数 学 の 論 文 で 奨 励 賞

歳)
栗島 直樹さん・舞依子さんの長女
( 祐 福寺 )
はんなが生まれてもうすぐ2年がたつね。
怒ったり泣いたり笑ったり、お話もたくさんで
きるようになって、本当に大きくなったね。
お父さんとお母さんを毎日笑顔にしてくれて
ありがとう。これからも楽しく毎日を過ごして
いこうね!
小島響さん(
「中学生のときに『フェルマーの最終
面もあります。
定理』を知って、数学に興味を持ち 「勉強するときの集中力と忍耐力、そ
ました。それから数学が大好きになっ
して誰にも負けたくないっていう競
て、高校では研究会に入部しました」 争心は、5歳のときに始めたピアノで
培われました。ピアノでも数学でも、
奨励賞を受賞した論文「代数方程
式の特殊解の個数」は、小島さんが
やるからには極めたいんですよね」
高校1年生の夏から1年かけて研究
ピアノに次いで、数学でも賞を取
したものです。
りましたが、小島さんの夢はまだま
「 代で論文を書いた有名な数学者に
だ続きます。将来、誰も解いていな
負けたくなくて、僕も論文を書いて
い難問に挑戦したいそうです。
みることにしました」
「一番興味があるのは代数的整数論。
数がどういう性質をもっているのか、
論文で証明した定理は、ガロア理
論を活用。本をたくさん読んで勉強
ある数式を満たす解がいくつあるの
し、寝るとき以外はずっと数学のこ
か、というような分野です。今回の
とを考えていたといいます。休日は、 論文とも関連してるんですよ」
1日 時間も机の前に座って数式を
数学者になるため、小島さんは現
解いていたこともあるそうです。
在、大学入学に向けて受験勉強に励
「分からないところは、大学の先生に
んでいます。
教えてもらいました。手紙を書いて 「まずは日本の大学で基礎を学んで、
面会してもらったんです。大学レベル
そして米国の大学に進みたいと思っ
の数学がどうしても必要だったので」
ています。米国の数学者は、数学の
ノーベル賞と呼ばれる『フィールズ
賞』を多く受賞していて憧れますね」
東郷町から新たに数学者が現れる
日も、遠い日のことではないのかも
しれません。皆さん、今後の小島さ
んの活躍に期待しましょう。
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数学者になりたい
とにかく数学が大好きで、数式や
グラフが描かれたTシャツがお気に
入りの小島さんですが、ピアノで日
本一になったことが2回あるという一
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数学の論文で奨励賞
理 数 教 育 研 究 所(Rimse)が
実 施 す る「 算 数・ 数 学 の 自 由 研 究 」
作品コンクール。 年度は全国から
1万5,
392件の応募がありました。
今回は、このコンクールでRims
e奨励賞を受賞した、傍示本在住の
小島響さんに話を聞いてきました。
数学に無我夢中
小島さんは名古屋高校の3年生で、
数 学 研 究 会の 部 長 を 務 めてい ま す。
▲小島さんが証明した定理
帆那ちゃん( 1 年 11 カ月 )
403
27
はん な
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