愛媛県内の声かけ・つきまとい等の発生状況(平成28年1~6月統計) 1 声かけ・つきまとい等の発生状況 愛媛県警察が認知した声かけ・つきまとい等の発生は、429件(うち子ども対象が266件)である。 事案別にみると、「声かけ」、「つきまとい」、「身体露出」が多い。 ○ 「声かけ」が101件(23.5%)。 ○ 「つきまとい」が74件(17.2%)。 ○ 「身体露出」が65件(15.2%)。 ○ 平成27年上半期と比べ、不審者情報の認知数が165件減少している。 ※ 「子ども」 は、高校生までの男女(未成年の有職者を除く)をいう。 ※ 声かけ・つきまとい等とは、「声かけ、つきまとい、ちかん、のぞき・盗撮、身体露出、その他(不審者等)」をいう。 ※ 「その他(不審者等)」には、容姿の写真撮影、暴行・傷害、住居侵入、挙動不審者等が含まれる。 ※ 強姦、強制わいせつは含まれていない。 事案別 声かけ 合計 101 74 33 30 65 126 429 つきまとい ちかん のぞき・盗撮 身体露出 その他(不審者等) 計 声かけ・つきまとい等の発生状況 合計 15 27 12 72 126 その他の内訳 暴行・脅迫 写真撮影 住居侵入等 挙動不審者等 計 その他の内訳 声かけ 23.5% その他 (不審者) 写真撮影 21.4% 挙動不審者 等 57.1% つきまとい 17.2% 身体露出 15.2% 暴行・脅迫 11.9% ちかん 7.7% 住居侵入等… のぞき・盗撮 7.0% 2 学職別の被害状況 声かけ、つきまとい等の被害状況を学職別にみると、 ○ 未就学児と小学生を合わせて110人(全体の25.6%)~「声かけ」と「つきまとい」が約半数を占めている。 ○ 中学生が72人(全体の16.8%)~小学生等と同様に、「声かけ」と「つきまとい」が約6割以上を占めている。 ○ 高校生が84人(19.6%)~中学生以下に比べて「声かけ」、「つきまとい」の割合が少なく、「ちかん」、「のぞき・盗撮」、 「身体露出」の割合が多い。 ○ 女性の認知は138人(32.2%)~子どもに比べて、「ちかん」、「のぞき・盗撮」、「身体露出」の割合が多い。 ※ 未就学児及び小中高校生は、男児(男子)を含む。 ※ 女性は、18歳以上の女性の数を計上している。 学職別被害状況 全体 その他 5.8% 104 84 72 ~小学 生 25.6% 62 35 14 6 9 7 11 女性 32.2% 25 中学生 16.8% 高校生 19.6% ~小学生 その 他 35.5% 身体 露出 11.8% 高校生 中学生 ちか ん 3.6% 声か け 31.8% つきま とい 17.3% 身体 露出 6.9% のぞ き・盗 撮 4.2% その 他 20.8% ちか ん 6.9% 声か け 31.9% つきま とい 29.2% その 他 20.2% 身体 露出 26.2% 声か け 17.9% つきま とい 19.0% ちか のぞ ん き・盗 11.9% 撮 4.8% 女性 その 他 29.7% 身体 露出 14.5% 声か け 17.4% つき まとい 12.3% ちか のぞ ん き・盗 10.1% 撮 15.9% 3 声かけ・つきまとい等の発生場所(学職別) ○ 未就学児と小学生~「路上」での発生が75件(68.2%)と最も多く、次いで、「公園」、「店舗等」が多い。 ○ 中学生~「路上」での発生が55件(76.4%)と最も多い。 ○ 高校生~「路上」での発生が61件(72.6%)で高い割合を占め、中学生以下に比べて「駅周辺・乗物内」での発生も多い。 ○ 女性~「路上」での発生は約半数にとどまり、「敷地内」や「店舗等」など、発生場所が多岐にわたっている。 ~小学生 駅周辺・乗 り物内 0.9% 店舗等 11.8% 公園(公衆 トイレ含む) 14.5% 敷地内(玄 関含む) 4.2% 駅周辺・乗り 物内 4.2% 店舗等 4.2% 公園(公衆ト イレ含む) 2.8% 駐車場 5.6% その他 1.8% 路上 68.2% 駐車場 2.7% 浴室・トイレ (住宅) 室内 敷地内(玄 1.2% 1.2% 関含む) 2.4% 階段・踊り場 等 4.3% 駅周辺・乗 り物内 10.7% 駅周辺・乗り 物内 2.2% 店舗等 4.8% 路上 71.4% 駐車場 6.0% 中学生 路 駐 その他 1.4% 公 店 駅 階 敷 浴 室 そ 合 路上 76.4% 浴室・トイレ (住宅) 4.3% 敷地内(玄 関含む) 13.8% 高校生 その他 2.4% 浴室・トイレ (住宅) 1.4% 女性 その他 2.9% 路上 49.3% 店舗等 14.5% 公園(公衆ト イレ含む) 4.3% 駐車場 4.3% 4 声かけ・つきまとい等の発生時間帯(学職別) 声かけ・つきまとい等の発生時間は、被害者の活動時間に伴い、 ○ 未就学児と小学生~「午後」に集中している。 ○ 中学生~「午後」から「宵」までの間が多い。 ○ 高校生~「中夜」が最も多いが、「朝」及び「午後」から「宵」までの発生も多い。 ○ 女性~「午後」から「中夜」までの時間帯で約半数の発生を占めているも、その他の時間帯についても多岐に発生がある。 ※時間帯区分:朝(日の出~9時)、午前(9~11時)、昼(11~13時)、午後(13時~日没1時間前)、 宵(日没前後1時間)、中夜(日没1時間後~23時)、深夜(23~3時)、未明(3時~日の出) ~小学生 8 中学生 1 6 13 高校生 17 女性 8 0% 76 1 3 1 12 14 10% 20% 12 33 4 18 午前 40% 昼 午後 50% 宵 中夜 33 60% 深夜 4 22 21 30% 朝 18 18 24 3 1 3 70% 未明 不明 2 11 14 80% 8 90% 4 100% 5 発生時の被害者の行動(学職別) ○ 未就学児と小学生~「下校中」、「その他の移動中」の被害が多く、中高生等と比べて「遊戯中」の被害も多い。 ○ 中学生~「下校中」の被害が約半数を占め、他に「登校中」、「その他の移動中」の被害も多い。 ○ 高校生~半数以上が「下校中」の被害であり、登下校中等の移動中の被害が大半を占めている。 ○ 女性~出退勤時の被害は少なく、勤務中や買い物中等の被害が多い。 ※その他:在宅中、勤務中、買い物中等 ~小学生 9 中学生 50 9 高校生 7 32 9 16 女性 7 3 16 1 45 15 0% 27 1 10 47 10% 20% 出勤(登校)中 6 30% 40% 退勤(下校)中 18 7 50% 56 60% その他の移動中 11 11 70% 散策・運動中 80% 遊戯中 90% 100% その他 6 声かけ・つきまとい等の月別・子ども女性別発生状況 ○ 夏季及び秋季に被害が増加する傾向がある。 ○ 子どもの被害が女性の被害を上回っている。 ○ 平成28年上半期は昨年同時期に比べ、被害が減少している。 160 平成27年 140 120 100 80 60 40 20 0 平成26年 113 135 121 122 119 104 96 150 110 100 91 90 85 102 87 88 平成28年 85 80 74 67 60 63 61 61 59 60 58 58 56 70 51 52 48 47 46 49 44 45 45 45 62 40 43 42 39 43 40 57 39 37 36 48 45 45 41 38 36 37 42 37 35 35 35 31 28 28 27 24 25 23 24 27 22 22 20 21 18 71 68 68 65 72 75 64 71 75 67 74 76 69 平 2 3 4 5 6 7 8 9 1 1 1 平 2 3 4 5 6 7 8 9 1 1 1 平 2 3 4 5 6 成 月 月 月 月 月 月 月 月 0 1 2 成 月 月 月 月 月 月 月 月 0 1 2 成 月 月 月 月 月 月 月 月 2 月 月 月 2 2 6 7 8 年 年 年 1 1 1 月 月 月 全体 子ども 女性 10 11 12 平 平 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 11 12 平 6月 7月 8月 9月 10 11
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