武蔵野市長 邑上守正 沖縄大学元学長 桜井国俊 石黒あいこのサポーター

2016.8.1 発行
大井町あれやこれやレポート
第4号
発行:大井町の明日を考える会 代表:牧野一仁 編集(副代表):石黒愛子 連絡先:84-5551 (牧野方)
あれやこれやレポートを配りながら、町の皆さんの声を聞く機会が多くなりました。初対面にもかかわらず
本音とも言える呟き「大井町はいい町だと思うけど、今一つピリッと来る物がないよね。何か変えなくては」
とか、「財政も厳しいから要望も言えないしね」等々です。私は情報公開制度を利用して、町長交際費、補助
金の使途、議会視察費を調査しました。その中には、見直しや改善の余地があり、それらの経費を福祉事業や
教育事業に回せばもっと町民が安心して生活できる財政計画が可能になると確信しました。例えば障がい者
(児)の自立支援や高齢者介護支援、成績向上のための教育支援、子育て支援等必要と思われる施策は山積し
ています。本来ならば町政懇話会や議会報告会で町民と双方向で議論すべきことではな
いでしょうか。昔から住む人も最近移住した人も町民同士が自由に交流できる場所があ
れば、お互いの想いを知ることもできます。助け合うきっかけができる可能性もありま
す。共助の考え方もひろがるでしょう。町と議会と町民がもっと話し合う必要性も感じ
ます。亡くなった夫が富士山の撮影に度々訪れていたこの町に移住して6年。おおい自
然園サポーター、介護相談員、人づくり研修会の皆さんと交流・活動するうちに培った
ことや、地域を歩いて聞こえてきた町の皆さんの声はいつしか私に「アイラブ大井町」
への道を選ばせたようです。
石黒あいこホームページ http://ishiguroaiko.com/
石黒愛子
石黒あいこのサポーター
武蔵野市長 邑上守正
石黒さんが住民として建て替え計画にもかかわった緑町パークタウンは、今年建替え 20 年となり、
緑豊かな団地の中で豊かなコミュニティが育まれています。市民参加で石黒さんも取り組まれた現クリ
ーンセンターの運営も新クリーンセンターの建替え事業も順調で、ごみ減量に対応したコンパクトで技
術の粋を集めた施設が、来春稼働します。参加と協働のまちづくりの成果が随所で実現してきました。
武蔵野で自ら実践された参加のまちづくりの経験を、大井町でもぜひ活かしていただきたいと思います。
人と環境に優しい石黒愛子さんのご活躍を武蔵野の地から応援しています。頑張れ!石黒愛子さん
沖縄大学元学長
桜井国俊
私の武蔵野市民歴はおよそ十数年。その間に出会った市民の中で、とりわけ明るく前向きだったの
が石黒愛子さんだ。武蔵野市では、クリーンセンターの建設をめぐって 70 年代末から 80 年代にかけ
て市民が声をあげ、用地選定も、施設の設計も、そして施設の運営までも市民参加で実施した。これ
は武蔵野方式と呼ばれ、いまではごみ施設建設の際の全国のモデルとなっている。武蔵野方式の生み
の親の一人、それが石黒さんだ。
武蔵野市地域福祉の会代表
安藤頌子
しっかり正面を見据えた大井町での活動、楽しそうですね。地域を良くする・地域を変えることへのこだわりは、お互いに
変わりませんね。ご活躍を期待しています。
ベトナム料理教室 講師 フォーン
私がベトナムから日本へ来たばかりの頃、近所での集まりや友人知人を紹介して
くれてとても嬉しかったです。子どもが生まれた時も面倒を見てくれたりして、と
ても優しいお母さんです。また、待機児童の問題など悩める女性の味方でもありと、
とても頼もしい存在です。
大井町の明日を考える会
代表 牧野一仁
初めて石黒さんにお会いしたのは、6 年前の議会報告会でした。会場から語り口は柔らかいが、的を
射た鋭い質問をするご婦人がおり、回答する担当議員がたじたじでした。「こんな人が大井町にいるの
か」というのが私の初印象でした。東京都武蔵野市で多くのまちづくり事業に参加され、数々の成果を
上げてきた石黒さん。その経験をぜひ大井町に活かして頂きたいと願います。「出たい人より出したい
