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平成28年度建築主事養成直前研修 パワーポイント資料 正誤表
講習日
資料名
平成28年度
7月20日 建築主事養成直前研修
パワーポイント資料集
平成28年度
建築主事養成直前研修
7月22日
考査A演習問題
パワーポイント資料集
7月22日 同上
ページ
等
行等
(Lは行数)
正
誤
20
下からL1
中段左
表A.と比較すると、適切である。
6
上からL6
上段右
「法第10条第1項の政令で定める建 「法第10条第1項の政令で定める建
築物は、事務所その他これに類す 築物は、事務所その他これ類する
る用途に供する建築物…
用途に供する建築物…
22
上からL2
下段左
→ 上表の3に該当
表A.と比較すると、不適切である。
→ 下表の3に該当
備考
考査B 建築計画3 設問1
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)
に係る審査
Rtの数値
考査B 建築計画3 設問1
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)
に係る審査
Rtの数値
建築物の弾性域における固有周期及び地盤の種別に
応じた当該建築物の震動特性により、地震力の値を変
化させる係数。 昭和55年告示1793号第2の表
第1種地盤
岩盤、硬質砂れき、その他主として第3紀
以前の地層によって構成されるもの
第2種地盤
第1種地盤及び第3種地盤以外のもの
0.6
第3種地盤
腐植土、泥土、その他これらに類するも
ので構成されている沖積層あるいは沼沢、
泥海等を埋めたてたところで、埋め立て
からおおむね30年を経過していないもの
0.8
Rt=1
T<Tcの場合
Tc≦T<2Tcの場合
2Tc≦Tの場合
Rt=1-0.2(T/Tc – 1)2
Rt=1.6Tc/T
Tcの表 第1種地盤
0.4
第2種地盤
0.6
第3種地盤
0.8
0.4
H=15.8m、第2種地盤であるため
0.316(=T) < 0.6(=Tc)
よってRt=1.0
問題により第2種地盤
であるため、Tc=0.6
66
67
考査B 建築計画3 設問1
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)
に係る審査
Rtの数値 (解答例)
昭和55年告示第1793号第二の規定により、Rtは、Tと
Tcによって、求められる。
「計画の概要」より、地盤の種別が、第二種地盤である
ため、Tc=0.6である。
T(=0.436)<Tc(=0.6)の場合、Rt=1.0となる。
考査B 建築計画3 設問1
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)
に係る審査 当該階が支える部分の荷重ΣWiの数値
W3
3階
2階
「構造計算書(令第88 条の規定に基づく地震力の計
算)」表A.と比較すると、適切である。
1階
ΣWi
ΣW3=W3
R階
W2
ΣW2=W3+W2
W1
ΣW1=W3+W2+W1
(1階が支える部分の荷重)
当該階が支える部分の荷重Wiのイメージ図(3階建ての場合)
68
69
考査B 建築計画3 設問1
考査B 建築計画3 設問1
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)
に係る審査 当該階が支える部分の荷重ΣWiの数値
P.300
構造計算書(令第88条の規定に基づく地震力の計算)に係る審
査 当該階が支える部分の荷重ΣWiの数値 (解答例)
当該高さが支える部分の荷重ΣWiは、当該階以上の階の
Wi(固定荷重と積載荷重の和)の合計である。
3,200kN
3,700kN
3,700kN
4,200kN
5,500kN
階
5
4
3
2
1
ΣW5=3,200 (kN)
ΣW4=3,200+3,700 (kN)
ΣW3=3,200+3,700+3,700 (kN)
ΣW2=3,200+3,700+3,700 +4,200 (kN)
ΣWi(kN)
3,200
3,200+3,700=6,900
3,200+3,700+3,700=10,600
3,200+3,700+3,700+4,200=14,800
3,200+3,700+3,700+4,200+5,500=20,300
判定(○は適切)
○
○
○
○
○
ΣW1=3,200+3,700+3,700 +4,200 +5,500 (kN)
「令第88 条の規定に基づく地震力の計算」表B.と比較する
と、適切である。
70
71
20
1
政令で定める定期報告の対象建築物は何か。
(報告、検査等)法12条1項
第6条第1項第1号に掲げる建築物その他政令【令16条】で定め
る建築物(国、都道府県及び建築主事を置く市町村の建築物を除
く)で特定行政庁が指定するものの所有者(…略…)は、…略…国
土交通省令で定めるところにより、定期に、一級建築士若しくは二
級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有する者にその状況
の調査…略…をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければ
ならない
(定期報告を要する建築物)令16条
「法第12条第1項 の政令で定める建築物は、第14条の2に規定
る建築物とする。」
(勧告の対象となる建築物)令14条の2
「法第10条第1項 の政令で定める建築物は、事務所その他これ
に類する用途に供する建築物(法第6条第1項第1号に掲げる建
築物を除く。)のうち、次の各号のいずれにも該当するものとする。
1号 階数が5以上である建築物
2号 延べ面積が1,000㎡を超える建築物
正しい
25
26
【№3】 一般構造に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しな
いものはどれか。
選択枝1.
