情報通信システム工学科で取得できる資格

学生便覧 2016 工学部
はじめに
情報通信システム工学科
電気通信主任技術者
1.業務の内容
電気通信主任技術者は,電気通信事業者の事業用電気通信設備の工事,維持及び運用に関する事項
者証の交付を受けている者のうちから,電気通信主任技術者を選任しなければならないことになって
います。(電気通信事業法第 45 条)
2.資格の種類
学生生活について
を監督する業務を行う。電気通信事業者は総務省令で定めるところにより,電気通信主任技術者資格
電気通信主任技術者資格者証には,以下の 2 種類があります。
(電気通信主任技術者規則第 6 条)
伝送交換主任技術者資格者証
線路主任技術者資格者証
範囲
電気通信事業の用に供する伝送交換設備並びに
これらに附属する設備の工事,維持及び運用
電気通信事業の用に供する線路設備並びにこれ
修学について
資格者証の種類
らに附属する設備の工事,維持及び運用
国家試験の際に試験科目のうち 1 科目(電気通信システム)が免除されます。
4.国家試験実施機関
一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
〒 170 - 8585 東京都豊島区巣鴨 2 丁目 11 番 1 号巣鴨室町ビル 6 階
カリキュラムツリー・教員研究室
情報通信システム工学科在学中に,別表の科目区分ごとに必要以上の単位数を修得して卒業すれば,
学科紹介・資格の要件・教育課程表・
3.国家試験科目の一部免除
TEL.03 - 5907 - 6556
各学科取得できる資格について
教育職員免許について
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学生便覧 2016 工学部
はじめに
電気通信システム免除のために必要な科目・単位数
情報通信システム工学科(平成 28 年度入学者から適用)
認定基準に定められた
履修する科目及び時間
授業科目及び時間
(○印は必修科目)
授業科目
授業時間数
学生生活について
数学
60
物理学
60
電磁気学
修学について
基礎専門教育科目
電気回路
60
60
授業科目
単位修得の要件
授業時間数
単位数
○数学基礎
60
2
○微分積分
60
2
左記科目を履修
○物理学基礎
60
2
すること
○物理学応用
30
2
○電気磁気学及び演習 1
60
3
○電気磁気学及び演習 2
60
3
○電気回路及び演習 1
60
3
○電気回路及び演習 2
60
3
左記科目のうち
1 科目以上履修
すること
左記科目のうち
1 科目以上履修
すること
電子回路
60
○電子回路及び演習 1
60
3
左記科目を履修
デジタル回路
30
ディジタル回路
30
2
すること
コンピュータ工学
30
2
左記科目のうち
○プログラミング言語
60
3
1 科目以上履修
情報工学
30
専門教育科目
カリキュラムツリー・教員研究室
学科紹介・資格の要件・教育課程表・
及び演習
電気計測
60
伝送線路工学
30
交換工学
各学科取得できる資格について
電気通信
システム
30
30
すること
計測工学
30
2
左記科目を履修
○情報通信工学基礎実験
60
2
すること
電気回路解析学
30
2
30
2
無線通信工学
30
2
通信システム工学
30
2
コンピュータネット
ワーク
左記科目を履修
すること
左記科目のうち
1 科目以上履修
すること
ただし,上記科目については,在学中にすべてを修得することとし,卒業後,聴講により修得した
科目は認められない。
教育職員免許について
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学生便覧 2016 工学部
1.業務内容
第一級陸上特殊無線技士
はじめに
第一級陸上特殊無線技士,第二級・第三級海上特殊無線技士
電気通信事業者・電力会社・放送事業・公共機関などで利用されるマイクロ波の多重無線設備の操
作や第二級・第三級陸上特殊無線技士の操作範囲であるタクシー,トラックなどの陸上移動関係の通
信を行う無線局の操作に必要な免許
主として,小型船舶(漁船)などに設けられた中短波(10W 以下),VHF(50W 以下)の小無線
局の無線装置の操作に必要な免許
第三級海上特殊無線技士
沿岸漁業用の小型船舶,モーターボートなどのレジャー船舶に開設した船舶局の操作に必要な免許
学生生活について
第二級海上特殊無線技士
2.免許の種類
免許の種類
操作の範囲
信を行うことができる無線設備でテレビジョンとして使用するもの
第一級陸上特殊無線技士
を含む)で 30 メガヘルツ以上の周波数の電波を使用するものの技
術操作
修学について
1.陸上無線局の空中線電力 500 ワット以下の多重無線設備(多重通
2.前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上特殊無線技士の操作の範
囲に属するもの
ものの国内通信のための通信操作(モールス符号による通信操作を
除く)並びにこれらの無線設備(レーダー及び多重無線設備を除く)
第二級海上特殊無線技士
の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作
イ 空中線電力 10 ワット以下の無線設備で 1,606.5 キロヘルツか
ら 4,000 キロヘルツまでの周波数の電波を使用するもの
上の周波数の電波を使用するもの
2.レーダー級海上特殊無線技士の操作の範囲に属する操作
1.船舶に設置する空中線電力 5 ワット以下の無線電話(船舶地球局及
び航空局の無線電話であるものを除く)で 25,010 キロヘルツ以上
の周波数の電波を使用するものの国内通信のための通信操作及びそ
第三級海上特殊無線技士
の無線電話(多重無線設備であるものを除く)の外部転換装置で電
波の質に影響を及ぼさないものの技術操作
のレーダーの外部転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技
術操作
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教育職員免許について
2.船舶局及び船舶のための無線運航局の空中線電力 5 キロワット以下
各学科取得できる資格について
ロ 空中線電力 50 ワット以下の無線設備で 25,010 キロヘルツ以
カリキュラムツリー・教員研究室
並びに海岸局及び船舶のための無線航行局の無線設備で次に掲げる
学科紹介・資格の要件・教育課程表・
1.船舶に施設する無線設備(船舶地球局及び航空局の無線設備を除く)
学生便覧 2016 工学部
はじめに
3.免許取得のための要件
情報通信システム工学科在学中に,次表の科目区分ごとに必要な科目を修得したものは,所轄の電
気通信管理局において所定の手続きをすることにより資格が得られます。
第一級陸上及び第二級海上特殊無線技士の資格を取得するために修得すべき科目
情報通信システム工学科(平成 28 年 4 月入学者から適用)
学生生活について
区分
授業科目名
無線機器学その他無線機器に関する科目
通信システム工学
電磁波工学その他空中線系及び電波伝搬に関する科目
無線通信工学
電子計測その他無線測定に関する科目
計測工学
電波法規その他電波法令に関する科目
電波法
第三級海上特殊無線技士の資格を取得するために修得すべき科目
修学について
情報通信システム工学科(平成 28 年 4 月入学者から適用)
区分
授業科目名
無線機器学その他無線機器に関する科目
通信システム工学
電磁波工学その他空中線系及び電波伝搬に関する科目
無線通信工学
電波法規その他電波法令に関する科目
電波法
第一級陸上特殊無線技士,第二級・第三級海上特殊無線技士免状を取得しようとする場合の詳しい
カリキュラムツリー・教員研究室
学科紹介・資格の要件・教育課程表・
手続き方法,必要書類等は「情報通信振興会」に問い合わせて下さい。
一般財団法人 情報通信振興会
〒 170 - 8480 東京都豊島区駒込 2 - 3 - 10 電波会館 1 階,2 階 TEL.03 - 3940 - 3951
各学科取得できる資格について
教育職員免許について
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