ウィリアム・マッテウッツィ教授 声楽公開レッスン チラシ

2016 年、国立音楽大学は創立 90 周年を迎えました
国立音楽大学
国際マスタークラスシリーズ
声楽公開レッスン
講師:ウィリアム・マッテウッツィ 教授
2016 年 9 月 24 日 (土) 14:00 開演(13:30 開場)
会場:講堂小ホール
入場無料
通訳・ピアノ:高島 理佐
∼∼プログラム∼∼
1) 金田 明樹(上級アドヴァンスト・コース/ソプラノ) KANEDA Mitsuki
歌劇《イドメネオ》K.366 より
なんとたくさん 私のまわりには…父よ、兄よ、さようなら・・・・・・・・・W.A.モーツァルト(1756-91)
Idomeneo K.366 Quanti mi siete intorno…Padre, germani, addio!
W.A.Mozart
2) 西 励央(修士課程1年/バリトン) NISHI Leo
《ペトラルカの 3 つのソネット》より 平和は見いだせず・・・・・・・・・・・・・・・・F.リスト(1811-86)
Tre sonetti di Petrarca Pace non trovo
F.Liszt
3) 二原 友里恵(修士課程2年/ソプラノ) NIHARA Yurie
《3つの歌》より ロンバルディアの女・・・・・・・・・・・・・・・・・I.ピッツェッティ(1880-1968)
3 Canzoni Donna Lombardia
I.Pizzetti
4) 内田 千陽(修士課程 2 年/ソプラノ) UCHIDA Chiharu
歌劇《海賊》より 無邪気な微笑みで∼おお太陽よ!黒いヴェールで空を・・・・・・・・・V.ベッリーニ(1801-35)
Il Pirata Col sorriso d innocenza∼Oh,Sole! ti vela di tenebre oscure
V.Bellini
∼∼講師プロフィール∼∼
ウィリアム・マッテウッツィ(William Matteuzzi)
ボローニャ生まれ。7歳の時にその天声の美声を認められて声楽の勉強を始める。わずか22歳の時、カルーソー・コンク
ールで優勝し、その後、マスネ作曲「マノン」のデ・グリューを歌ってデビューを飾った。この成功によりイタリア国内の
一流劇場に出演するようになる。そして20代にして早くもオペラの殿堂、ミラノ・スカラ座に登場し、カヴァッツェーニ指
揮によるモーツァルトの「イドメネオ」とベッリーニの「夢遊病の女」、またムーティ指揮によるグルックの「アルチェス
テ」、そしてロッシーニの「なりゆき泥棒」に出演し成功を収める。この間着々とレパートリーを広げ続け、中でも「アル
ジェのイタリア女」のリンドーロ役は、各紙から「オペラ歌手としての資質は、過去20年の歴史の中で、声、テクニック、
また役者としての能力どれもが特筆に値する」と最大級の賛辞を受けた。1986年からは毎年ロッシーニの生地ペーザロで行
われている「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」に出演、ほぼ毎年シーズンの主要演目の主役テノールを歌い絶賛を博
し、短期間で同フェスティバルでの地位を築き上げてしまったのみならず、ロッシーニのオペラにはなくてはならない存在
となった。87年ウィーン国立歌劇場、88年スカラ座とメトロポリタン歌劇場にデビュー。89年ウィーン国立歌劇場公演「ラ
ンスへの旅」で来日以来、毎年のように訪れてリサイタルを行っている。オペラ全曲盤のCD も多く、ロッシーニ・フェス
ティバルにおけるライブ、「泥棒かささぎ」は絶賛され90年度レコード・アカデミーの栄冠に輝いている。
※ 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※ 都合により、曲目・出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
お問合せ:国立音楽大学演奏課 042-535-9535
http://www.kunitachi.ac.jp/
主催/国立音楽大学