内装の仕上げに第二種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用する
居室において、当該材料を使用する内装の仕上げの部分の面積
に所定の数値を乗じて得た面積が、当該居室の床面積を超えない
ようにした。
(石綿その他の物質の飛散又は発散に対する衛生上の措置)
法28条の2
第3号 「居室を有する建築物にあっては、前二号に定めるものの
ほか、石綿等以外の物質でその居室内において衛生上の支障を
生ずるおそれがあるものとして政令【令20条の5 】で定める物質の
区分に応じ、建築材料及び換気設備について政令【令20条の6 ~
9】で定める技術的基準に適合すること。」
解答 適合
① 法28条の2、令20条の5、令20条の7第1項2号
令20条の5
法28条の2第3号の政令で定める物質は、クロルピリホス及び
ホルムアルデヒドとする。
27
28
選択枝2.
共同住宅における幅90cm の回り階段である共用の屋外階段に
ついて、その踏面の寸法を踏面の狭い方の端から30cmの位置
において、18cm とした。
(居室を有する建築物の建築材料についてのホルムアルデヒドに
関する技術的基準)令20条の7第1項
「建築材料についてのホルムアルデヒドに関する法第28条の2第
3号 の政令で定める技術的基準は、次のとおりとする。」
第2号
「居室の内装の仕上げに、夏季においてその表面積1㎡につき
毎時0.02mgを超え0.12mg以下の量のホルムアルデヒドを発散さ
せるものとして国土交通大臣が定める建築材料(以下この条に
おいて「第2種ホルムアルデヒド発散建築材料」という。)又は…略
…を使用するときは、それぞれ、第二種ホルムアルデヒド発散建
築材料を使用する内装の仕上げの部分の面積に次の表(一)の
項に定める数値を乗じて得た面積又は…略…が、当該居室の床
面積を超えないこと。」
解答 不適合
① 令23条1項、2項
適合
29
30
6
法別表第1
(い)欄
用途
(耐火建築物等としなければならない特殊建築物)法27条
共同住宅は、法別表第1(い)欄(二)項です。
法別表第1
(い)欄
(ろ)
(二)項 共同住宅 3階以上の階
(は)
2階300㎡以上
(に)
共同住宅の法別表第1(い)欄(二)項は、法27条1項1号と2
号を確認する。
(ろ)
(い)欄
の用途
に供する
階
(二) 病院、診療所、ホ 3階以
テル、旅館、下宿、上の階
項
共同住宅、寄宿舎
その他これらに類
するもので政令で
定めるもの
設問は、地上2階建て、延べ面積100㎡ (各階
の床面積50㎡)の共同住宅
121
(は)
(い)欄の用途に供
する部分((二)項
及び(四)項の場合
にあっては2階の
部分に限り、)の床
面積の合計
300㎡以上
(に)
(い)欄の
用途に供
する部分
の床面積
の合計
122
設問は、地上2階建て、延べ面積100㎡ (各階の床面積50㎡)
の共同住宅
選択枝2.
準防火地域内に地上3階建て、延べ面積480㎡の家具倉庫(各
階の床面積160㎡)を新築する場合は、耐火建築物又は準耐火建
築物としなければならない。
(耐火建築物等としなければならない特殊建築物)法27条1項
1号 別表第1(ろ)欄に掲げる階【3階以上>2階】を同表(い)欄
(一)項から(四)項までに掲げる用途に供するもの
解答 誤り
① 法27条、法62条1項、法別表第1
延べ面積が500㎡以下であり、3階部分の床面積は160㎡で
あるために、耐火建築物又は準耐火建築物にする必要はない。
2号 別表第1(い)欄(一)項から(四)項までに掲げる用途に
供するもので、その用途に供する部分(同表(一)項の場
合にあっては客席、同表(二)項及び(四)項の場合にあっ
ては二階の部分に限り、かつ、病院及び診療所について
はその部分に患者の収容施設がある場合に限る。)の床
面積の合計が同表(は)欄【300㎡以上>50㎡】の当該各
項に該当するもの
→法27条は該当しない
正しい
123
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設問は、地上3階建て、延べ面積480㎡ (各階の床面積160㎡)の
家具倉庫 → 下表の3に該当
(準防火地域内の建築物)
法62条1項 準防火地域内においては、地階を除く階数が4以上
である建築物又は延べ面積が1500㎡を超える建築物は耐火建
築物とし、延べ面積が500㎡を超え1500㎡以下の建築物は耐
火建築物又は準耐火建築物とし、地階を除く階数が3である建築
物は耐火建築物、準耐火建築物又は外壁の開口部の構造及び
面積、主要構造部の防火の措置その他の事項について防火上必
要な政令で定める技術的基準に適合する建築物としなければなら
ない。ただし、前条第2号に該当するものは、この限りでない。
準防火地域内の概要
1 耐火建築物
①地階を除く階数が4以上である建築物
②延べ面積が1,500㎡を超える建築物
2 耐火建築物又は準耐火建築物
①延べ面積が500㎡を超え1,500㎡以下の建築物
3 耐火建築物、準耐火建築物又は技術的基準適合建築物
①地階を除く階数が3である建築物
耐火建築物、準耐火建築物又は技術的基準適合建築物
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22