三光株式会社 CSR活動

Corporate
Social
Responsibility REPORT 2015
私たちは人類の永続と繁栄と幸せを願い
創造的に行動し、
地域にとってなくてはならない企業であり続けます。
「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞しました
11月21日、環境大臣より、平成27
年度「循環型社会形成推進功労者環境
大臣表彰」を受賞いたしました。
これまでの、長年に渡る廃棄物の適
正処理・リサイクルの実施や、堆肥
化、廃エネルギーの有効利用などを評
価して頂いたものと考えています。
本受賞にあたり、弊社を取り巻く関
係者のみなさまに心より感謝申し上げ
ます。
この受賞を励みに、これからもより
良い廃棄物処理やリサイクルを目指し
て、全力で邁進してまいります。
三光エナジーサービス株式会社を設立
7月1日、石油輸送・販売
部門を分割し『三光エナジー
サービス株式会社』を発足致
しました。
今後はグループ企業の一つ
として、石油事業に今まで以
上に邁進し「地域になくては
ならない企業」を実践して参
る所存です。
引き続きご愛顧賜りますよ
うよろしくお願い申し上げま
す。
当社のホームページでは、環境保護活動報告
をはじめ、事業内容、優良産廃処理業者認定
制度にかかる情報開示などを
行っています。
http://www.sankokk-net.co.jp/
スマホの方はこちら →
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▼参加しています
環境保護/省資源/省エネルギー/温暖化対策
環境マネジメントシステム
弊社では、2005年以降 環境マ
ネジメントシステムを確立し、環
境基本理念及び環境方針を定めて、
環境保護活動に取り組んでいます。
2013年には、創業したグループ企
業㈱ウェストバイオマスを加えたEMS体
制を定めて活動しています。
エネルギー使用量の監視
平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 5年間平均
エネルギー使用
原単位は均衡し
ておりますが、
弊社エネルギー
使用量は、平成
25年度をピーク
に、減少傾向に
あります。
エネルギー使用量
原油換算KL
2,102
2,364
2,516
2,341
2,294
2,323
産業廃棄物処分量
T
86,645
86,645
88,761
86,352
90,841
87,849
エネルギー使用量
原単位
0.02426
0.02728
0.02835
0.02711
0.02580
0.02656
PKSの販売を開始しました。
PKSとは、パーム椰子から油を抜いた後の「椰子が
ら」のことをいいます。PKSを燃料とするバイオマス発
電は、二酸化炭素排出係数の低いクリーンエネルギーと
して注目されており、PKSの販売を通じ、地域の温室効
果ガス低減に貢献したいと考えています。
混合廃棄物選別設備を導入致しました!
江島工場内に、混合廃棄物選別設備
を導入致しました。
選別機“バリオセパレーター”を導入
することにより、処理作業のほとんどが
機械化されました。
これまでは、処理量が約1,000t/月
でしたが、選別機導入により、2倍の約
2,000t/月を処理することが可能と
なりました。
廃プラスチックなどの廃棄物を、でき
るだけ焼却によらない方法で処理する
ことで、環境負荷の低減に貢献したい
と考えています。
2
事業活動
低濃度PCB廃棄物をしっかりと無害化処理しております!
弊社は、2013年8月19日付で、環境大臣より低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄
物の無害化処理認定および収集運搬の広域認定を取得しております。汚染土壌の調査
から収集運搬・処分までワンストップサービス!まずはお気軽にお電話を!
・分析
廃棄物や土壌など、PCBに汚染されているかどうかの分析を実施しています。さら
に、処理後の低濃度PCB廃棄物が完全に無害化されているかどうかの検査も行っていま
す。
・収集・運搬
適切な収集運搬と環境保全に配慮した運搬計画に従って、弊社所有の収集運搬登録車
両と専任のドライバーが収集運搬を行っています。
・無害化処理・リサイクル
トランス・コンデンサなどの電気機器からウェスまで無害化処理を行うことができま
す。無害化後の鉄くずはリサイクルへ、そのほかの燃え殻は埋立地路盤材、コンクリー
ト資材などに再利用しています。
全国18府県から「優良」の認定を受けております!
この制度は、産業廃棄物処理業の実施
に関し、優良基準に適合する業者を、
都道府県知事が認定し、優良認定業者
が、産業廃棄物の処理を委託され易い
環境を整備して、処理の適正化を図る
ことを目的としています。弊社では、
許可更新時に、申請を行っています。
現在、弊社の許可証に対し、
18府県から「優良」の評価を頂いて
おります。
土壌汚染調査事業を行っています!
弊社は、前年度から引き続き、より積極的に、
汚染土壌調査事業に力を入れております。専用の
マシン(左写真:エコプローブ)を使用すること
で、無水で高速にサンプリングでき、より品質の
高い土壌採取を行うことが可能となり、様々な汚
染サイトで活躍しています。
また、弊社では中国四国地方環境事務所長名に
よる「土壌汚染指定調査機関」の指定を受けてい
るため、土壌汚染状況調査から土壌浄化事業、濃
度計量証明事業までを一括して手掛けておりま
す。
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再資源化の状況/事業活動
最新設備と独自技術で再資源化を推進し、環境負荷を低減しています。
( 平成27年1月~平成27年12月 一連の処理工程による。 )
総受入量(t) SHIOMI FACTORY
潮見工場
焼却減容量 約 26,736
ESHIMA FACTORY
江島工場
中間処理(t) リサイクル及び持出量(t)
約 17,072 約 34,806
焼却減容量 約 10,831
(保管888)
約 5,542 破砕処理 約 3,326 堆肥化 7,400
231
145
1,888
管理型処分場へ
再生路盤へ
セメント原料他へ
金属回収
1,514
13,628
18,703
1,173
83
48
815
管理型処分場へ
RPF燃料製造
ボイラー燃料
金属回収
堆肥原料へ
その他 有価等
安定型処分場へ
SHOWA FACTORY
昭和工場
TOTTORI FACTORY
鳥取堆肥工場
5,513 燃料リサイクル
68 金属回収
618 弊社保管
51 堆肥利用
503 その他
地域貢献/地域との連携/社外コミュニケーション
2015年度環境ボランティアを、春・秋
の2回にわたり実施しました。特に秋は
「三光環境DAY」として、全支店・営業
所にて実施しました。
ODAにより、インド共和国コチ市
のコンポスト事業調査を行いまし
た。
企業や地域の方に向けて出前授業・工場見学を行っています。
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