リスク算定表A-業務フロー管理(全社共通)

201x/x/x
社外秘
リスク算定表A-業務フロー管理(全社共通)
リスク事象
オペレーション
情報の生成・取得
リスク結果
誤った情報の作成
リスクの主体
偶発/故意
従業者
偶発
従業者
従業者
不要な情報の作成
誤った情報の取得
不要な情報の取得
従業者
偶発
偶発・故意
偶発
年間
発生回数
リスク詳細
作成者による誤字・脱字。
情報元の誤り、参照情報の誤り。
作成者による誤った情報の混入。
作成者による業務に不必要な情報の作成。
実施済対策
残留リスク
リスク値
残留リスク
発生確率
損失度
資産価値 資産価値 資産価値
1
2
3
10
a 作成者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
60%
1
6
12
18
10
b 他者による作成内容作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
20%
1
2
4
6
5
a 作成者による複数の情報元から収集した情報の ・属人的であり、誤り、怠惰の可能性。
突合による信頼性、信ぴょう性評価。
60%
1
3
6
9
5
b 他者による、収集情報の信頼性、信ぴょう性評
価。
・属人的であり、誤る可能性。
20%
1
1
2
3
5
a 作成者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
60%
3
9
18
27
5
b 他者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
20%
3
3
6
9
0.3
a 作成者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
60%
2
0.36
0.72
1.08
0.3
b 他者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
20%
2
0.12
0.24
0.36
従業者
故意
同上
0.1
a 他者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
20%
2
0.04
0.08
0.12
従業者
偶発
他者からの誤った指示による業務に不必要な情報の作
成。
0.1
a 指示者とは別の他者による作成内容の校閲。
・属人的であり、見逃す可能性。
20%
2
0.04
0.08
0.12
従業者、他部門従業者
偶発
組織内情報提供者からの誤った(不正確、欠落した)内
容の情報の取得。
1
a 情報入手者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通していないため、不備を見逃す可
能性。
70%
3
2.1
4.2
6.3
1
b 情報に精通した他者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通した者の不在。
20%
3
0.6
1.2
1.8
1
c 情報提供者による、作成後情報の内容確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
60%
3
1.8
3.6
5.4
従業者、他部門従業者
故意
同上
0.1
a 情報に精通した他者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通した者の不在。
20%
3
0.06
0.12
0.18
顧客、取引先
偶発
取引先、顧客からの誤った(不正確、欠落した)内容の情
報の取得。
0.3
a 情報に精通した他者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通した者の不在。
20%
3
0.18
0.36
0.54
顧客、取引先
故意
同上
0.1
a 情報に精通した他者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通した者の不在。
20%
3
0.06
0.12
0.18
競合、クラッカー
故意
身元を偽った者からの情報取得。
0.1
a コールバック等による情報提供者の本人確認。
・属人的であり、確認忘れ、怠惰の可能性。
20%
3
0.06
0.12
0.18
0.1
b 電子署名などによるシステム的な、情報提供者
の本人確認。
電子署名のなりすまし。
5%
3
0.015
0.03
0.045
a 情報入手者による取得内容の確認。
・属人的であり、見逃す可能性。
・情報に精通していないため、不備を見逃す可
能性。
60%
3
1.8
3.6
5.4
従業者、他部門従業者
偶発
組織内情報提供者からの業務に不必要な情報の取得。
1/2
1
201x/x/x
社外秘
リスク算定表B-1-IT管理(社内サーバ)
リスク
リスク種別
リスク事象
