- 1 - 障がい者計画および障がい福祉計画策定支援業務仕様書

障がい者計画および障がい福祉計画策定支援業務仕様書
この仕様書は、
「障がい者計画および障がい福祉計画策定支援業務に係る公募型プロポーザル実
施要領」に基づき、下記の業務を実施するに当たり必要な事項などを定める。なお、仕様書の取
扱い、または仕様書の内容に疑義が生じた場合は、市担当の指示によることとする。
1 委託業務名および場所
(1)委託業務名
平成 28 年度 米社福契 第 17 号
障がい者計画および障がい福祉計画策定支援業務
(2)委 託 場 所
2 目
滋賀県米原市長岡地先
的
「障がい者計画」は、障害者基本法第 11 条第3項に規定され、6年を1期とし、市町村に
おける障がい者のための施策に関する基本的な計画である。また、
「障がい福祉計画」は、障
害者総合支援法第 88 条に規定され、3年を1期とし、
「障がい者計画」および国の基本指針
に即して、障がい福祉サービスの提供体制の確保、その他障がい福祉業務の円滑な実施に関
して定める計画である。
本業務では、米原市および湖北福祉圏域の特性を踏まえた上で、本市における障がいのあ
る人の状況、障がいのある人に対する各種サービスの状況などを把握・評価し、主要課題を
まとめるなど現状分析を行う。現状分析に基づき、今後、必要となる施策等について整理し、
計画期間中のサービスや施設等の整備予定を見込み、障がいの有無に関係なく、自分らしく
自立した生活を送ることが出来る地域社会をつくることを目的とした、障がい者計画(第3
期)および障がい福祉計画(第5期)を策定する。
3 委託業務内容
実態調査および障がい者計画・障がい福祉計画の策定業務を行うものとし、基本内容は、
おおむね次のとおりとするが、今後、国から示される予定の基本指針等の内容等により、調
査項目および対象者等について追加・変更することがある。
【平成 28 年度】
[障がい者等実態調査]
(1) 調査票の設計および印刷
ア
調査対象ごとの調査票の設計および調査票の印刷を行う。
調査対象: ①身体障がい者 1,620 人
②知的障がい者
330 人
③精神障がい者
220 人
④障がい児
130 人
⑤難病患者
150 人
⑥事業所等
100 所
- 1 -
計 2,550 人/所
(2) 封筒の作成
ア
実態調査用封筒の作成を行う。
発信用 角2型 2,550 部
返信用 長3型 2,550 部
※調査票の封入・宛名ラベル作成・郵送は市が実施(負担)する。
(3) 調査票の集計
ア 調査票のデータ入力を行い、年齢別、障がいの種別ごと、等級別等のクロス集計
を行う。
(4) 調査結果の分析・自由意見の整理
ア
調査の結果を図表化・分析し、課題の把握等を行う。また、自由意見を入力
し、項目別に分類する。
(5) 実態調査報告書の作成
ア A4版でワードまたはエクセル形式による電子データおよび当該データを印刷
したものを作成する。
【平成 29 年度】
[現状と課題の把握]
既存資料による障がいのある人の状況、障がいのある人に対する各種サービスの状況等を把
握・評価するとともに、関係部署等のヒアリングを行い、施策立案に向けての主要課題をまと
める。
[障がい者団体・事業所等ヒアリング]
障がいのある人の当事者団体、サービス事業者、ボランティア団体等に対するアンケート、
ヒアリング等を行い、問題点や要望をまとめる。
[計画案の作成]
(1) 障がい者計画案の作成
各種サービス等の現状、アンケート調査、関係団体等のヒアリング、国・県の動向等を
踏まえて、計画案を作成する。
ア 基本理念、基本目標等の設定
イ 計画年度における障がい者数の推移
ウ 施策の体系化
エ 施策の体系ごとの課題、目標および具体的方策
オ 用語解説の作成
(2) 障がい福祉計画の作成
国の策定指針に基づき計画案を作成する。
ア 障がい福祉サービスの実績
イ 計画年度における障がい福祉サービス、相談支援の種類ごとの見込み
ウ 障がい福祉サービス、相談支援の種類ごとの必要な見込量の確保のための方策
エ 地域生活支援事業の種類ごとの実施に関する事項
オ
そのほか障がい福祉サービス、相談支援および地域生活支援事業の提供体制の確
保に関し必要な事項
- 2 -
[審議委員会等への出席等]
米原市障がい者計画等審議会の資料を作成し、当該審議会に出席する。また、事務局との打
合せにも随時出席することとする。
[計画書の印刷・製本]
障がい者計画…A4判、約 120 頁、本文1色、表紙カラー、300 部
障がい福祉計画…A4判、約 50 頁、1色、200 部
[ダイジェスト版の作成]
A4判、約8頁、カラー、2,000 部、SP コード付
4 履行期限
契約締結日の7日以内 から 平成 30 年3月 26 日まで
5 業務に必要な届出書等
(1) 業務着手時に次の関係書類を提出し、委託者の承認を受けること。
ア
着手届
イ
業務計画書
(2)業務完了時に次の関係書類を提出し、委託者の完了検査を受けること。なお、業務完了後
において瑕疵が認められた場合は、速やかに受託者において訂正を行い、その作業に係る
費用は受託者の負担とすること。
ア
完了届
イ
納品書
ウ
成果品
(1) 実態調査報告書
1部 (A4版ワードもしくはエクセル形式による電子データ
および当該データを印刷したもの)
(2) 障がい者計画 …A4判、約 120 頁、本文1色、表紙カラー、300 部
障がい福祉計画…A4判、約 50 頁、1色、200 部
(3) ダイジェスト版… A4判、約8頁、カラー、2,000 部、SP コード付
(4) 上記(1)~(3)の原稿データ
(5) その他関係資料一式(電子データ一式含む。
)
※なお、本業務の成果品については、米原市が著作権を持つものとし、市が自由に加工し、
コピーし、市公式ウェブサイトの作成、増刷等を行い、公表できるものとする。
6 その他(留意事項)
今後、国において示される予定の策定指針により、既存の調査項目のほかに実態把握のた
めの調査項目や調査対象者が追加されるなど、仕様書に定めのない事項や疑義が生じた場合
は、本市と受託者は必要に応じて協議して定めるものとする。
- 3 -