3阿南市情報文化センター指定管理者募集要項

阿南市情報文化センター
指定管理者募集要項
平成28年7月
阿南市市民部文化振興課
阿南市情報文化センター指定管理者募集要項目次
1 指定管理者募集の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
2 施設の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
(1)設置目的
(2)施設内容等
(3)利用時間
(4)休館日
(5)施設の利用料金
(6)現行の管理運営の状況
3 指定管理者が行う業務等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
(1)~(4)文化、芸術に関する事業を実施すること ほか
4 管理内容等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
(1)管理運営体制
(2)指定管理者の権限
(3)市への報告
(4)指定管理者として遵守すべき事項
(5)原状回復義務
(6)市が行う施設の管理業務
(7)各種保険への加入
(8)その他
5 指定期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8
6 管理に要する経費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8
(1)管理運営費
(2)管理業務の範囲外の業務
7 指定管理者と市の業務負担・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10
8 スケジュール(概要)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11
9 申請の手続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11
(1)申請資格
(2)選定対象からの除外
(3)募集要項の配布等
(4)現地説明会
(5)質疑
(6)申請書の提出先及び提出期限
(7)申請書類及び作成要領
(8)その他
10 指定管理候補者の選定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14
(1)候補者の選定基準
(2)候補者の選定結果
(3)その他
11 指定管理者の指定及び協定の締結等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16
(1)指定管理者の指定
(2)協定書の締結
12 事業継続が困難になった場合における措置等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16
(1)指定管理者の責めに帰すべき事由による場合
(2)その他の事由による場合
(3)その他
13 管理運営業務の引継事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P17
(1)業務の引継ぎ
(2)利用料金等に関する引継ぎ
14 問合せ及び郵送先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18
阿南市情報文化センター指定管理者募集要項
1 指定管理者募集の趣旨
公の施設の管理については、平成15年6月に地方自治法(昭和22年法律第67号)の改正
により、効果的・効率的な管理運営による住民サービスの向上と経費の縮減を図ることを目的と
して指定管理者制度が導入されました。
阿南市では、
「阿南市行政改革推進大綱」の中で、取組内容の柱の一つに「民間活力の積極的な
活用」が位置付けられており、また基本施策においても、
「学びと文化・スポーツのまちづくり」
の推進項目の中で指定管理者制度導入等の民間活力導入により文化施設の魅力を倍増させること
を掲げました。
このことから、阿南市情報文化センター(以下「センター」という。
)においても、平成29年
4月1日から指定管理者制度を導入することとし、施設の管理運営を行う指定管理者(施設の管
理を行う法人とその他の団体)の募集を下記のとおり行います。
2 施設の概要
⑴ 設置目的
センターは、市民の文化の健全な発展と福祉の向上に寄与するために設置されました。
センターは、市民がすぐれた舞台芸術文化に接することができる場、あるいは市民みずから
の出演による舞台芸術発表の場をより身近に提供することにより、
地域文化活動の拠点として、
創造的な文化活動の推進に資することを目的としています。
⑵ 施設内容等
① 名 称
(愛 称)
阿南市情報文化センター
コスモホール
② 所在地
〒779-1101 阿南市羽ノ浦町中庄上ナカレ16番地3
③ 建物構造
地上3階、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨コンクリート造
