日本経団連「エグゼクティブ法務戦略セミナー」開催のご案内

日本経団連「エグゼクティブ法務戦略セミナー」開催のご案内
日本経団連では、ゲストハウス・フォーラムとして開催してきました「新時代の役員のための法務戦略シリー
ズ」を発展させ、今般新たに、会員企業の役員の皆様を対象にした標記セミナーを開催いたします。
相次ぐ経済事件や企業の不祥事が、改めて企業の生命線としての法令遵守の重要性を痛感させる昨今、
厳しい経営環境下、経営の監視機能強化など役員が担う法的義務と責任は、一段と重くなっております。
本セミナーでは、役員が知っておくべき経営法務の知識とその戦略的活用について、各回 1 つのテーマを
詳細に解説し、座学だけではなく、意見交換等により積極的にご参加いただくセミナーです。
2009 年 7 月 22 日(水)
、9 月 8 日(火)
、10 月 13 日(火)
、
11 月 13 日(金)
、12 月 9 日(水)の 全5回講座
日
時
時間はいずれも 14:00~17:00
※12 月 9 日は、セミナー終了後 17:00 より懇親パーティー
場
所
経団連会館内会議室 (別紙1参照)
住所: 東京都千代田区大手町 1-3-2 / 電話: 03-6741-0222
講
師
森・濱田松本法律事務所 弁護士(別紙1参照)
対
象
日本経団連ならびに東京経営者協会会員企業 役員クラス
定
員
100 名(先着順、代理出席可)
参加費
157,500 円(全5回、税込)
企
画
日本経団連 経済基盤本部
運
営
日本経団連事業サービス
[申込要領]
①別紙2「参加申込書」に必要事項をご記入のうえ、7月 13 日(月)までに、FAXにて
お申込みください。後日、参加証と請求書をご送付いたします。
*定員になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
②参加費は、後日お送りいたします請求書に記載の銀行(みずほ・三菱東京 UFJ・三井住友・
りそな)に、セミナー開催当日までにお振込ください。なお、振込手数料につきましては、
ご負担をお願いいたします。
③第1回(7/22)当日以降のお取り消しは、参加費全額を申し受けます(配付資料等は後日
お送りいたします)。
[本件問合せ先] 日本経団連事業サービス(井原) TEL:03-6741-0043 FAX:03-6741-0052
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(別紙1)
「エグゼクティブ法務戦略セミナー」講座概要
1.形
式 :
講義形式
2.講
師 :
森・濱田松本法律事務所 弁護士
3.日程、テーマ、担当講師一覧:
開催日/場所
テーマ / 講師
第 1 回 7月 22 日(水)
〔於 5階 パール〕
コンプライアンス/但木 敬一(元検事総長・弁護士)
第 2 回 9月8日(火)
〔於 5階 ルビー〕
金融/野村 修也(中央大学法科大学院教授・弁護士)
第 3 回 10 月 13 日(火)
〔於 4 階 ダイアモンド北〕
訴訟/山岸 良太(弁護士)
第 4 回 11 月 13 日(金)
〔於 5階 ルビー〕
知財/松田 政行(弁護士)
第 5 回 12 月9日(水)
〔於 4 階 ダイアモンド北〕
M&A/米 正剛(弁護士)
※場所は経団連会館。時間はいずれも 14:00~17:00。12 月は 17:00~懇親パーティーあり。
4.プログラム : 各回 講義 2時間 + 質疑応答・意見交換 1時間
計3時間
〔第1回〕 テーマ『 コンプライアンス 』
○ 日 時
7月 22 日(水) 14:00~17:00
(1)開会挨拶〔14:00〕
(2)講
日本経団連
専務理事
久保田 政一
義〔14:05~16:05〕
「日本の原風景とコンプライアンス」
弁護士 但 木 敬 一 氏
[講師プロフィール]
1943 年生。 2006~08 年 検事総長。
2008 年より森・濱田松本法律事務所客員弁護士。第一東京弁護士会所属
著書・論文 『コンプライアンス時代』(NBL No.896 )ほか多数
<講義概要>
1. 日本の原風景・・・日本は「道」の国である
2. 日米の経営者のマインドの違い
・・・好況期における賞与のケタ違いはどこから生まれるか
3. 最近の具体的事例にみる現代のコンプライアンス
・・・危機における経営者の対応が更なる危機を招く
4.
