年管発0725第1号 平成28年7月25日 日本年金機構理事長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公 印 省 略 ) 厚生年金保険法施行規則及び国民年金法施行規則の一部を改正する省令の 公布について 厚生年金保険法施行規則及び国民年金法施行規則の一部を改正する省令(平成28年 厚生労働省令第130号。以下「改正省令」という。)が公布されたので通知する。 改正省令の趣旨及び内容は下記のとおりであるので、御了知いただくとともに、実 施に当たっては、貴機構において周知徹底を図り遺漏のないよう取り扱われたい。 記 第1 改正省令の趣旨 厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)及び国民年金法(昭和34年法律第141号 )の規定に基づき、日本年金機構(以下「機構」という。)の職員は、徴収金や年 金給付の過誤払による返還金等(以下「徴収金等」という。)の収納を行うことが でき、その範囲は厚生年金保険法施行規則(昭和29年厚生省令第37号)及び国民年 金法施行規則(昭和35年厚生省令第12号)で定めることとされている。 今般の改正は、民法(明治29年法律第89号)上の悪意の徴収金等の受益者に係る 遅延利息を機構(年金事務所)で現金収納できるよう必要な規定の整備を行うもの。 第2 改正省令の内容 機構(年金事務所)において、悪意の受益者に係る返還金及び遅延利息を現金収 納することを可能とするため、機構が行う現金収納の範囲について規定した厚生年 金保険法施行規則第113条及び国民年金法施行規則第118条について、以下の改正を 行うこと。 (1)厚生年金保険法及び国民年金法の規定による徴収金につき支払うべき利息が あるときは、当該利息を含むことを明確化すること。 (2)厚生年金保険法第39条の2に規定する返還金及び保険給付の過誤払による返 還金並びに国民年金法第21条の2に規定する返還金及び給付の過誤払による返 還金につき支払うべき利息があるときは、当該利息を含むことを明確化するこ と。 第3 改正省令の施行期日 改正省令は、公布の日(平成28年7月25日)から施行すること。 年管発0725第2号 平成28年7月25日 地方厚生(支)局長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公 印 省 略 ) 厚生年金保険法施行規則及び国民年金法施行規則の一部を改正する省令の 公布について 厚生年金保険法施行規則及び国民年金法施行規則の一部を改正する省令(平成28年 厚生労働省令第130号。以下「改正省令」という。)が公布されたので通知する。 改正省令の趣旨及び内容は下記のとおりであるので、御了知いただくとともに、貴 管内市町村への周知をお願いする。 記 第1 改正省令の趣旨 厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)及び国民年金法(昭和34年法律第141号 )の規定に基づき、日本年金機構(以下「機構」という。)の職員は、徴収金や年 金給付の過誤払による返還金等(以下「徴収金等」という。)の収納を行うことが でき、その範囲は厚生年金保険法施行規則(昭和29年厚生省令第37号)及び国民年 金法施行規則(昭和35年厚生省令第12号)で定めることとされている。 今般の改正は、民法(明治29年法律第89号)上の悪意の徴収金等の受益者に係る 遅延利息を機構(年金事務所)で現金収納できるよう必要な規定の整備を行うもの。 第2 改正省令の内容 機構(年金事務所)において、悪意の受益者に係る返還金及び遅延利息を現金収 納することを可能とするため、機構が行う現金収納の範囲について規定した厚生年 金保険法施行規則第113条及び国民年金法施行規則第118条について、以下の改正を 行うこと。 (1)厚生年金保険法及び国民年金法の規定による徴収金につき支払うべき利息が あるときは、当該利息を含むことを明確化すること。 (2)厚生年金保険法第39条の2に規定する返還金及び保険給付の過誤払による返 還金並びに国民年金法第21条の2に規定する返還金及び給付の過誤払による返 還金につき支払うべき利息があるときは、当該利息を含むことを明確化するこ と。 第3 改正省令の施行期日 改正省令は、公布の日(平成28年7月25日)から施行すること。
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