野球部通信7月30日号 - さいたま市立浦和高等学校

市立浦和高等学校野球部通信
発行者
鈴木 諭
5
好学尚武
発行日
H28.7.30
発行ナンバー
394号
(本田主将の代・・8号)
中学校野球観戦
試合結果
練習が休みだった25日(月)、私は中学校
軟式野球の埼玉県大会を観戦しに行きました。
28日(木)対県立川口高校
第1試合
13対10
勝利
バックネット裏ではなく、応援されている保護
第2試合
2対9
敗退
者の方の近くで観たこともあり、その声援の迫
力に驚きました。(選手の名前を絶叫・・)
29日(金)対大宮北高校
第1試合
2対4
敗退
夏の高校野球と同じです。中学3年生最後の大
第2試合
7対14
敗退
会・・試合後は選手にもスタンドの保護者にも
涙がありました。
通算成績
5勝 3敗
中学校の軟式野球を観て感じたこと、それは
あまりにも得点が入らないことです。この日、
私が試合結果を知っている4試合で3点入っ
◆ 1年後への準備
た試合は1試合もありませんでした。
(普段よく行動を共にする)身近な監督が
高校に入りフリーバッティングで初めて硬
3年続けて甲子園に近づきました。夏の埼玉
球を打った時のことを私は今でもよく覚えて
県大会、一昨年と今年ベスト4の大宮東・河
います。一言で言えば「チョー気持ちいい」で
西監督と昨年準優勝の白岡・鳥居監督です。
す。快音バット(今のバットは消音バット)の
(鳥居監督は前任校の上尾高校監督でも準優
「カキーン」という音とともに、自分の力で打
勝を経験しています)
ったボールが小さくなりながら遠くにとんで
2人と私の違い・・それは何といっても
いく・・ホントに快感でした。バッティングは
「準備力」の違いです。2人は「甲子園」と
他のスポーツでは味わえない野球で一番の魅
いう扉を開ける準備をしています。私にはそ
力ではないでしょうか・・それが中学校の軟式
れがまったくない・・目先のことだけ・・・
野球では味わいづらい・・ボールが原因ですよ
大宮東高校は、練習試合の際も(甲子園球場
ね・・硬球では重いというのであれば、軽くて
で戦うように)2列に並んで入退場します。
もっと飛ぶボールの開発が必要なのでは・・と
また、スパイクに履き替える時間や、アップ
思いました。当たった瞬間は真芯で捉えている
の時間なども甲子園球場で戦うことを意識し
ように見える打球が(ボールを潰しちゃってい
た動きをしています。
るんでしょうか)内野フライになっているケー
白岡高校は、普段の練習試合などでは、あ
スが目立ちました。
えて自チームに不利な状況で戦い(重くて振
私が経験上言えること、硬式の野球(バッテ
りづらいバットを使用・失敗できないという
ィング)を絶対に経験して下さい。(高校でも
独特な緊張感など)公式戦になるとそれらを
野球を続けてくださいということです)
一気に開放してエネルギーを爆発させる・・
硬式でのバッティングは気分が良いです。
書くスペースが・・私も市高も成長します!
お待ちしています。