研究方法|アンテナのごく微細なモデル化と現象の理解

8th Symposium
学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 萌芽型共同研究 採択課題
EX-1621 (東北大学サイバーサイエンスセンター推薦課題)
有馬 卓司 (東京農工大学)
アンテナ放射効率低下メカニズムの解明と放射効率改善手法に関する
研究
研究背景|ワイヤレス技術のこれまでと未来
・電波技術の進歩
モールス信号 ・ ラジオ ・
医療応用
・
TV放送(アナログ・デジタル) ・
WIFI(無線LAN) ・ 携帯電話 ・
レーダ
ETC・携帯電話
本研究の目的
医療応用
携帯電話
電子マネー
・現在においても“有線”が主力の分野
電力(送電・充電・・・),病院・工場・家庭内の信号線
車の信号線、ヒトの生体情報検出,・・・・
車への応用
電波で便利になった生活.未来は??
未来は電波技術の更なる応用でもっともっと便利になる.
←これらに電波技術が応用できれば!?
研究目的|ワイヤレス技術に必要不可欠なアンテナ
[%]
効率
η [%]
Efficiency
100
問題点:問題点アンテナの放射効率が低下することが知られている
90
80
70
RMS=0μm
RMS=0.3μm
RMS=1.0μm
60
50
アンテナの例
10
5
10
6
10
7
10
Conductivity [S/m]
8
アンテナ効率の例
条件により
効率が低下
している 改善することができれば省エネやワイヤレス技術のさらなる応用
目的:効率低下のメカニズム解明とその改善手法の開発
研究方法|アンテナのごく微細なモデル化と現象の理解
(A)
(B)
アンテナ表面の微細な凹凸(測定結果)
シミュレーションによりメカニズムの解明および改善
アンテナの微細な構造
予想される成果|アンテナの高性能化により期待される未来の電波技術
電波による充電技術
いくらでも走れる
電気自動車
電波による
生体モニタリング
電池の減らない
携帯電話等
ワイヤレスで生体
の情報収集
電波を用いたさらに
便利な社会を目指す