熊本県鉱工業動向（平成28年6月分）

報道資料
統計情報（505）
平成28年8月31日
熊本県鉱工業動向（平成28年6月分）
参　考
概　況
前月比の動き
九州　（速報）
全国　（速報）
生　産
上昇
上昇
上昇
出　荷
上昇
上昇
上昇
在　庫
低下
低下
横ばい
業種別の主な動き
参　考
主な上昇・低下業種（及び主な品目）
上昇
生　産
低下
上昇
出　荷
低下
上昇
在　庫
低下
九　州　（速報）
全　国　（速報）
はん用・生産用機械工業（特殊産業機械）
輸送機械工業
化学工業（除．医薬品）
化学工業（医薬品）
（普通乗用車等）
（ヘアリンス等）
ゴム製品工業（※）
化学・石油石炭製品工業
石油・石炭製品工業
金属製品工業（建築用金属製品）
（プラスチック等）
（灯油等）
はん用・生産用機械工業（特殊産業機械）
はん用・生産用・業務用機械工業電子部品・デバイス工業
化学工業（医薬品）
（土木建設機械等）
（アクティブ型液晶素子（中・小型）等）
繊維工業（※）
鉄鋼業
石油・石炭製品工業
金属製品工業（建築用金属製品）
（普通鋼鋼材等）
（ガソリン等）
食料品・たばこ工業（その他の食料品）
電気・情報通信機械工業
鉄鋼業
金属製品工業（建築用金属製品）
（非標準三相誘導電動機等）
（鋼半製品等）
※（※）
化学・石油石炭製品工業
はん用・生産用・業務用機械工業
化学工業（※）
（プラスチック等）
（コンバイン等）
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。総　括（指数値：平成22年＝100）
.
［熊本県］
生産指数（季節調整済）は 121.3 で、前月比＋29.6％となり、3 ヶ月ぶりの上昇であった。
16業種中 12業種が上昇、4業種が低下であった。
出荷指数（季節調整済）は 117.0 で、前月比＋31.9％となり、3 ヶ月ぶりの上昇であった。
16業種中 13業種が上昇、3業種が低下であった。
在庫指数（季節調整済）は 79.6 で、前月比 ▲0.5％となり、5 ヶ月連続の低下であった。
15業種中 10業種が上昇、5業種が低下であった。
（参考）
［経済産業省九州経済産業局］（「九州地域の鉱工業動向（平成28年6月速報）」より転載）
平成２８年６月の鉱工業生産指数(季節調整済)は１０１．９となり､前月比が＋５．７％と２か
月連続で上昇し、前年同月比は▲２．７％と３か月連続の低下となった。
［経済産業省］（「鉱工業（生産・出荷・在庫）指数速報（平成28年6月分）」より転載）
今月は、生産、出荷は上昇、在庫は横ばい、在庫率は低下であった。製造工業生産予測調
査によると、７月、８月ともに上昇を予測している。総じてみれば、生産は一進一退で推移してい
るが、一部に持ち直しがみられる。
1
統計調査課産業統計班
平岡・本岩（内線3610）
096-333-2177（直通）
熊本県・九州・全国の鉱工業指数の推移
（熊本県）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
（年月）
（九州）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
145
140
135
130
125
生産指数
は 118.6
120
115
110
105
100
95
出荷指数
は 117.3
90
85
80
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
（年月）
生産
（全国）
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
65
H26
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
（年月）
※　最終月は速報値です。
2
－生産、出荷とも上昇－
１．概　況
平成28年6月の鉱工業指数［速報値］
（平成22年＝100）
季節調整済指数
熊
本
県
九
州
全
国
121.3
117.0
79.6
101.9
107.2
113.4
96.5
94.6
113.9
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
原指数
前月比（％）
29.6
31.9
▲ 0.5
5.7
8.6
▲ 2.0
1.9
1.2
0.0
前年同月比（％）
116.9
109.9
74.3
104.9
109.2
113.1
100.3
97.7
113.3
▲ 2.0
▲ 1.9
▲ 22.8
▲ 2.7
▲ 3.6
▲ 7.4
▲ 1.9
▲ 2.2
0.0
※「前月比」、「前年同月比」は上昇率を百分比（％）で表しています。
※生産･出荷の季節調整法はX-12-ARIMA（季節、曜日・祝祭日調整）､在庫指数はX-12-ARIMAの
中のX-11デフォルトによります。
【生産】
生産指数は 121.3 で、前月比＋29.6％となり、3 ヶ月ぶりの上昇であった。16業種
中、ゴム製品工業や金属製品工業などの4業種が低下したが、はん用・生産用機
械工業や化学工業などの12業種が上昇した。
【出荷】
出荷指数は 117.0 で、前月比＋31.9％となり、3 ヶ月ぶりの上昇であった。16業種
中、繊維工業や金属製品工業などの3業種が低下したが、はん用・生産用機械工