人」それが石黒愛子さんです。
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大井町あれやこれやレポート
議会報告会
一歩後退か?議会報告会
5月に開催された第7回議会報告会は、昨年より会場の数が4か所から
3か所に減りました。理由は「昨年までふれあい館でも開催していたが、会場は畳敷きで座りにくいとの配慮から
今回は中止した」との説明でした。
「多くの町民が議会と町政に関心を持つような議会広報活動に努める」と議会基
本条例に明記されています。にもかかわらず、開催回数、会場を減らすというのは議会の考え方が後退したとしか
思えません。
「座りにくい」会場だと考えるなら、他会場で開催する方法は思いつかなかったのでしょうか。また例
年同じ会場なので、参加者の地域が限られてきています。開催回数を増やしたり、会場に変化をもたらして多くの
町民に来場してもらう工夫も必要だと考えます。
町民の声を聴く姿勢はあるのか
町政懇話会
今年も6月に4会場で町政懇話会が開催されました。会場に入るとまず目に留まるのは、前方に町長はじめ町の
幹部職が着席する姿。座る席を探して並べられたイスを見渡してみると、ほとんどが町の職員であり一般の参加者
は私を含めて5,6人でした。内容は後期基本計画の成長戦略と防災アドバイザーの一方的な説明で時間がかかり、
会場からの質問は数件だけでした。数年前、私が議会議員であった時に、町政懇話会の進め方について質問したこ
とがありましたが、あれからどのように改善されたのでしょうか。今回も一方的な説明と町の職員を動員して会場
を埋めるという手法は変わっていません。将来の町の計画を周知し、町民の意見を聞くための大切な機会なのだと
いう意識が町役場内にあるならば、もっと多くの町民に参加してもらう工夫あったと考えます。
(参加者 B さんより投稿)
平日の昼間に開催されることを知り、喜び勇んで出席した懇話会。会議室の戸を開けると、前面にずらりと鎮座
するお偉方。集団面接にでも来たかのような雰囲気に圧倒され、少し怖かったことを覚えています。対面式という
席の作り方も、恐怖感をあおった要因のひとつかもしれません。
『懇話とは・・打ち解けて話すこと、またはその場』
およそその雰囲気ではなかったことは、言うまでもありません。参加者が数名程度で、若者と呼ばれる世代は私
と友人だけでした。2 時間という枠で、1 時間 15 分あった町側からの説明。質疑応答の時間があまりに短く、これ
では来た意味がないという厳しい声も上がっていました。この件に関しては、前回からの要望だったようですが、
今回の会には反映されていませんでした。しかしながら、短い時間の中でも、各々が切実な想いを持ってこの場へ
足を運んだことが伝わるような質問がされていました。詳細は書かないとして、どうしても気になって仕方がない
ことがありました。それは、自分の意見を持って、なおかつ発言をする方に対する敬意が示されていなかったこと
です。質問が終わるや否や、語尾にかぶせる程のはやさでされる応答。質問に対する答えをしっかりと持っていら
っしゃることは素晴らしいことだと思います。しかし、
「ご質問ありがとうございます」から話を始めるマナー、
「貴
重なご意見に感謝します」で話を締めくくる相手への配慮などは必要ではないのでしょうか。
「聞く耳は、いつもあ
なたのほうへ」というような姿勢が見られなかったことが残念でなりません。そんな中でも、最後にアンケートを
回収してくださった職員の方は、何度も深々と頭をさげてお礼をしてくださいました。些細なことかもしれません
が、私はこのことで、この懇話会に来て良かったと思うことができました。老若男女問わず、たくさんの町民の方
が参加しやすい方法を見つけ実行することを期待します。
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