山陽自動車道三木SA北側エリア開発プロジェクト

「対話」によるサウンディング調査参加者募集の参考資料
山陽自動車道三木SA北側エリア開発プロジェクト
~大型集客施設誘致に係る試案(開発計画のイメージ)~
目
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山陽自動車道
平成28年8月2日
兵庫県 三木市
次
はじめに
事業計画エリアの土地利用現況
三木のまちの創生
土地利用構想(まちづくり方針試案)
事業の進行プロセス(案)
事業化に向けたスケジュール(案)
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・・・・ 2
・・・・ 4
・・・・ 5
・・・・ 9
・・・・10
はじめに
~開発プロジェクトへの民間との連携・協力をよりスムーズに行うために~
開発プロジェクトへの民間事業者の参画を、スムーズかつ効果的に実現していくには、民間事業者の投資及びノ
ウハウの活用をできるだけ早くかつ的確に導入する機会を創出することが必要です。
三木市においては、事業検討の段階や事業者公募前の段階で、公募により民間事業者と直接対話する場を設
け、その意向やアイデアなどを把握したり、参入しやすい公募条件の設定を行うとともに、地域課題や配慮事項を
事前に伝え、より優れた事業提案を促す対話型の「サウンディング調査」を開催し、事業の実効性を高めます。
「対話」によるサウンディング調査の流れ
サウンディング調査
への参加企業の募集
(事前申込制)
サウンディング調査
参加企業の受付
「対話」によるサウンディング調査
(対話型調査)
・市の試案に対し意見・提言
まちづくりの方針
(基本構想)策定
○事業初期段階から民間事業者の皆様
のニーズを幅広く把握
○ニーズに合致した事業スキームの構築
及び事業計画(基本構想)の策定
○事前対話により、市及び民間事業者と
もにリスクを低減
まちづくりの方針
をもとに
プロポーザル募集
プロポーザルの受付
選考会
共同事業者を決定
(市と共同事業者で事業推進
の基本協定を締結)
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1 事業計画エリアの土地利用現況
事業計画エリアは、三木市街地の北側に近接。里山の自然が残るなだらかな丘陵地となっており、山陽自動車道
三木サービスエリア(SA)に隣接しています。
また、小野市の工業団地にも接しており、国道175号から工業団地
事業計画
への道路整備が小野市で進められています。
エリア
(1)事業計画エリアの特性
事業計画エリア
(約55ha)
土地の状況
山陽自動車道三木SAに隣接する一団の土地。地形はなだらか
な丘陵形状をなし、土地利用現況は山林となっています。
①所 在
三木市 加佐、平田、大村
②面 積(公簿)
約55ha
→ 至大阪
至岡山 ←
山陽自動車道三木SA
至175号
小野工業団地
事業計画
事業計画
エリア
エリア
至岡山
←
山陽自動車道三木SA
至大阪
→
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(2) 土地利用規制
開発許可にかかる主な土地利用規制は、次の通りです。
法律名等
都市計画法
地域指定の状況
項目
・ 市街化調整区域
・市都計マスタープランの修正を行い、市街化区域への編入(県都市計画課)
・用途地域指定(市美しいまちづくり課)
・ 開発許可
・法29条開発許可(県加東土木事務所)
下水道法
・ 公共下水道事業認可区域外
・三木市公共下水道区域への編入(市下水道課)
水質汚濁防止法
瀬戸内規制法
・ 規制区域
・排水基準を順守し、公共下水道に放流(市下水道課)
森林法
・地域森林計画民有林
・林地開発許可(県加東農林事務所)
・保安林(区域の一部指定)
・保安林指定状況の確認(県加東農林事務所)
・指定なし
・開発区域は、国の三木城跡及び付城跡・土塁群には含まれていない
・埋蔵文化財等の調査(市教育委員会)
文化財保護法
(参考)法的規制がかかっていないもの
①農振法による農業振興区域外、農地法についても区域に農地が介在せず転用等の必要はなし。
②砂防法による指定地なし。
③県緑豊かな地域環境の形成に関する条例(緑条例)は、対象地域外。
④宅地造成等規制法の規制区域外。
3
2 三木のまちの創生
~ 3つの拠点が連携し交流人口を拡大
三木のまちの創生を実現 ~
山陽自動車道三木SA周辺における交通量は、年間上り816万台、下り820万台、合計1,636万台となっており、年間
約2,300万人が利用されています。さらに、新名神自動車道が平成35年度に全線開通。京都・滋賀方面からの時間距離
が大幅に短縮され、「ひと・モノ・情報」の流れはますます大きくなっていきます。このような、「交流エネルギー」を活用し
て三木市全体をビジネス展開の場とすることが可能です。
関西で残された数少ないビジネスチャンスエリアで、三木市とともにチャレンジしませんか。
余暇・リゾート
商業・産業
・大型商業施設
・交流型産業施設
など
・レジャー、スポーツ
・温泉、宿泊
など
年間1,600万台
目標年間200万人
大型集客拠点
3つの拠点が連携し
交流人口を呼び込み
三木の創生を実現
