研究の名称:日本における骨髄腫関連疾患の予後に関する 大規

研究に関するお知らせ Ver.1.1
(研究の名称:日本における骨髄腫関連疾患の予後に関する
大規模多施設前向き観察研究)
平成 28 年 7 月 19 日
国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院血液内科では、日本血液学会が主
体となる下記の研究に参加したいと考えております。この研究は条件を満たす患者さ
ん全員を対象といたします。もし、この研究への参加を希望されない場合には、対象
とはいたしませんので、お問い合わせ先にお申し出ください。お申し出になられても、
診療を受ける上で不利益を被ることはございませんのでご安心ください。
■研究の概要
多発性骨髄腫は高齢者の罹患率が高い疾患であり、わが国においては高齢化人口の
増加を反映して年々罹患患者数の増加を認めています。これまでは不治の病とされて
きましたが、近年の分子生物学的研究の発展に合わせ数多くの新規薬剤の登場により、
その治療内容は著しく進歩しています。そのため、我々はわが国における多発性骨髄
腫患者の日常診療における治療実態や治療成績を把握し、疫学・治療成績に関するデ
ータベースを作成し解析することで、骨髄腫関連疾患の治療成績・予後ならびに予後
因子等を明らかにしたいと考えております。
【方法】日本血液学会参加施設において、新規に診断された骨髄腫関連疾患患者の
診断日、治療開始日、治療奏功性などについて、電子データ収集システムに入力し、
日本血液学会の中央データベースにて解析します。
■研究の対象となる方
2016 年 1 月 1 日以降に、骨髄腫関連疾患のうちいずれかを新規に診断した患者さん
を対象とします(未成年者は含まない)。
■ご協力頂く内容
治療経過における診療録と検査データなどを研究に使用させて頂きます。使用に際
しては、個人情報は厳重に保護した状態で行います。なお、本研究で収集させて頂い
たご自身の情報を当院の規定に則った形でご覧頂くこともできます。ご希望される方
は、どうぞ記載のお問い合わせ先にお申し出ください。
■研究資料の閲覧について
ご希望によりこの研究に参加してくださった方々の個人情報の保護や、この研究の
独創性の確保に支障がない範囲で、この研究の計画書や研究の方法に関する資料をご
覧いただくことや文書でお渡しすることができます。ご希望される方は、どうぞ記載
のお問い合わせにお申し出ください。
■研究参加への辞退について
もしも、本研究への参加を希望されない場合には、御手数ですが、下記お問い合わ
せ先までご連絡ください。
■お問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(病院)
電話:03-3202-7181
血液内科 医長 萩原將太郎