平成28年度高知県介護職員等喀痰吸引等研修(指導者講習) 【第一号研修・第二号研修指導者】開催要項 1 目的 平成24年3月30日付け社援発0330第43号厚生労働省社会・援護局長通知「喀痰吸引等研修 実施要綱について」に基づき、介護職員等がたんの吸引等を実施するために受講することが必要な研修 (基本研修・実地研修)の講師及びその指導者を養成することを目的とする。 2 実施主体 高知県(研修の実施運営は社会福祉法人高知県社会福祉協議会) 3 対象者 医師、保健師、助産師又は看護師(保健師、助産師、看護師で実地研修での指導予定者については、 原則として臨床等(特別養護老人ホーム等での直接ケアを含む)での実務経験を 3 年以上有する者)で、 下記の(1)~(2)のいずれかまたは両方を満たすもの (1)当該講習修了後に、県が主催する基本研修の講師または演習の指導が可能であること (2) 〃 自施設・法人での実地研修において介護職員等の指導が可能であること 【介護職員等が基本研修(50 時間以上研修/8 月開催予定) ・実地研修を受講するためには、 次の事項を満たす必要がある。 】 ①同施設または同法人内に指導者が在籍し、指導を行う体制があること。 ②実地研修を行うにあたっては、必要な行為すべてについて同意を得られる対象者がいること。 ③ただし訪問介護事業所においては、日頃から連携している訪問看護事業所等の指導者が指導で きる体制である場合は受講可能とする。 ④医療機関の介護職員等はこの研修の対象外とする。 ※H23~H27 年度に指導者講習を受講されている方は改めて受講する必要はありません。 ※看護師であることが必要要件ですが、経験年数には准看護師としての経験も含めることができます。 4 施設長の推薦等 講習の受講にあたっては、所属施設・事業所長の推薦を要するものとする。ただし、高知県が認めた 場合はこの限りではない。 5 定員 60名 (*施設ごとの受講者数は、原則1名とする。ただし、定員に余裕がある場合は、複数の受講を認める場合がある。 ) 6 研修日程 平成28年7月23日(土) 7 研修会場 高知県立ふくし交流プラザ2F 多目的ホール(高知市朝倉戊 375-1) 8 申込方法・締切 郵送または持参にて、下記の全ての書類を添付し申し込むこと ・受講申込書兼推薦書(別紙様式1) ・受講申込者調書(別紙様式2) ・資格証明証の写し ・アンケート用紙 平成28年6月30日(木) 必着 9 受講者の決定 申込書等を審査のうえ決定し、結果通知を申込者あてに送付する。 10 修了証書 所定の課程を修了した受講者に交付する。ただし、研修の目的が達成されないと判断された場合や、 遅刻、早退等があった場合は修了証を交付できないことがある。 11 費用 3,000 円(テキスト代のみ) *高知県の委託において指導者を養成する研修のため受講料は徴収しない。 12 問合せ・申込先 研修に関する問合せ・申込書提出先 高知県社会福祉協議会/高知県福祉研修センター(今井・傍士) 〒780-8567 高知市朝倉戊 375-1 TEL 088-844-3605 E-mail:toshihiko-imai@pippikochi.or.jp その他制度に関する問合せ先 高知県高齢者福祉課介護事業者担当(橋本・前原) 〒780-8570 高知市丸ノ内 1-2-20 TEL 088-823-9632 喀痰吸引等の制度概要については以下のホームページを御参照ください。 高知県のホームページ【喀痰吸引等制度の概要】 http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/060201/h27kakutan.html 厚生労働省のホームページ【喀痰吸引等(たんの吸引等の制度について)】 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/tannokyuuin 参考/喀痰吸引等研修課程 *本指導者講習は、次の太枠内の研修の指導者を養成するための研修です。 *特定の者へのたん吸引等を行うための研修(第三号研修)については、高知県障害保健福祉課 のホームページに掲載(http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/060301/tan-kensyu.html) 喀痰吸引等研修 不特定多数 の者 ①喀痰吸引及び経管栄養につ いて、 対象となる行為のすべて を行う類型 【口腔内のたんの吸引、鼻腔内 のたんの吸引、気管カニューレ 内部のたんの吸引、 胃ろう又は 腸ろうによる経管栄養、経鼻経 管栄養】 基本研修(50H以上/8 月予定) 講義 シミュレーター + 演習 + 実地研修 (第一号研修) ②喀痰吸引及び経管栄養につ いて、対象となる 5 行為のう ち、1~4 行為を行う類型 (第二号研修) 特定の者 基本研修(50H以上/8 月予定) 講義 シミュレーター + 演習 + 実地研修 ③実地研修を重視した類型 (第三号研修) 基本研修 講義及び演習 10H + 実地研修 *特定の者に対する 必要な行為について のみ 平成28年度 高知県介護職員等喀痰吸引等研修事業 指導者講習スケジュール 【平成28年7月23日(土)】 時 間 講 習 内 容 1.介護職員等によるたんの吸引等の実施について(30分) 9:00~ ・制度の概要及び関連法規、指導者の役割 高知県地域福祉部高齢者福祉課 2.介護職員等によるたんの吸引等の研修カリキュラムについて(40分) 9:30~ ・高齢者介護の理念及び医療的ケアに関する倫理等 指導者 山本 満壽子(看護師) 休 憩 (10分) 10:10~ 3.