘行* AM○/● 麻生 丈一朗 PM手術 中島 格 ○/● ○ ○ ○ ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● ○/● 手術 ご紹介はなるべく火・木曜日にお願いします。 中松 耕治* 牟田 晃洋 上妻 亜也子 中村 晶俊* 古澤 敬子 ○/● ○/● ○/● ○/● ● ● ○/● ○/● 手術 ○/● ○/● ● ○/● ● ○/● ○/● ● ○/● ○/● 手術 火・木曜日にご紹介いただく場合は、外来へご連絡ください。 月・水は手術日ですので、緊急以外は他の曜日にご紹介ください。 梶山 潔* 甲斐 正徳* 古賀 聡* 皆川 亮介* 木村 和恵 由茅 隆文 武谷 憲二 (乳腺外科) 吉屋 匠平 長家 尚 柏木 秀行* 山口 健也 橋本 法修 山下 智弘* 呼吸器外科 ● ○/● D腹膜透析外来(月曜・水曜・木曜・金曜)武田一人/古庄正英/原 崇史/冨田佳吾 産婦人科 (午前外来) 辻岡 寛* ● ● 8:30∼11:30 近藤 晴彦 ● ● 後藤 麻木 ● ● 妊婦健診 深見 達弥 ○ 妊婦健診 ● ※毎月曜日は院内 藤 庸子 妊婦健診 ○ コンサルト不可。 中村 寿美得 妊婦健診 ○ ● 山本 広子 ● ● ○ 遠山 篤史 ○ 妊婦健診 今岡 咲子 ● 江口 冬樹 ● ● 松岡 良衛 ○/● 辻岡 寛* ○ 産婦人科 (午後外来) 14:00∼15:00 近藤 晴彦 ○ 妊婦健診 後藤 麻木 ○ 深見 達弥 ● ※毎月曜日は院内 藤 庸子 ● ● ○ コンサルト不可。 中村 寿美得 ● (交代制) 山本 広子 妊婦健診 遠山 篤史 ● ● 今岡 咲子 妊婦健診 ○/● 江口 冬樹 ● 松岡 良衛 ● 皮膚科 (紹介状必要) 呼吸器内科 AM○/● PM● がん治療支援外来(紹介予約制)(金曜) 13:30∼16:30 檜田 剛 ※当面は、 院内紹介のみで、 外部からの予約受付はおこなっておりません。 本村 健太* 矢田 雅佳 千住 猛士 宮 将之 田中 紘介 増本 陽秀 井手 誠* 福原 沙希 和田 和子 中嶋 久美子 油布 祐二* 喜安 純一 池田 元彦 木下 聡子 永野 修司* 内野 愛弓 藤井 勇佑 大田 俊行 原 俊彦* ※予約必要 新井 堅 浜崎 晶彦 美浦 辰彦 佐藤 太志 川原 慎也 土持 兼信 牛島 貴宏 春田 陽平 柴原 啓吾 武田 一人* 三浦 修平 中下 さつき 古庄 正英 原 崇史 冨田 佳吾 中嶋 崇文 前園 明寛 米谷 拓朗 平川 亮 豊永 次郎 診療科 (平成28年 8 月 1 日現在) 手術 ◇ 診療予定の医師が学会等で不在となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。※詳しくはお電話にてお問い合わせください。TEL 0948│22│3800︵代表︶ 8時 分∼ 11 ◇ 原則として再診は予約制です。 ◇ 各診療科専門外来は予約が必要です。 ︵○初診・●再診︶ E*は各診療科部長です。 E 外来受付時間 00 外 来 診 療 担 当 表 ▶外来直通電話番号 0948-29-8026 (小児外科) 岩元 二郎* ● ● ● 坂口 万里江 ○/● ○/● ○/● ○/● 松尾 陽子 ○/● ○/● 田中 ゆかり ○/● ○/● ○/● 手術 ○/● ○/● ● ○/● ○/● ● ○/● ○/● ○/● 新生児外来 【火曜午後】神田 洋 【第1,3,5水曜】海野 光昭 神経発達外来 【月・木曜】近藤 里香子 【火曜午前・木曜午後】大矢 崇志 循環器外来 【火曜午後】籠手田 雄介 【第2,4週 水曜午前】寺師 英子 内分泌外来 【不定】八ッ賀 秀一 【第4火曜】佐々木 孝子 腎臓外来 【不定】江崎 拓也 血液内科外来 【隔月第4金曜】安藤 昭和 1ヶ月健診 【金曜】 田原 英一* 犬塚 央 矢野 博美 井上 博喜 土倉 潤一郎 吉永 亮 貝沼 茂三郎 久保田 正樹 髙橋 佑一朗 ○/● ○/● ● ○/● ○/● ● ○/● ○/● ● ○/● ● ○/● ○/● ● ● ○/● ○/● ○/● 救急部 奥山 稔朗*・八木 健司・山田 哲久 林 友和・生塩 典敬・賀茂 圭介・ 三隅 史郎・香月 洋紀 (交替で365日・24時間体制で対応しています)
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