個別支援ボランティアを支えるボランティアコーディネーション研修の開催

主催:三重県社会福祉協議会
平成 28 年度 ボランティアコーディネーター養成研修事業
個別支援ボランティアを支える
ボランティアコーディネーション研修
あなたがいま支えている人をボランティアと一緒にささえていきませんか。
そのために、
ボランティアと協働するボランティアコーディネーション力を身につけませんか。
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全6回を
H28/9月~H29/2月の間に月 1 回開催
※詳細は裏面をご覧ください。
多様な課題がある社会状況の中で、個
人が抱える課題も多様化・個別化して
います。
それゆえに支援の在り方も個別性が高
くなっています。
この現状に即した支援を展開していく
ためには、制度・サービスの範囲内で
関わる専門職だけではなく、ボランティ
アによる柔軟な支援も求められます。そ
こで、ボランティアが個別支援で担え
る役割を明確にするとともに、こうした
支援に関わるボランティアを守るため
に、専門職が果たすべき役割や機能を
理解することを目的とし、本研修を開催
いたします。
参加
無料
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三重県社会福祉会館 3階 研修室①
(津市桜橋2-131)
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筒井のり子 さん
龍谷大学 社会学部 教授
認定特定非営利活動法人
日本ボランティアコーディネーター協会
運営委員
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個別支援に関わる業務を行い、来年度以降に個
別支援ボランティア活動の検討が可能な※組織
に所属し、全6回の受講が可能な方
※社会福祉協議会、社会福祉施設、地域包括支援セン
ター、生活困窮者自立支援相談窓口、行政機関など
【日程と内容】
講義と演習で進めます。◆開催時間はいずれも10時~16時30分を予定しています
開催日時
9月29日
(木)
10月27日
(木)
11月17日
(木)
12月15日
(木)
1月26日
(木)
2月23日
(木)
第
1
回
科目
主な内容
ボランティア・
ボランティアコーデ
ィネーション概論
ボランティア・市民活動の意義を学び、現在の社会課題、制度・サービスと照ら
し合わせた考察も行う。合わせてボランティアコーディネーション(以下Vco)
の機能・役割・倫理を学ぶ。
特に現状の課題のひとつとして、日常生活を個別に支援するボランティアの必要
性とそれをサポートする職員の役割に焦点をあてる。
相 談
相談の原則を学び、ボランティア相談事例をもとに職員としてのアセスメント、
見立て、解決に向けた支援の流れを学ぶ。
この事例では、制度、サービスへのつなぎとして、また、これらの利用があって
も継続しない、サポートしきれない部分へボランティアが関わった事例を扱う。
情報収集・整理・
提供
Vcoにおける様々な情報ツールについて学ぶ。また、所属組織の特性を生かし
た情報収集、発信、提供の具体的な方法、ツールを知り、既存ツールの課題解決
策も探る。
特にVcoとして個別支援の対象となる本人の情報をどのように集め、課題を析
出するかアセスメントの方法を学ぶ。また、個人情報に留意しながら他機関、他
組織へつなげるための情報提供の方法を学ぶ。
企画・
プログラム開発
地域や社会のニーズにもとづくボランティア活動プログラム開発の考え方やそ
の方法を学ぶ。特に個別支援ボランティアの役割を明確にした支援計画作成と、
その計画に基づいた本人の居場所や役割づくりを目的としたボランティアプロ
グラム開発を学ぶ。
ネットワーキング
ボランティア活動の推進、受け入れ等に関わる関係団体・機関とネットワーク構
築する必要性を理解し、そのプロセスを学ぶ。組織間連携には欠かせないファシ
リテーションのスキル向上を目指して、個別支援ボランティアのケース検討会の
進め方を学ぶ。
プログラム評価と
スーパービジョン
個別支援ボランティアの活動を支えるための評価、スーパービジョンの必要性を
理解し、視点、その方法を学ぶ。
特にアセスメント~支援計画~ケース検討といった支援の流れのなかで行うボ
ランティアに対する承認やアドバイスの方法と、VCOがボランティアに対して
個別に行う方法とを学ぶ。
第
2
回
第
3
回
第
4
回
第
5
回
第
6
回
【講師ご紹介】筒井のり子 さん
龍谷大学 社会学部 教授
認定特定非営利活動法人 日本ボランティアコーディネーター協会運営委員
【研修の様子】
(イメージ)
学生時代に大規模なボランティアサークルで初の女性部長となり、ボランティア団体の運
営の難しさと面白さを体感しました。また大学院生の頃から大阪ボランティア協会のスタッ
フとして、大阪寝屋川市において地域福祉を推進する市民活動団体の事務局を7年間担いま
した。その後、いくつかの大学を経て、1999年より現職場へ。
日本ボランティアコーディネーター協会には設立の準備段階から参画し、2004年~20
07年度、2012年〜2015年度まで代表理事を務めました。また、大津市社会福祉審
議会委員、高槻市社会福祉審議会委員、複数の自治体の地域福祉計画策定委員長などを務め
ています。
著書に『ボランティア・コーディネーター ~その理論と実際』
(大阪ボランティア協会)、
『コミュニティソーシャルワーク』(ミネルヴァ書房)、『なぜ、ボランティアか? 思いを
生かすNPOの人づくり戦略』(海象社・共訳)、『ボランティアコーディネーション力 〜
市民の社会参加を支えるチカラ』 』(中央法規出版、共著)などがあります。
お申込みの際は、FAX・e-mail または電話で下記の 5 項目についてお知らせください。
FAX:059-229-6635 e-mail:[email protected]
1.お名前
2.ご所属先
4.ご連絡先
①ご住所
3.ご担当業務
①内容
TEL:059-229-6634
②経験年数
②TEL ③FAX ④E-mail
5.今後、ご所属で必要になる(と思われる)ボランティア活動について