たんの吸引のケア実施について(講義40分) ・「たんの吸引が必要な利用者のケアに関する知識・技術」における指導上のポイント 10:20~ ・「たんの吸引の指導、評価」の手順 指導者 西森 文香 11:00~ 4.たんの吸引のケア実施について(演習100分) 昼 食 休 憩 (60分) 12:40~ 5.経管栄養のケア実施について(講義40分) ・「経管栄養が必要な利用者のケアに関する知識・技術」における指導上のポイント 13:40~ ・「経管栄養の指導、評価」の手順 指導者 長野 良江 14:20~ 6.経管栄養のケア実施について(演習100分) 7.施設、事業所における安全管理と体制整備について(90分) ・ヒヤリハット、アクシデント報告の意義と実際等 16:00~ ・ケア実施に必要な体制整備の概要と各職種の役割等 指導者 佐々木 佳子 西森 文香 17:30 連絡事項/終了 別紙様式1 平成 高知県地域福祉部長 年 月 日 様 施 住 設 名 所 施設代表者名 印 担 当 者 名 (TEL: ) 平成28年度高知県介護職員等喀痰吸引等研修事業(指導者講習) 受講申込書兼推薦書 標記について、下記の者を推薦し、関係書類(別紙様式2)を添えて申込みます。 受講者氏名 資格 優先順位 (2 名以上申込の場合) *施設ごとの受講者数は、原則1名とする。ただし、定員に余裕がある場合は、複数の受講を認める場合がある。 別紙様式2 平成28年度高知県介護職員等喀痰吸引等研修事業(指導者講習)受講申込者調書 (平成28年 月 日現在) ふりがな 印 氏 名 生年月日・年齢 (西暦) 年 月 日生 ( 法人名 現在の勤務先 保有資格 該当するもの全てに○ 免許 職 歴 )歳 施設・事業所名 所在地:〒 TEL: E-mail: FAX: 1.医師 2.保健師 3.助産師 4.看護師 取得年月日:(西暦) 免許番号: 年 月 日 ※医師については医師免許を、保健師、助産師、看護師については看護師免許の写しを 添付すること。 a.医師としての臨床等での実務経験年数 ( )年( )か月 b.保健師、助産師又は看護師としての臨床等での実務経験年数 ( )年( )か月 ※准看護師としての経験年数を含む c.上記のうち、たんの吸引等の業務に関する従事期間 ( )年( )か月 受講目的 貴施設において (該当するものすべ てにチェック) □自施設の介護職員等が基本研修【50時間以上/ 月予定】を受講予定である ( 人) □その他、法人内介護職員等が基本研修【50時間以上/ 月予定】を受講予定である ( 人) □既に自施設に指導者講習を受講した職員がいる。 ( 人) □既に自施設に基本研修・実地研修を終了した介護職員等がいる。 ( 人) □自施設・法人で介護職員等に対する実地研修が可能である。 ↓チェックをした方のみ 実地研修予定施設【 】 □予定施設にたん吸引及び経管栄養が必要な利用者がいる。 口腔内吸引 ( )人 鼻腔内吸引 ( )人 気管カニューレ内部( )人 人工呼吸器装着( )人 胃ろう又は腸ろう ( )人 経鼻経管栄養 ( )人 □自施設・法人で介護職員等に対する実地研修ができない。 理由: □その他特筆すべき事項があれば記入のこと。 ご記入いただきました内容は、本研修事業に関する手続きにのみ使用させていただきます。 提出された書類については返却しませんので、予めご了承下さい。 経管栄養に関する、貴施設・事業所の状況についてのアンケート 近年、流動食の安全な使用のため、流動食を半固形化する手法が用いられるようになりました。講義・ 演習を効果的にすすめるために、以下のアンケートへのご協力をお願いいたします。 〔問1〕胃瘻利用者さんに対して、半固形化栄養剤を使用していますか。 1.している 2.過去に使用したことはあるが、現在はしていない 3.現在は使用していないが、今後使用する予定がある 4.していない ※問1で使用していないとお答えいただいた方は、以下の質問へのご記入は必要ありません。 〔問2〕どのような理由で使用しますか。 (複数回答可) 1.下痢対策 2.嘔吐対策 3.胃食道逆流防止 4.栄養剤リーク防止 5.褥瘡の悪化防止 6.トラブルはないが、生理的な方法なので 7.使用時間短縮 8.その他( ) 〔問3〕半固形化栄養剤にはどのようなものを用いていますか。 (複数回答可) 1.粉タイプの増粘剤で調製 2.液状タイプの増粘剤で調製 3.寒天で調製 4.ゼラチンゼリーで調製 5.あらかじめ半固形化してある製品を使用 6.その他( ) 〔問4〕半固形化栄養剤の使用方法は。 (複数回答可) 1.手で押し出す(シリンジ利用) 2.手で押し出す(ドレッシングボトル利用) 3.加圧バッグ利用 4.自然滴下 5.その他( ) 〔問5〕介護者、または胃瘻利用者さん本人のメリットとなることはありますか。 (複数回答可) 1.使用時間が短縮して他のことに時間がさけるようになった 2.便の扱いが楽になった 3.体位変換がし易くなった 4.特にメリットはない 5.その他( ) 〔問6〕使用にあたり、何か問題はありますか。 (複数回答可) 1.調製に手間がかかる 2.使用に手間がかかる 3.カテーテルが閉塞する 4.コストがかかる 5.問題はない 6.その他( ) ※お手数ですが、申し込みの際に一緒に提出をお願い致します。 ~ご協力ありがとうございました~
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