業や化学工業などの13業種が上昇した。
【在庫】
在庫指数は 79.6 で、前月比 ▲0.5％となり、5 ヶ月連続の低下であった。15業種中
、食料品・たばこ工業や金属製品工業などの10業種が上昇したものの、化学工業
などの5業種が低下した。
鉱工業生産指数（季節調整済）と前年同月比（原指数）の推移
原指数前年同月比
生産指数
季節調整済生産指数
前年同月比（％）
140
40
130
30
120
20
110
10
100
0
90
-10
80
-20
70
H26 3
2
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H27
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H28
3
4
5
6
（年月）
3
-30
２．業種別動向
【　生　産　】
主な上昇・低下業種
上はん用・生産用機械工業
化学工業
昇
電子部品・デバイス工業
低ゴム製品工業
金属製品工業
下
非鉄金属工業
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
1325.0
79.8
▲ 11.4 特殊産業機械
868.7
72.1
1823.9
14.0
147.0
▲ 7.8
▲ 0.9 ※
426.2
▲ 1.6
▲ 5.8 建築用金属製品
173.2
▲ 3.2
▲ 4.2 ※
▲ 3.1 医薬品
22.8 集積回路
【　出　荷　】
主な上昇・低下業種
上はん用・生産用機械工業
化学工業
昇
電子部品・デバイス工業
低繊維工業
金属製品工業
下
鉱業
ウェイト
前月比(%)
1108.0
105.7
846.8
95.4
1737.9
15.7
99.3
▲ 13.3
415.3
▲ 0.5
0.8
▲ 3.8
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
▲ 6.6 特殊産業機械
▲ 2.0 医薬品
18.8 集積回路
▲ 14.8 ※
▲ 4.7 建築用金属製品
▲ 24.8 非金属鉱業
【　在　庫　】
ウェイト
上食料品・たばこ工業
金属製品工業
昇
1733.1
28.1
▲ 20.0 その他の食料品
672.4
17.8
▲ 31.4 建築用金属製品
713.3
12.2
9.3 ※
※
※※
1224.1
▲ 12.6
▲ 22.3 ※
114.1
▲ 6.9
▲ 6.7 ※
パルプ・紙・紙加工品工業
低 ※
化学工業
下
非鉄金属工業
前月比(%)
前年同月比
(%)
主な上昇・低下業種
※
上昇・低下に寄与した品目
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。
業種名、ウエイ
4
３．特殊分類別動向（財別の動き）
財　別
項　目
季節調整済指数
原指数
前月比(%)
前年同月比(%)
生　産
104.4
43.4
101.9
▲ 12.2
最終需要財出　荷
103.4
45.4
99.8
▲ 8.7
在庫
78.6
▲ 5.8
80.7
▲ 24.2
生　産
140.1
18.2
134.6
9.3
出　荷
129.5
19.4
121.0
5.2
在庫
82.6
9.3
67.2
▲ 20.8
生　産　財
４．特定品目の動向（集積回路の動き）
類　別
金額指数
項　目
季節調整済指数
生　産
301.9
出　荷
276.1
11.1
250.9
23.9
在庫
0.2
0.0
0.2
▲ 60.0
項　目
季節調整済指数
生　産
442.5
出　荷
390.8
18.9
361.5
1.8
在庫
30.2
23.3
29.2
▲ 61.5
類　別
数量指数
原指数
前月比(%)
9.9
前年同月比(%)
29.1
277.5
原指数
前月比(%)
20.1
前年同月比(%)
6.5
408.9
※　総合指数や業種別指数には金額指数を採用しています。
５．業種別寄与度（生産前年同月比）
8.0
6.1
6.0
4.0
2.0
0.3
0.1
0.1
0.0
0.0
▲ 2.0
▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.1 ▲ 0.3 ▲ 0.3
▲ 1.6
▲ 2.0
▲ 4.0
▲ 2.3
▲ 3.6
▲ 6.0
総
合
電
子
部
品
・
デ
バ
イ
ス
工
業
電
気
機
械
工
業
木
材
・
木
製
品
工
業
そ
の
他
の
工
業
プ
ラ
ス
チ
ッ
ク
製
品
工
業
鉱
業
ゴ
ム
製
品
工
業
繊
維
工
業
非
鉄
金
属
工
業
鉄
鋼
業
窯
業
・
土
石
製
品
工
業
金
属
製
品
工
業
化
学
工
業
輸
送
機
械
工
業
は
ん
用
・
生
産
用
機
械
工
業
※　寄与度は、各業種の変化が、総合指数をどれだけ変化させたかを表します。ウェイトが反映されますので、業種に
よっては上昇幅が大きくても、ウェイトが非常に小さければ全体に対する貢献度は低くなる場合があります。また、
ほとんどの業種が低下してもウェイトの大きい業種が上昇すれば、全体ではプラスになることがあります。
5
食
料
品
・
た
ば
こ
工
業

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