文化薫る地域の魅力づくり実行委員会 1 平成28年度事業計画 かごしま文化情報センター(KCIC)の運営 (1)KCICの機能 ・ホームページ等による情報発信 地域伝統芸能・音楽・美術の3分野の事業に関する情報更新・提供 文化芸術に関する他団体の企画等の情報提供 来所者向けの図書等の資料閲覧サービス、フライヤー、冊子等提供 ・鹿児島在住者のみならず、国内外からの観光客にも役立つ文化情報をタイムリーに公 開・発信するため、SNS、フライヤー、フリーペーパーなども活用する。 ・文化プラン企画の準備作業、受付等の諸手続き ・実行委員、部会員、ボランティア等の会議や情報交換等 (2)運営について 運営については、以下の2NPO法人に委託する。 ・NPO法人PandA(美術、広報・総務等担当) ・NPO法人CSS九州(伝統芸能等担当) (3)開所日と開所時間について 【開 所 日】月・火・木・金・土 ※水曜・日曜を休み 【開所時間】10時~18時 2 シリーズでの電子書籍・展示・トーク・ワークショップなどの制作・公開 (1)アーティストシリーズ ・電子書籍の発行 <発行予定> <内 平成 28 年 9 月~12 月 容> これまでの実績(H25:下薗詠子、H26:松本弦人、H27:会田大也)を踏まえるとともに、 KCICアートマネジメントラボや地域×アートシリーズ等に関連して来鹿するアー トティストとの実施も含め検討中。 (2)地域×アートシリーズ ・電子書籍の発行 <発行予定> <内 平成 28 年 9 月~12 月 容> アーティストによる映像、写真、踊りをテーマにした文化を未来に伝える記録づくり。 電子書籍の発行に加えて、ワークショップ、トークイベント等のイベントも開催する。 (3)KCICアニュアルレポートシリーズ ・電子書籍の発行 <発行予定> <内 平成 29 年 1 月~3 月 容> 1 年間の事業活動を振り返り、編集・記録するもの。電子書籍の発行に合わせて、展 示やタブロイド紙の発行も行う。 3 KCICワークショップ センタースタッフとアーティストが、市民と共同で作品制作等を行うワークショップを継 続的に実施する。 (1)リサーチプログラム・制作プログラム まちの魅力を再発見するリサーチプログラムや、市民と共同で作品を制作する制作プロ グラムを行う。 <開催回数> リサーチプログラム:年3回程度 制作プログラム:2~3か月程度継続して実施 (2)出張ワークショップ KCICワークショップを地域の公民館等に出向いて実施し、より多くの市民が気軽に アートに触れる機会を提供する。 <開催回数> 年3回程度 (3)ゲストアーティストプログラム 県内外のアーティストをゲストに招き、一般参加者とのワークショップを行う。 <開催回数> 年5回程度 4 KCICアートマネジメントラボ、つい de サロン (1)KCICアートマネジメントラボ 地域の文化イベントの担い手を育むため、県内外から講師を招き、参加者とのディスカ ッションを通して、文化イベントのマネジメントや地域独自の文化イベントの制作手法な どを学ぶ機会を提供する。 <開催回数> 年7回開催予定 (6月~12月に毎月1回開催。うち1回は、1週間程度の期間で長期ワークショップ として実施) (2)つい de サロン 各分野の著名人が来鹿する機会に合わせて、当該著名人に登壇を依頼し、文化に関連し たトークイベントを開催する。 <開催回数> 年2回開催予定 5 文化情報の拡散 かごしま文化情報センターを核として、さまざまな媒体で、鹿児島の文化情報を広く発信 する。 (1)タブロイド紙[Arts Crossing 07~]の制作 かごしま文化情報センターでの活動や国内外の文化情報などをわかりやすく伝えるほ か、電子書籍へ誘導する媒体としての役目も担うフリーペーパーを制作する。 (2)文化スポット情報「かごしまアートナビ」の活用 ①「かごしまアートナビ」の情報更新 ギャラリーや美術館等のアートスポットについて、ペーパーとWEBとをリンクさ せて情報を入手できる「かごしまアートナビ」に掲載した情報について、適宜内容の 更新を行う。 ②「かごしまアートナビ」で紹介した建築物の公開イベント「オープンハウス(仮称)」 の実施 「かごしまアートナビ」で紹介した近現代の建築物をカルチャースポットとして一 斉公開するイベント「オープンハウス(仮称)」を実施する。 6 音楽フランチャイズ制度、駅前広場コンサート(仮称) 演奏グループをはじめとした芸術団体に練習場所を提供するとともに、市民と演奏家が 音楽を通して身近に交流するための機会を提供する。 (1)音楽フランチャイズ制度 ・鹿児島市民文化ホール、谷山サザンホール、市民アートギャラリーのほか、商店街・ 民間施設等と連携し、フランチャイズ(活動拠点)団体を募集し、リハーサル室等の 空き時間を練習場として提供する。 ・フランチャイズ団体に選ばれた団体は、市民向け無料コンサートやワークショップを 実施する。 (2)駅前広場コンサート(仮称) 鹿児島は吹奏楽さきがけの地であることにちなんで、吹奏楽を中心としたコンサート (駅前広場コンサート(仮称))を開催する。なお、開催にあたっては、県吹奏楽連盟と 連携して実施する。 <実施場所> 鹿児島中央駅前広場(若き薩摩の群像前) 7 音楽とあかりと伝統芸能のイベント「音とあかりの散歩道」の開催 鹿児島の歴史・景観を感じられるかごしま文化ゾーンにおいて、音楽の演奏や伝統芸能 の披露、あかりの演出を行う市民参加型のイベントを実施し、多くの人に鹿児島の文化や 景観等を楽しんでいただく機会を提供する。 (1)開催日時 平成28年10月15日(土)17:00~20:30(予定) (2)実施予定場所 ・鹿児島市立美術館前庭 ・かごしま近代文学館・メルヘン館中庭 ・探勝園 ・照国公園 (3)主な内容 ・音楽の演奏 ・地域伝統芸能の披露 ・各会場の景観を活かしたあかりの演出 ・学生、地域住民等との協働によるあかりの回廊の演出 8 地域での音楽と民俗芸能のイベント 地域の魅力の再発見と地域間交流、地域の活性化につなげるため、地域での音楽と民俗 芸能のイベントを実施する。 (1)開催日時・開催場所 これまでの開催実績や郷土芸能保存団体の活動状況等を踏まえて開催地域を検討する。 開催地域決定後、会場となる学校等と協議し、開催日時を決定する。 (2)内容 開催地域内外で活動する音楽及び郷土芸能の団体の出演によるイベントを開催する。 また、準備段階から校区公民館運営審議会、町内会等の地域住民と協働して実施する。 ・開催地域で活動する団体(5団体程度、音楽又は郷土芸能の団体) ・開催地域以外で活動する団体・個人(2団体程度、音楽又は郷土芸能の団体) 9 伝統芸能伝承サマーキャンプの開催 地域伝統芸能の継承者である児童生徒等を主な対象として、地域伝統芸能に関する研修 等を行い、地域伝統芸能の伝承と演技レベルの向上につなげる。 (1)開催予定時期 平成28年7月30~31日(1泊2日) (2)開催場所 県立青少年研修センター(予定) (3)参加予定者 ・郷土芸能保存団体に加入している児童生徒(小・中・高校) ・郷土芸能保存団体の代表者・指導者等の関係者 (4)内容 ・民俗芸能の意義を学べる研修 ・演技の技術指導に関する講習 ・参加団体の伝統芸能の発表と団体間交流 10 かごしま伝統芸能ネットワーク会議の開催 地域伝統芸能の保存団体同士のつながりをつくるため、かごしま伝統芸能ネットワーク 会議を開催する。 (1)開催回数 全体会議を年1回、その他ブロック会議を開催予定 (2)内容 ・郷土芸能の保存・伝承に係る課題等に関する情報交換 ・保存継承に係る功労者への感謝状贈呈 など
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