熊本県鉱工業動向（平成28年5月分）

報道資料
統計情報（504）
平成28年7月29日
熊本県鉱工業動向（平成28年5月分）
概　況
参　考
前月比の動き
九州　（速報）
全国　（速報）
生　産
低下
上昇
低下
出　荷
低下
低下
低下
在　庫
低下
低下
上昇
業種別の主な動き
参　考
主な上昇・低下業種（及び主な品目）
上昇
生　産
低下
上昇
出　荷
低下
上昇
在　庫
低下
九　州　（速報）
全　国　（速報）
はん用・生産用機械工業（特殊産業機械）
輸送機械工業
輸送機械工業
化学工業（※）
（普通乗用車等）
（シャシー・車体部品等）
輸送機械工業（※）
電子部品・デバイス工業
化学工業（除．医薬品）
食料品・たばこ工業（飲料）
（半導体集積回路（ＣＣＤ・その他）等）（ファンデーション等）
はん用・生産用機械工業（特殊産業機械）
輸送機械工業
石油・石炭製品工業
窯業・土石製品工業（※）
（普通乗用車等）
（灯油等）
輸送機械工業（※）
はん用・生産用・業務用機械工業化学工業（除．医薬品）
食料品・たばこ工業（飲料）
（水管ボイラ等）
（ファンデーション等）
パルプ・紙・紙加工品工業（※）
パルプ・紙・紙加工品工業
鉄鋼業
化学工業（※）
（新聞巻取紙等）
（フェロニッケル等）
金属製品工業（建築用金属製品）
化学・石油石炭製品工業
はん用・生産用・業務用機械工業
輸送機械工業（※）
（有機化学製品（芳香族）等）
（ショベル系掘削機械等）
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。総　括（指数値：平成22年＝100）
.
［熊本県］
生産指数（季節調整済）は 93.6 で、前月比 ▲3.2％となり、2 ヶ月連続の低下であった。
16業種中 11業種が上昇、4業種が低下、1業種が横ばいであった。
出荷指数（季節調整済）は 88.6 で、前月比 ▲8.5％となり、2 ヶ月連続の低下であった。
16業種中 8業種が上昇、8業種が低下であった。
在庫指数（季節調整済）は 80.0 で、前月比 ▲3.8％となり、4 ヶ月連続の低下であった。
15業種中 7業種が上昇、8業種が低下であった。
（参考）
［経済産業省九州経済産業局］（「九州地域の鉱工業動向（平成28年5月速報）」より転載）
平成２８年５月の鉱工業生産指数(季節調整済)は９７．３となり､前月比が＋４．４％と２か月
ぶりに上昇し、前年同月比は▲３．０％と２か月連続の低下となった。
［経済産業省］（「鉱工業（生産・出荷・在庫）指数速報（平成28年5月分）」より転載）
今月は、生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。製造工業生産予測調査による
と、６月、７月ともに上昇を予測している。総じてみれば、生産は一進一退で推移している。
1
統計調査課産業統計班
平岡・本岩（内線3610）
096-333-2177（直通）
熊本県・九州・全国の鉱工業指数の推移
（熊本県）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
（年月）
（九州）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
145
140
135
130
125
生産指数
は 118.6
120
115
110
105
100
95
出荷指数
は 117.3
90
85
80
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
（年月）
生産
（全国）
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
65
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
（年月）
※　最終月は速報値です。
2
－生産、出荷、在庫とも低下－
１．概　況
平成28年5月の鉱工業指数［速報値］
（平成22年＝100）
季節調整済指数
熊
本
県
九
州
全
国
93.6
88.6
80.0
97.3
99.9
115.4
95.0
93.8
113.7
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
原指数
前月比（％）
▲ 3.2
▲ 8.5
▲ 3.8
4.4
▲ 1.2
▲ 0.9
▲ 2.3
▲ 2.3
0.3
前年同月比（％）
88.2
81.2
75.0
91.8
93.3
114.1
89.7
86.7
112.4
▲ 20.0
▲ 23.6
▲ 14.2
▲3.0
▲5.1
▲ 6.6
▲ 0.1
▲ 0.8
0.6
※「前月比」、「前年同月比」は上昇率を百分比（％）で表しています。
※生産･出荷の季節調整法はX-12-ARIMA（季節、曜日・祝祭日調整）､在庫指数はX-12-ARIMAの
中のX-11デフォルトによります。
【生産】
生産指数は 93.6 で、前月比 ▲3.2％となり、2 ヶ月連続の低下であった。16業種中
、はん用・生産用機械工業や化学工業などの11業種が上昇したものの、輸送機械
工業や食料品・たばこ工業などの4業種が低下した。
また、その他の工業が横ばいであった。
【出荷】
出荷指数は 88.6 で、前月比 ▲8.5％となり、2 ヶ月連続の低下であった。16業種中
、はん用・生産用機械工業や窯業・土石製品工業などの8業種が上昇したが、輸送
