企画提案競技実施要領

市電案内表示リニューアル業務委託
契約に係る企画提案競技実施要領
平成28年7月
鹿児島市交通局
1
業務の目的
今後、国内外からの増加が予想される観光客や一般利用者など全ての人が分かりやすく、
快適に車両を利用できる環境を整えるため、市電の車内案内表示をリニューアルする。
2
委託業務に関する事項
(1) 名称
市電案内表示リニューアル業務
(2) 委託業務内容
別紙「市電案内表示リニューアル業務委託契約に係る仕様書」のとおり
(3) 業務受託候補者の選定方法
業務実施にあたっては、案内表示の視認性や判読性が高いデザインが求められることか
ら、「公募型企画提案方式」により受託候補者を選定する。
(4) 予算上限額
4,680千円(消費税及び地方消費税を含む。)
(5) 委託期間
契約締結日から平成29年3月31日まで
3
企画提案書提出要領
(1) 提出書類及び留意事項
ア
表紙(様式4)
正本の表紙のみ、応募事業者の所在地、商号又は名称、代表者名を記入し、押印する
こと。
副本の各様式には、応募事業者や協力者の名称、住所を特定できるマーク等は記載し
ないこと。
イ
業務実績書(様式5)
これまでの類似業務による主な実績(この業務に係る告示の日前5年間における案内
表示等のデザイン企画又は設置業務。設置業務等に付帯して受注し完了したものや、下
- 1 -
請負として設置したものも可とする。官公庁発注業務に限らない。)の実績を3件以内
で記載すること。
ウ
業務実施体制・協力体制記載書(様式6)
業務実施体制の欄には、本業務を担当する体制を記載すること。本業務を実施する上
で協力機関、協力者があれば、協力体制の欄に記載すること。
エ
業務工程計画書(様式7)
「7企画提案競技実施スケジュール(予定)」を参考に、現地調査、打合せ、計画作
成、施工など本業務の工程を記載すること。
オ
企画提案書
この企画提案競技実施要領及び市電案内表示リニューアル業務委託契約に係る仕様書
を踏まえた内容とすること。
(ア) 案内表示の製作及び施工にあたり、デザインのコンセプトや工夫した点及びアピー
ルしたいものを記載すること。(様式8)
(イ) 表示内容に修正が生じた場合の対応策及び施工の容易性や外観を損なわないための
方法を記載すること。(様式8)
(ウ) 案内表示のデザインを記載すること。(様式9)
(エ) 案内表示の位置及びその位置とした理由を記載すること。(様式9)
(オ) 案内表示を組み合わせた1シートのデザイン(寸法等を含む)の詳細を記載するこ
と。(様式9-2)
(カ) 案内表示の位置とシート施工後の状況が把握(イメージ可)できる配置図を作成す
ること。(様式9-3)
カ
業務委託料内訳書(様式任意)
各経費の内訳を明記すること。
キ
欠格事項(応募資格の喪失)
応募者が以下のいずれかに該当すると交通局が判断した場合、その時点で、当該応募
者は失格とする。
(ア) 今回の応募において、応募者が他の応募者の協力機関、協力者となっている場合又
は、様式6に記載される協力機関、協力者が他の応募者と重複している場合
(イ) 応募書類に虚偽の記載をした場合
(ウ) 他の応募者の応募や公正な審査・手続に支障を及ぼす行為を行ったと認められる場
合
- 2 -
(2) 提出部数
正本1部、副本7部を1組とする。
ただし、案内表示の位置とシート施工後の状況が把握できる配置図(様式9-3)につ
いては、当該提出部数とは別に、B0判に拡大したものを1部提出すること。
提出は1社につき2組までとし、提出に要する経費は応募者の負担とする。
(3) 提出形態
A4判縦型、横書、左綴、片面印刷を基本とするが、全体イメージ(デザイン・配置等
を含む)及び計画図については、A3判を認める。A3判を用いる場合、A4判サイズに
折り込むこと。また、各頁には通し番号をふること。
