言語教育研究科 履修の方法

言語教育研究科
履修の方法
1. 博士前期課程: 英語教育学専攻・日本語教育学専攻
(1)科目の履修方法
①博士前期課程の修了要件は、当該課程に2年以上在学して所定の授業科目について
30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、修士論文の審査及び最終
試験に合格することとする。
②前項の30単位以上のほかに、各専攻の教育研究分野毎の「特別演習」による論文指
導を含むものとする。
履 修 要 件
修得すべき単位数
教育研究分野
所 属 分 野
6単位以上
関 連 選 択
各6単位以上
各 分 野 共 通
2単位以上
計
30単位
研 究 指 導
修士論文作成
※所属分野とは、入学試験において決定した教育研究分野をさす。
③他専攻の授業科目は、修得すべき単位数の30単位のうち4単位までを認め、これを
超える単位は修得すべき単位数には含まないものとする。
④他研究科の授業科目は、修得すべき単位数の30単位のうち2単位までを認め、これ
を超える単位は修得すべき単位数には含まないものとする。
(2)履修の手続き
学生は、学年の始めに、その学年(年間)に履修する授業科目を決定し、指導教授
の承認を得た上で、所定の期間までにWeb 登録をしなければならない。履修登録は
年1回、4月に行う。
(3)試験
①毎学期末に、筆答・口頭試験・研究報告もしくは、これらの併用によって行う。
②前項のほか、大学院委員会が必要と認めるときは、追試験を行うことができる。
③授業に3分の2以上出席しなければ、受験資格は与えられない。
(4)成績の評価
①試験の成績は、100点を満点とし、60点以上を合格とする。
②成績の評価は、S(100-90)、A(89-80)、B(79-70)、C(69-60)の評語で
表す。ただし、最終試験については、合格、不合格で表す。
③成績表の交付は、学期ごとに行う。
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(5)学位論文および最終試験
本学学位規程ならびに同細則の定めるところによる。
(6)修士論文審査料の納入
修士論文の提出の際は、論文審査手数料2万円(製本料含む)を経理課に納入する
こと。
2. 博士後期課程: 言語教育学専攻
(1)履修方法
博士の学位授与要件は、博士後期課程に原則として3年以上在学し、所定の授業科
目10単位以上修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、外国語検定試験に合格し、
中間発表会を含む2本以上の業績を有し、博士論文の審査及び最終試験に合格するこ
ととする。
なお、学生は、特定の研究課題に則した問題設定、研究方法、文献検索、分析等
の調査研究を行い、この間、指導教員から調査研究の全般にわたって助言、指導を
受け、研究成果を提出し審査を受けるものとする。
履修科目の登録、試験、成績の評価、学位論文および最終試験に関しては、博士前
期課程を準用する。
(2)博士論文の指導要領
本課程には、単位としては数えられないが、「言語教育学特別演習」という科目を
設置している。
学生は週一回のこの演習に出席して、指導教員の指導を受ける。
この特別演習での論文指導の内容は以下のとおりである。
①第1年次…指導教員とよく相談の上、博士論文の題目を決め、研究計画書を5月中
旬までに指導教員に提出する。指導教員は、それを受け5月末までに研究指導計画
書を作成する。
②第2年次…指導教員に5月中旬までに研究計画書を提出し、指導教員は5月末まで
に研究指導計画書を作成する。指導教員のもと、論文の内容的な検討・充実を図る。
そのために、関係文献の精読・データ収集や調査を行う。骨格のできあがった論文
は、関係学会等で発表し、学会員の批判ないしはアドバイスを受けることを奨励す
る。
③第3年次…2年次における学会発表に基づき、指導教員の指導・助言を得て論文を
完成させる段階である。
(3)博士学位論文作成(執筆言語)
言語教育学専攻においては、「日本語」または「英語」により作成する。
作成要領は修士学位論文の作成要領を準用する。
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(4)学位審査及び授与
①学位論文の申請及び提出
課程修了に必要な単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた者は、指導教授
の承認を得て、審査の申請を行い、論文を提出することができる。
②学位審査委員会の設置
学位論文の審査は、研究科委員会の中に「学位審査委員会」を設けて行う。学位
審査委員会は、指導教授を主査とし、研究科委員会において選出された副査2名以
上をもって構成する。なお、論文内容によっては、他大学、研究所等の教員等を学
位審査委員会の委員として加えることができる。
③学位論文の審査
学位審査委員会は、学位論文の内容を審査し、合否の判定を行う。
④最終試験
最終試験は、学位論文を中心として、これに関連のある科目について、筆記又は
口述により学位審査委員会が行う。
⑤博士論文審査料の納入
博士論文の申請資料、博士論文を提出する際は、論文審査手数料15万円を経理課
に納入すること。
⑥審査結果の認定
学位審査委員会は、学位論文の審査及び最終試験の結果を研究科委員会に報告し
この報告に基づいて、研究科委員会は合格者を査定し、課程修了の認定について審
査のうえ議決する。
⑦学位の授与
学長は、博士後期課程を修了した者に、博士(言語教育学)の学位を授与する。
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