日本赤十字広島看護大学大学院看護学研究科修士課程 平成28年度 後期科目等履修生募集科目及び授業概要 の 区 分 授業科目 担当教員 1 単 単 時 位 位 間 数 数当 り 共 通 基 礎 科 目 共 通 専 門 科 目 看護研究Ⅱ ケアリング哲学・倫理 保健福祉行政論 看 護 看護教育・管理学特論Ⅲ 教 育 ・ 管 理 看護教育・管理学特論Ⅳ 学 成人看護学特論Ⅳ 成 人 領 看 域 護 別 学 成人看護学特論Ⅴ 専 門 科 目 精 神 看 護 学 精神保健看護学特論Ⅳ 精神保健看護学特論Ⅴ 災 害 看 災害看護学特論Ⅴ 護 学 ※標準履修年次は1年後期 山村美枝 川西美佐 眞崎直子 村田由香 小山眞理子 村田由香 中信利恵子 2 2 2 2 2 2 15 15 15 15 15 15 募 集 人 員 若干名 若干名 若干名 授業概要 看護研究Ⅰを踏まえ、看護研究の特性を学習する。看護研究Ⅱでは主に研究方法に焦点をあ て、それぞれの特徴、目的、データ収集方法、データ分析などを学習する。さらに、学習した 研究方法、看護研究に関する論文を各自で収集し、それを批判的に読むことを試みる。そし て、学生相互で討議することにより看護研究についての理解を深めることを目的とする。 看護実践の基盤となるケアリング哲学と倫理の基礎的知識について理解する。そして、看護現場におい て看護職が直面する倫理的問題や課題、葛藤や対立、これらの倫理的調整について、文献や事例の 分析をとおして探究し、自らの専門分野におけるケアリングの実践にあたっての哲学的・倫理的基盤とす る。 人々が健康や障害の状況に応じて社会資源を活用できるよう、社会保障の基本概念、諸外国の 保健医療福祉を学び、わが国の保健医療福祉行政・施策における最近の動向並びに保健・医 療・福祉関係法律を理解する。また、地域、学校、医療機関、産業など現場が抱える課題を検 討し、保健・医療・福祉における看護職の役割を学習する。 若干名 看護基礎教育、継続教育プログラム作成の原理原則について学習し、教育活動に応用できる能 力を修得する。また、その原則を応用して臨床における看護の質向上のための人材育成のため の教育プログラム開発に必要な環境設定や、知識、技術を修得する。 若干名 教育機関及び病院経営に関わる一員として、経営管理者の視点にたったマネジメントが展開で きるために必要な知識、技術、能力、方法について修得し、これからの学校経営、看護部門経 営、病院経営について考察する。 若干名 疾病とその治療に伴い生じる問題をアセスメントし、患者の状態に応じた専門的な看護実践を 行うための援助法と教育・理論・研究課題を探究する。 疾病の進展に伴う治療(手術療法、化学療法、放射線療法)の適正をアセスメントし、患者の 状態に応じた看護介入を実践するための基礎的能力を養う。 がん治療によってもたらされた身体の器質的・機能的変化を理解し、身体・心理・社会的に働 きかけ、がん患者のQOLを自ら高めるための援助法と教育・倫理・研究課題を探求する。 植田喜久子 笹本美佐 2 2 15 15 若干名 若干名 岩瀬信夫 2 15 若干名 渡邊智恵 2 15 若干名 精神看護領域で重要なセルフケア理論について理解を深めたうえで、精神疾患をもつ患者及び 精神障害者への看護師が行うセルフケア援助の原則及びセルフケア援助の意義、そしてこれら を念頭におき精神疾患患者の代表事例について分析を行い、高度な精神看護学を実践できる基 礎的能力を培う。また、地域で生活している精神疾患患者へのケアへの応用能力を培う。 長期入院患者・慢性精神障害者のリハビリテーションに関する理論や視点、リハビリテーショ ンの基本的枠組みや支援技法、資源の活用や評価などについて文献より理解を深め、そして具 体的な事例の分析をとおし、病棟・外来など病院内とデイケアやグループホーム、訪問看護や 保健センターなど地域における看護師独自の役割・機能について学習し、高度な精神看護学を 実践できる基礎的能力を培う。 災害発生時から時間経過にそって必要となる看護援助について、特に医療機関における救急対 応から中長期の地域保健活動について探求をする。これらを基盤にして、災害時の危機管理に ついて理解を深め、国内外の関連文献を参考に討議する。
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