機械工業や食料品・たばこ工業などの8業種が低下した。
【在庫】
在庫指数は 80.0 で、前月比 ▲3.8％となり、4 ヶ月連続の低下であった。15業種中
、パルプ・紙・紙加工品工業や化学工業などの7業種が上昇したが、金属製品工業
や輸送機械工業などの8業種が低下した。
鉱工業生産指数（季節調整済）と前年同月比（原指数）の推移
原指数前年同月比
生産指数
季節調整済生産指数
前年同月比（％）
140
40
130
30
120
20
110
10
100
0
90
-10
80
-20
70
H26 3
2
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H27
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H28
3
4
5
（年月）
3
-30
２．業種別動向
【　生　産　】
主な上昇・低下業種
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
上はん用・生産用機械工業
化学工業
昇
プラスチック製品工業
1325.0
21.1
13.9 特殊産業機械
868.7
10.3
▲ 53.0 ※
478.8
18.2
▲ 14.4 プラスチックフィルム
低輸送機械工業
食料品・たばこ工業
下
鉄鋼業
1293.4
▲ 51.1
▲ 47.4 ※
1417.1
▲ 13.6
▲ 32.3 飲料
56.8
▲ 31.0
▲ 56.6 ※
【　出　荷　】
主な上昇・低下業種
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
上はん用・生産用機械工業
窯業・土石製品工業
昇
電気機械工業
1108.0
9.8
249.3
7.4
▲ 11.8 ※
539.6
5.5
▲ 39.8 ※
低輸送機械工業
食料品・たばこ工業
下
※
1847.4
▲ 44.8
▲ 39.9 ※
1667.7
▲ 11.9
▲ 30.1 飲料
※
※
2.9 特殊産業機械
※※
【　在　庫　】
主な上昇・低下業種
パルプ・紙・紙加工品工業
上
化学工業
昇
プラスチック製品工業
低金属製品工業
輸送機械工業
下
鉄鋼業
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
713.3
20.0
9.5 ※
1224.1
9.5
▲ 10.3 ※
571.7
12.1
672.4
▲ 19.7
386.8
▲ 32.8
▲ 48.0 ※
291.4
▲ 28.6
▲ 25.1 ※
上昇・低下に寄与した品目
▲ 10.8 プラスチックフィルム
▲ 9.3 建築用金属製品
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。
業種名、ウエイ
4
３．特殊分類別動向（財別の動き）
財　別
項　目
季節調整済指数
原指数
前月比(%)
前年同月比(%)
生　産
72.9
▲ 2.1
72.2
▲ 23.8
最終需要財出　荷
71.0
▲ 7.6
68.4
▲ 27.8
在庫
83.5
▲ 5.9
80.6
▲ 13.8
生　産
118.5
▲ 3.5
107.0
▲ 16.6
出　荷
108.5
▲ 9.3
95.4
▲ 19.8
在庫
75.6
▲ 0.3
68.9
▲ 14.5
生　産　財
４．特定品目の動向（集積回路の動き）
類　別
金額指数
項　目
季節調整済指数
生　産
274.6
出　荷
248.5
在庫
0.2
項　目
季節調整済指数
生　産
368.5
前月比(%)
3.7
出　荷
328.7
在庫
24.5
類　別
数量指数
原指数
前月比(%)
8.4
225.4
前年同月比(%)
▲ 12.8
5.3
204.4
▲ 11.9
-
0.2
▲ 80.0
原指数
320.2
前年同月比(%)
▲ 30.3
▲ 4.3
285.0
▲ 31.0
▲ 23.2
21.7
▲ 67.4
※　総合指数や業種別指数には金額指数を採用しています。
５．業種別寄与度（生産前年同月比）
4.0
2.0
0.0
▲ 2.0
▲ 4.0
▲ 6.0
▲ 8.0
▲ 10.0
▲ 12.0
▲ 14.0
▲ 16.0
▲ 18.0
▲ 20.0
▲ 22.0
1.6
0.1
0.1
0.1
0.0
0.0
▲ 0.0 ▲ 0.1 ▲ 0.2 ▲ 0.3 ▲ 0.6
▲ 1.7
▲ 3.5 ▲ 3.9
▲ 5.7 ▲ 6.3
▲ 20.0
総
合
は
ん
用
・
生
産
用
機
械
工
業
ゴ
ム
製
品
工
業
金
属
製
品
工
業
非
鉄
金
属
工
業
木
材
・
木
製
品
工
業
鉱
業
繊
維
工
業
そ
の
他
の
工
業
窯
業
・
土
石
製
品
工
業
鉄
鋼
業
プ
ラ
ス
チ
ッ
ク
製
品
工
業
電
気
機
械
工
業
輸
送
機
械
工
業
食
料
品
・
た
ば
こ
工
業
電
子
部
品
・
デ
バ
イ
ス
工
業
※　寄与度は、各業種の変化が、総合指数をどれだけ変化させたかを表します。ウェイトが反映されますので、業種に
よっては上昇幅が大きくても、ウェイトが非常に小さければ全体に対する貢献度は低くなる場合があります。また、
ほとんどの業種が低下してもウェイトの大きい業種が上昇すれば、全体ではプラスになることがあります。
5
化
学
工
業

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