コンプライアンスの現代的意義
・・・企業とステークホルダーの関係の変化がもたらすもの
5. 企業の社会的責任・・・企業の永続性と CSR
(3)質疑応答・意見交換〔~17:00〕
2
〔第2回〕 テーマ『 金 融 』
○ 日 時
9月8日(火) 14:00~17:00
(1)講
義〔14:00~16:00〕
「最近の金融法制の潮流とベターレギュレーション」
弁護士 野 村 修 也 氏
[講師プロフィール]
1962 年生。中央大学法科大学院教授
2004 年より森・濱田松本法律事務所客員弁護士。第二東京弁護士会所属
著書・論文『損害保険論』(共著・有斐閣)ほか多数
<講義概要>
1. 金融の電子化と新しい金融法制・・・電子記録債権法、資金決済法など
2. 金融における消費者保護の潮流・・・改正貸金業法、消費者庁
3. 金融市場の健全性確保・・・内部統制報告書、インサイダー取引の摘発
4. ベターレギュレーション
・・・ルール・ベースからプリンシプル・ベースへ、規制影響評価
(2)質疑応答・意見交換〔~17:00〕
〔第3回〕 テーマ『 訴 訟 』
○ 日 時
10 月 13 日(火) 14:00~17:00
(1)講
義〔14:00~16:00〕
「最近の取締役責任をめぐる訴訟事件と内部統制」
弁護士 山 岸 良 太 氏
[講師プロフィール]
1980 年弁護士登録。 第二東京弁護士会所属
1999~2000 年 第二東京弁護士会副会長
2002~05 年 日本弁護士連合会常務理事
第二東京弁護士会金融商品取引法研究会主幹 (現職)
日本弁護士国民年金基金資産運用委員会委員長 (現職)
日本公認会計士協会顧問(法務相談員) (現職)
<講義概要>
近時の取締役責任をめぐる訴訟事件を題材に、司法判断の内容の検証を行うと
共に、役員責任を免れる上で必要とされる内部統制の構築について解説する。
1. 三菱自動車刑事事件・横浜地裁判決
2. 北海道拓殖銀行事件(カブトデコム他)・最高裁破棄自判
3. ダスキン事件・最高裁上告棄却
4. 蛇の目ミシン事件・東京高裁判決
5. 長銀刑事事件・最高裁判決
6. 西武鉄道株事件・東京高裁判決、東京地裁判決
(2)質疑応答・意見交換〔~17:00〕
3
〔第4回〕 テーマ『 知 財 』
○ 日 時
11 月 13 日(金) 14:00~17:00
(1)講
義〔14:00~16:00〕
「知財立国産業政策としてのコンテンツのネット流通」
弁護士 松 田
政 行 氏
[講師プロフィール]
1948 年生。博士(法学)
中央大学法科大学院客員教授、青山学院大学法科大学院客員教授
2005 年より森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。第二東京弁護士会所属
著書・論文『同一性保持権の研究』(有斐閣)、
『著作権法コンメンタール』(勁草書房/共著者・著者)ほか多数
<講義概要>
コンテンツのネット流通は、放送事業に代わるメディアとなりうる可能性が高い。国境
がないこと、時間的制限がないこと、マルチユースによる新規ビジネスが可能であること
による。
音楽はネットビジネスの優等生である。書籍については Google による一元化の動き
が見られる。このような状況下で、日本はどうすべきか。放送等映像コンテンツによるア
ジア戦略はあるか。新産業構造構築の法的視点を探る。
(2)質疑応答・意見交換〔~17:00〕
〔第5回〕 テーマ『 M & A 』
○ 日 時
12 月9日(水) 14:00~17:00
(1)講
終了後、懇親パーティー(立食)
義〔14:00~16:00〕
「戦 略 的 M & A 概 論」
弁護士 米
正 剛 氏
[講師プロフィール]
1981 年 弁護士登録。 第二東京弁護士会所属
1987 年 ニューヨーク州弁護士登録
著書・論文 『M&A 防衛法』(共著、中央経済社)ほか多数
<講義概要>
厳しい経済環境の下、企業経営において M&A の果たす役割は益々重要となってい
る。事業譲渡、株式買収から TOB、LBO、MBO 等多様な買収手法を事例に基づきなが
ら概観し、買収を成功させる為に必要な戦略の構築や契約交渉の要点について解説す
るとともに、村上事件等 M&A をめぐり最近裁判所が下した判断を分析し企業価値の向
上のために経営者が留意すべき事項についても検討する。
(2)質疑応答・意見交換〔~17:00〕
(3)懇 親 パ ー テ ィ ー 〔17:00~19:00〕
以
4
上
(別紙 2)
送信先:FAX03-6741-0052
日本経団連事業サービス 井 原 行
日本経団連「エグゼクティブ法務戦略セミナー」参加申込書
御社名
所在地
〒
ご参加者
部署名:
お役職名:
ご氏名:
TEL:
FAX:
E-mail:
連絡ご担当者
部署名:
(ご参加者と異なる場合
のみご記入ください)
ご氏名:
TEL:
FAX:
E-mail:
参加費
・ 会員企業(157,500 円)
*1名様分、税込
振込予定日
・
月
日
(第1回7/22 までにお振込ください)
【振込予定銀行】
(該当箇所に
チェック願います)
□ みずほ
□ 三菱東京 UFJ
□ 三井住友
□ りそな
□ 要 領収書
参加申込書到着後、郵送にて「参加証」と「請求書」をお送り申し上げます。
※お預かりしました個人情報は、日本経団連・日本経団連事業サービスの個人情報保護管理規定に基づき、安全
かつ適正に管理させていただきます。
※
E-Mail をご記入いただいた方には、日本経団連事業サービスよりメールにてセミナー等のご案内をさせていただきます
が、ご不要の方は□にチェックをお願いいたします。
□ 案内メール不要
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