リスク主体
デバイス、アプリケーション、デー ・未認可の内部の者
タへのアクセス
・未認可の外部の者
・認可された内部の者
・認可された外部の者
技術的脆弱性の利用
権限奪取
リスク値
リスク結果
実施済対策
年間発生回数
・OS、ミドルウェア、アプリケーション
・ディスプレイ画面から情報 ・データの窃取
(オープンソース、ライブラリ含む)の脆弱 露呈
・データの露呈
性の悪用
・LAN I/Fから情報流出
・データの改ざん
・直結端末から情報流出
・データ消去
・直結端末の画面から情報 ・不要データの追加
露呈
・データの誤用
・管理されていないユーティリティ、サー
・USB I/Fから情報流出
・プログラムの改ざん
ビス、コマンドの誤用・悪用
(USBメモリ、CD-ROM等媒 ・プログラム消去
体経由も含む)
・不正プログラムの追加
・Bluetooth I/Fから情報流 ・プログラムの誤作動
・管理されていないユーティリティ、サー
出
・プログラムの誤用
ビス、コマンドの誤用・悪用
・攻撃継続のための仕込み ・設定変更
・攻撃の起点としての利用 ・設定消去
(遠隔操作、ボット化)
・設定追加
・パーミッション設定ミスの誤用・悪用
・アクセス権の変更
・アクセス権(アカウント)の追加
残留リスク
残留リスク
発生確率
損失度 資産価値 資産価値 資産価値
1
2
3
5
a ・OS、アプリケーション等の自 ・旧バージョンのコンピュータ上
動アップデート。
への残留。
・ファイアウォールによるシステ ・ゼロデイ攻撃。
ムへのアクセス制限。
20%
3
3
6
9
1
b ・不要なサービスの停止又は
削除。
・ウイルスまたは遠隔操作によ
る停止したサービスの再起動。
・ユーティリティ等の残留。
20%
5
1
2
3
1
c ・不要なポートのアクセス制
限。
・ウイルスまたは遠隔操作によ
る停止したポートの開放。
・ポートの見逃し。
20%
5
1
2
3
1
d ・パーミション設定後のダブル ・属人的であり見逃す可能性。
チェック。
・侵入をリアルタイム検知でき
・ログ解析による侵入の検知。 ない可能性。
40%
5
2
4
6
・入力制限設定不備の誤用・悪用による
不正キャラクタの入力(バッファオーバー
フロー、SQLインジェクション等)
0.3
e ・アプリケーションレベルでの入 ・アプリケーションに依存するた
力値制御。
め、網羅的ではない。
20%
3
0.18
0.36
0.54
・総当たり攻撃によるパスワードの解析
1
a ・パスワードは8文字以上、英 ・ソーシャルエンジニアリングに
大文字・英小文字・数字・記号 よるパスワード漏えい。
の内3種以上混在。
・離席時の内部の者による覗き
見。
10%
5
0.5
1
1.5
・強度の低いパスワード(短い・単純、予
測可能)の解析
1
b ・パスワードは8文字以上、英 ・ソーシャルエンジニアリングに
大文字・英小文字・数字・記号 よるパスワード漏えい。
の内3種以上混在。
・離席時の内部の者による覗き
見。
10%
5
0.5
1
1.5
・管理されていないパスワード(デフォル
ト、テスト用等)の利用
1
c ・CyberArc DNAによる不要な
アカウントの残留チェック。
20%
5
1
2
3
・拾得・盗んだ認証デバイス(IDカード等)
の利用
1
d N/A
0%
5
0
0
0
・権限者から聞き出した(偶然、騙して、
脅迫)パスワードの利用
1
e ・パスワード厳格保護のルール ・属人的であり徹底できない可
徹底。
能性。
20%
5
1
2
3
・他サイトで入手したID/パスワードの流
用
1
f ・業務用とプライベート用のパ
スワードの使い分け。
20%
5
1
2
3
・システム上に保存されたパスワードの
窃取。
0.3
g ・保存パスワードのハッシュ化 ・侵入をリアルタイム検知でき
等による秘匿。
ない可能性。
・ファイアウォールによるシステ
ムへのアクセス制限。
・ログ解析による侵入の検知。
20%
5
0.3
0.6
0.9
・通信経路上のパスワードの盗聴
0.3
h ・スイッチングによるトラフィック ・権限者によるミラーポートの
の分離。
悪用。
20%
5
0.3
0.6
0.9
・事前に侵入して得たあるいはマルウェ
アで流出させたパスワードの利用(ハッ
シュ化されたパスワードの解析、passthe-hashの悪用)
0.3
i ・OS、アプリケーション等の自 ・ゼロデイ攻撃。
動アップデート。
・侵入をリアルタイム検知でき
・ログ解析による侵入の検知。 ない可能性。
20%
5
0.3
0.6
0.9
・認可された者にアクセスさせる(嘘の指
示、脅迫)
0.3
j ・作業承認手続きの実施。
・作業内容のダブルチェック。
40%
10
1.2
2.4
3.6
2/2
・チェック実施まで不要なアカウ
ントが存在する可能性。
・属人的であり徹底できない可
能性。
・承認手続きの不備・不足。
・チエック手順の不備。不足