三木SA
ネスタリゾート神戸
旧グリーンピア三木
三木小野
IC
中心市街地
三木東
IC
金物まつり
ホースランド
パーク
道の駅みき
メッセみき
秋祭り
歴史・文化・生活
・史跡、街並み
・伝統、地場産業
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3 土地利用構想(まちづくり方針・試案)
事業コンセプト
三木SAにスマートIC(三木市創生計画において構想中)が設置されると山陽自動車道に直結します。
神戸はもとより大阪都心まで1時間足らずで移動できるという高速道路のメリットを最大限に活かすため、
広域的で活発な「ひと・モノ・情報の流れ(交流)」を商業をはじめ製造業などの産業と融合させ、交流を
軸とする「高速道路と直結した大型集客拠点」を形成していきます。
山陽自動車道
三木SA
ひと・モノ・情報の流れ
「三木SA北側エリア 開発プロジェクト」
ひと
モノ
情報
の流れ
の流れ
の流れ
いろんな産業と融合し、「大きなエネルギー」を創出
商業・製造業・サービス業・流通業・R&D(研究開発) など
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(参考1)土地利用構想イメージ図(検討ベース案)
市道加佐草加野線
事業計画エリア
(公簿 約55ha)
事業用地
公園・緑地・調整池等
→ 至大阪
至岡山 ←
山陽自動車道
スマート
IC※
【凡例】
場内道路計画案
全体
事業計画エリア
山陽自動車道
三木SA
事業用地
アクセス道路
※三木市創生計画にて構想中
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(参考2)
事業イメージ(案)
(1) 大型商業施設
高速道路に直結するという立地条件を最大限活かし、広域的・継続的な集客を図るためコンセプトエリア
を設け、従来の都市近郊型にないコンセプトエリアと連動した郊外型で新しいタイプの大型商業施設を誘致
します。
事業イメージ(例)
コンセプトエリア
(例1) 自然共生の杜
(例2)わんわん
スクエア
大型商業施設
(例3) 宿場陣屋
イメージパース
多目的広場(繁忙時は駐車場)
野外ステージ
・高速道路直結型の大型商業施設
・インバウンド客も想定
・専門店モールも併設
・デパ地下イメージの食料品惣菜売り場
など
(例)おまつり広場
駐車場
祭屋台
地元野菜新鮮市
サイクリング大会
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(2)
交流型産業施設(活用例)
三木市は、西日本の高速道路網の結節点。また、神戸港などの国際港湾に近接。京阪神大都市の消費地に近い
など、優れた交通条件が整っています。
開発エリアに立地すると、「ひと・モノ・情報」の流れを活用し、企業の自由な発想で土地利用をしていただけます。
例えば、観光・見学型の工場、野外活動型の商業施設、物流基地、企業ミュージアム、研究開発センター・研修施
設など、様々な用途に幅広く活用できます。
(例)工場イメージ
見学ができる工場施設
(例)物流イメージ
(例)商業イメージ
コンセプト型商業施設
(例)企業ミュージアムイメージ
(例)サービス業イメージ
宿泊施設
(例)研究開発イメージ
※写真は、各社のホームページから引用
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4 開発計画における事業の進行プロセス(案)
開発基本構想の作成
共同での事業スタート
「対話」によるサウン
ディング調査参加事
業者を募集
民間企業
「対話」による
サウンディング調査
第
1
回
第
2
回
第
3
回
三木市
開発基本構想の作成
基本計画・造成設計・開発協議
市と事業協定
共同事業者
決定
事業用地の造成・分譲
用地の買収 ・
開発許可の取得
用地の買収
開発基本
構想
プ
ロ
ポ
ー
ザ
ル
開
発
許
可
取
得
造成工事
市
共同事業者
店舗の建築・オープン
事業の展開
事業用地の分譲
建築工事
インフラ整備工事
・施設の建築
・オープン
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5 事業化に向けたスケジュール(案)
三木市の地方創生のメイン事業として位置付け、プロジェクトを推進します。
なお、プロジェクトは平成36年までの8か年での完成を目標に取組を進めていきます。
(8か年)
H28.8~
H36.4~
H33.4~
前半(5か年)
後半(3か年)
ゆるぎのない土台づくり
プロジェクトの着実な実行
開業
・開発許認可
・造成工事
・土地の分譲
・都市計画等土地利用計画の決定
・中心市街地へのアクセス道路 の整備
・土地の取得
・施設の建設
スケジュール案
調「
対
査話
参」
加に
者よ
のる
募サ
集ウ
ン
デ
ィ
ン
グ
プロポーザルにより
共同事業者を決定
開
発
基
本
構
想
の
作
成
用地買収
開発基本構想
完成
基本計画・造成設計・
開発協議
造成工事
インフラ整備工事
開発許可
取得
建築工事
事業用地
分譲
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