(丹有大会)が行われました。

丹有地区中学校総合体育大会(丹有大会)が行われました。
平成 28 年7月 17 日
例年は、夏休みに入ってすぐの7月 21 日、22 日に行われていたのですが、今
年は県総体(兵庫県中学校総合体育大会)の日程の関係で、夏休み前の7月 16 日
(土)、17 日(日)に行われました。
春日中学校は男女のバレーボールの会場になっていました。その関係もあって
私は、丹波市総体と同様にバレーボール競技の大会長として春日中学校の体育館
に2日間いました。
1日目は、女子の部で春日中学校は丹波市の第3位で出場していましたから1
回戦で篠山中学校と対戦しました。1セット目硬さが見られ相手にリードを許し
たものの徐々に追い上げてこのセットを取り、続く2セット目は終始リードする
余裕の展開で結局セットポイント2-0で勝ちました。続く2回戦は、丹波市大
会の時敗れた山南中学校です。1セット目シーソーゲムで押し気味に進めていた
のですが結局とられてしまいました。2セット目は終始リードし5点差ぐらい開
けて勝ちました。そして最終セット。こちらも終始リードしていましたが終盤追
いつかれ逆転で敗退しました。ほとんど勝っていた試合だっただけに残念でし
た。優勝は山南中学校、準優勝には2回戦で市島中学校を倒した柏原中学校が入
りました。
2日目は男子の部です。男子は丹有地区で7校しかなく予選リーグの上位2校
で決勝トーナメントを行います。こちらも春日中学校は残念ながら2敗してしま
い決勝トーナメントに進めませんでした。男子の優勝は三田学園中学校、準優勝
は篠山中学校でした。
1日目と2日目の閉会式では、ほとんど同じ話をしたのですが以下に1日目の
挨拶を載せています。
【開会式で挨拶しました】
【女子の試合(春日-篠山)】
【声をそろえて応援】
【男子の試合(春日-篠山)】 【男子決勝戦(三田学園-篠山)】 【三田学園に優勝旗を授与】
閉会あいさつ
平成 28 年7月 16 日
1 はじめに
開会式で申し上げた「見ている人が感動するようなプレー」はできました
か。リードされて敗色が濃厚になっても最後まで全力を出し切ったプレーがで
きましたか。
2 閉会式を行う意味について
成績を上げて志望校に合格したいとか、大会で優勝したいとか、何かを始め
るときは達成目標を定めることが大事であることは、部活や授業で学んでいま
すね。そして、実際に頑張って、ある結果を出したとしましょう。結果を出し
てそれっきり、というのではそれ以上の進歩は望めません。自分の可能性を伸
ばしていくためには、必ずそこで目標と結果の達成度とそれに至るまでの営み
(頑張り)を振り返り、どこが良かったのか、どこが悪かったのかを検討するこ
とが大切です。このように反省と検討を重ねることで理想の自分が作られるの
です。
3 勝負に臨む心構え
せっかくの機会ですから、勝負に臨む心構えとして私の考えを申し上げます。
このことは県立氷上高校のバレー部が全国大会に出場する際の壮行会に出席した
とき私が申し上げたのですが、勝負には、「責任の初戦」「感謝の第2戦」「決意
の第3戦」があると思っています。「兵庫県代表として出場する皆さんの後ろに
は、公立私立合わせて208校の敗れた学校があり、その半数は一度も勝てなか
った学校です。そのことを思うと、負けた学校に対する責任として初戦は勝たね
ば義務は果たせないのではないでしょうか。」今日の丹有大会で言うと丹有地区
には20校の中学校があり、今日の試合に出場したのは12校でした。そして1
2校のうち6校は1回も勝てませんでした。そのことを思うと先ほど言ったよう
に初戦を勝つことは責務です。次に第2戦は、これまで応援してもらったお母さ
んやお父さん、家族、導いてくださった監督やコーチ、代表として送り出してく
れた学校に感謝の気持ちで戦うことです。そして第3戦以降は、心のおもむくま
まどこまでも勝ち続ける「決意の戦い」です。
丹有地区の代表として県大会ではぜひ頑張ってください。