(4) 提出先
鹿児島市交通局総合企画課
(5) 提出期限
平成28年9月5日(月)
午後5時まで(必着)
(6) 提出方法
直接持参(郵送、ファックス及びメールによる提出は受け付けない。)
(7) 提出された書類等の取扱い
ア
企画提案書の作成、提出等、企画提案競技の参加に要する費用は、全て応募者が負担
するものとする。
イ
提出された書類は返却しない。
ウ
提出された書類は、審査及び説明の目的に、その写しを作成し使用することができる
ものとする。
4
エ
提出された書類は、公平性、透明性及び客観性を期すため、公表することがある。
オ
選定された企画提案書の内容は、本業務にそのまま反映されるものではない。
審査及び選定
(1) 提出された企画提案書は、交通局職員で構成する選定委員会において厳正かつ公正に審
査し、最適な企画提案者を選定する。
- 3 -
(2) 審査の過程でプレゼンテーション審査及び質疑応答を実施するものとし、詳細について
は、別途案内する。
(3) 審査項目について、評価点により総合的に審査を行う。なお、業務委託料が予算上限額
を超えた場合は、失格とする。
審査項目(評価の視点)
配点
ア
業務実績
・ 業務実績は十分か
10 点
イ
業務実施体制
・ 実施・協力体制は適正か
5点
ウ
業務工程計画
・ 円滑な業務遂行が見込まれるか
5点
・ デザインについてのコンセプト
・ 全体を通じて提案内容に創意工夫がみられるか
エ
企画提案内容
・ 外国人等を含め、見やすいデザインか
・ 表示内容の修正が容易で外観を損なわないか
70 点
・ 表示内容の組み合わせは適切か
・ 表示位置による視認性・判読性が高いか
オ
経済性
・ 経済性に配慮した提案内容か
合計
10 点
100 点
(4) 選定結果は、応募者全員に文書で通知する。
(5) 選定結果に対する異議申し立ては認めない。
(6) 応募者が1社の場合でも審査を実施する。
(7) 審査の結果、評価点が一定の水準を満たさない場合は、選定委員会の判断により選定さ
れない場合がある。
5
業務の委託
(1) 選定された企画提案者に対し、本業務を委託する。ただし、提案内容については拘束す
るものではなく、予算の範囲内において、企画提案者と交通局が協議の上、内容を変更す
ることができる。
- 4 -
(2) 選定された者が、契約までに地方自治法施行令第167条の4の規定に該当することと
なった場合、又は鹿児島市から指名停止を受けることとなった場合は、契約の締結を行わ
ない。この場合は、次点の者と契約の交渉を行うものとする。
6
著作権等
(1) 成果物に含まれる第三者の著作権及びその他の権利についての交渉、処理については、
応募者が納品前に当該処理を行うこととし、その経費は、委託費に含まれるものとする。
(2) 応募者は、委託業務による成果物に対し、著作権法第21条、第23条、第26条の2、
第26条の3、第27条並びに第28条に規定する権利を、交通局に無償で譲渡するもの
とする。
(3) 交通局は、著作権法第20条第2項に該当しない場合においても、その使用のために目
的物の改変を行うことが出来るものとする。
(4) 応募者は、交通局及び交通局から譲渡又は利用許諾を受けた第三者に対して、著作権者
人格権を一切行使しない。
7
企画提案競技実施スケジュール(予定)
平成28年7月20日(水)
企画提案競技実施の告示
平成28年8月
1日(月)
企画提案競技参加申込書提出締切
平成28年8月
4日(木)
業務説明会
平成28年8月
5日(金)
資格審査結果通知
平成28年8月10日(水)
質問受付締切
平成28年8月17日(水)
質問への回答
平成28年9月
企画提案書提出締切
5日(月)
平成28年9月中旬
プレゼンテーション
平成28年9月中旬
選定結果通知
平成28年9月下旬
契約締結
- 5 -