COPAL ELECTRONICS デザインノートDN3 デジタルポテンショメータ DP の動作スピード チャック・ウォスロー著 私達がどれほど速くデジタルポテンショメータのワイパーを動かしたり、ワイパーポジションをメモリから転送できるかは、シ リアルインターフェイスのタイプや、ポテンショメータの AC 特性仕様により支配されています。このデザインノートは、デジタ ルポテンショメータのプログラミングにおける支配的な動作時間と周波数特性を示しています。 3 線式シリアルインターフェイスを持つ DP (DP7112/7114) 3 つのキーとなる動作での動作時間を示します: (1) デジタルでワイパーをインクリメント/デクリメントする時; tCYC ≧1μs f ≦1MHz (2) ワイパーを特定な電圧にプログラムする時; T = tCYC+t1W≧(1μs + 5μs) f ≦ 167kHz パラメータ t1W は、アナログワイパー電圧の応答する時間です。ワイパーは、その最終的なポジションに到達する まで 1MHz レートでデジタルに動かされ、その後、ワイパーのアナログ電圧が最終値に達するまでに 5μs 必要と なります。 (3) デジタルでワイパーポジションを不揮発性メモリに保存する時; T = tWR≦ 10ms f ≧ 100Hz 条件:Vcc は安定していること。 マイクロ ワイヤ相当のシリアルインターフェイスを持つ DP (DP72X シリーズ) 2 つのキーとなる動作での動作時間を示します: (1) (デジタルおよびアナログ値)ワイパーのプログラムや、揮発性の書き込みをする時; T= {11clk × 1μs/clk} + tDS(設定時間) ≧ (11μs + 10μs)≧ 21μs f ≦ 47.6kHz (2) ワイパーポジションを不揮発性メモリに保存する時; T ≦ 5ms(支配的) f ≧ 200Hz 条件:Vcc は安定していること。 2001 日本電産コパル電子株式会社 文書番号 6010 改訂 A
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