開発教員が文京学院大学で記者説明会を実施

2016 月 7 月吉日
ロンドン芸術大学が開発したコンテナ収納型救命ボート「Lifeboat in a Box」を日本初公開
開発教員が文京学院大学で記者説明会を実施
8 月9 日(火)14:00 – 15:00 文京学院大学 本郷キャンパス(文京区)
文京学院大学(東京都文京区)は、英国のロンドン芸術大学チェルシー校の上席講師 ロビン・ジェ
ンキンス氏が中心となり開発に取り組むコンテナ収納型救命ボート「Lifeboat in a Box」に関する
記者説明会を本学にて実施します。英国で開発され、現在、日本に向け海上輸送中の「Lifeboat in
a Box」は、8 月に岩手県釜石市に寄贈される予定で、寄贈前の 8 月 9 日(火)、来日したロビン・
ジェンキンス氏が実物の「Lifeboat in a Box」とともにプロジェクトに関する説明を行います。
【 コンテナ収納型ボート「Lifeboat in a Box」 】
「Lifeboat in a Box」は、津波で沖合まで流された人を救助す
る動力付きの RIB 型救命ボート(硬式ゴムボート)が格納でき、
クルーの更衣スペースや修理スペースが備わっています。
「Lifeboat in a Box」は、ロンドン芸術大学チェルシー校のロビ
ン・ジェンキンス氏が中心となり、同校のインテリア・空間デザ
インコースの学生とウェールズ・アトランティック高校の生徒が
共同で開発しました(開発・製作の資金はクラウドファンディン
グにて調達)。ロビン・ジェンキンス氏は、4 年にわたり、東日本
大震災で津波被害の大きかった岩手県釜石市を中心に調査を行
い、今回、日本の環境下に適した特別仕様の救命ボートを開発し
ました。ボートは、今後、岩手県釜石市に輸送され、8 名のイン
ストラクターと共に現地で水難救助訓練が行われる予定です。本
学は今年 3 月、地震を経験したことのない外国人向けに、初動に
特化したインフォグラフィック版の「地震 防災マニュアル」を
制作・配布し、また、今年 6 月には文京区と「災害時における相
<Lifeboat in a Box>
互協力に関する協定」を締結し、その中で災害弱者となりうる外国人への対応体制の整備を盛り込みました。
このような防災意識の一致から、今回の「Lifeboat in a Box」の記者発表会を本学で実施するに至りました。
【 ロンドン芸術大学との記者説明会概要 】
今回の記者説明会では、岩手県釜石市へ輸送前の「Lifeboat in a Box」を公開
し、開発者であるロビン・ジェンキンス氏自らが説明を行います。また当日は、
本学とロンドン芸術大学が今後展開する日英連携の教育プログラムについても発
表する予定です。
なお、救命ボートは、日本到着後、数日間にわたり各種検査が実施されるため、検査の結果
状況により、記者発表会でのボート展示ができない可能性もあります。
<ロビン・ジェンキンス氏>
【 記者説明会の詳細 】
日
時 :
8 月 9 日(火)
場
所 :
文京学院大学
14 時 00 分~15 時 00 分
本郷キャンパス
(受付開始:13 時 00 分)
B’s Dining
ア ク セ ス :
東京メトロ南北線「東大前」駅 2 番出口
内
・ロンドン芸術大学と本学の関係と記者説明会の経緯
文京学園 理事長 島田昌和
容 :
徒歩 0 分
・「Lifeboat in a Box」の説明 [通訳付き]
ロンドン芸術大学 上席講師 ロビン・ジェンキンス
・質疑応答
【 Lifeboat in a Box 】
救命ボート
コンテナ内装
日本仕様として英国で製作されたボート
釜石市の地元消防団との協力体制
<ロンドン芸術大学について>
ロンドン芸術大学(University of the Arts London)は、英国国立の 6 つのカレッジからなる大学で、アート、デ
ザイン、ファッション、コミュニケーション、パフォーミング・アーツなどの芸術分野を領域としています。世
界 100 カ国以上の 24,000 名の学生が在籍するヨーロッパ最大規模の芸術系大学・大学院で、今までに著名アー
ティストやデザイナー、クリエイターを多く輩出しています。