④ 施設面積
建築面積
1,885㎡
延床面積
5,036㎡(図書館732㎡含む)
1階床面積
1,884㎡(図書館・エントランスホール・センター事務室・和室他)
2階床面積
1,825㎡(ホール・研修室・リハーサル室・楽屋・シャワー室他)
3階床面積
973㎡(ホール・研修室・視聴覚室他)
その他床面積
354㎡(ピンスポット室・調光盤室他)
-1-
敷地面積 8,199.28㎡(第1駐車場141台、第2駐車場75台分)
※ なお、指定管理業務に図書館の運営業務は含まれておりません。
⑤ 施設内容
・ホール/プロセニアム型段床形式ホール
収容人数 600人(2階 固定席370人、補助席27人、母子席6人、車椅子席3人、
3階 固定席120人、バルコニー席24人、立見席50人)
・1階 和室 定員30人、コンピュータ室 定員20人
・2階 研修室(A,B 2部屋あり)
(A)50㎡ ロの字型 定員20~25人
(B)50㎡ スクール型 定員25~40人
・リハーサル室 45㎡ 定員30人
・楽屋(A)和室28㎡ 定員10人、
(B)洋室28㎡ 定員10人、
(C)洋室12㎡ シャワー付き 定員2人
・シャワー室2ヶ所
・3階研修室(C50㎡ 定員40人
・視聴覚室73㎡ 定員80人
⑥ 開館年月
平成7年7月
⑦ ホームページ(指定管理者制度導入後は市では、センターの案内を行いません。
)
http://joho.hanoura-anan.jp/
⑶ 利用時間
午前9時から午後10時まで
⑷ 休館日
① 毎週月曜日
② 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日)の次の火曜日
③ 12月29日から翌年1月3日までの日(前2号に掲げる日を除く。
)
施設設備の補修、点検、整備、天災、事業の実施、施設の有効活用及び市民の利便性向上
を図るにあたり、指定管理者が特に必要と認めるときは、市長の承認を得て、利用時間及び
休館日を変更することができます。
⑸ 施設の利用料金
参考資料のとおり
⑹ 現行の管理運営の状況
-2-
管理責任者1人 係員3人 計4人
3 指定管理者が行う業務等
⑴ 文化・芸術に関する事業を実施すること(市が委託する自主事業も含む。)。
⑵ ホール、研修室、展示品、その他の施設の利活用に供すること。
⑶ その他必要と認める事業を実施すること。
⑷ 施設の保全に関する業務
とりわけ、電力使用量につきましては、デマンド管理をしているため、基準値を超えると事
務室内のデマンド監視機器から警報が発せられます。
契約電力が上昇したことに伴う電気料金の負担につきましては、指定管理者の負担となりま
すので、快適環境の確保を念頭に置きながら、可能な限り節電対策をして適切な管理をしてく
ださい。
⑸ 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める事項
現在センター内には絵画ほか展示されておりますが、引き続き展示してください。
4 管理内容等
⑴ 管理運営体制
① 総括責任者を配置してください。
② 防火管理者など、法で定める有資格者を常時配置してください。
③ 幅広い文化事業を企画、運営するための知識やノウハウ、経験を有する職員を必要に応じ
て配置してください。
④ 職員に対し研修を実施し、管理運営に必要な知識と技術の修得に努めてください。
⑵ 指定管理者の権限
① センター並びにこれに附属する設備及び器具等に係る利用の許可、制限及び利用許可の取
消し及び利用時間の制限
② センターへの入館の禁止、退館命令、及び、利用状況の立入検査に関すること。
③ 業務に必要な経費のうち、指定管理料は、毎年、協定書により決定した額が4回に分けて
支払われますが、利用料金収入等は、利用の状況により変動します。利用料金収入等が収支
計画を上回った分は指定管理者の収入として収受できますが、これを下回っても指定管理料
の変更はありません。また、センターの利用促進及び利用者へのサービスの向上といった観
点から、指定管理者は、特別の理由があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を受けて、
利用料金の全部又は一部を免除することができます。
-3-
⑶ 市への報告等
① 指定管理者は、センターの管理業務の実施状況や利用状況、料金収入の実績や管理経費等
の収支状況、事業実績等について、月ごとに報告書を作成・提出するなど、市に、定期的に
報告するものとします。
② 指定管理者は、毎年度終了後30日以内に、事業報告書を市に提出してください。
事業報告書の内容については、市と指定管理者が締結する協定書で定めます。
③ 指定管理者は、セルフモニタリングほか、利用者アンケートを実施し、施設の効果的かつ
効率的な管理運営及びサービスの向上に努めなければなりません。セルフモニタリングの内
容については、協定書において定めます。
④ その他、指定管理者は、市から求められたときは、指定管理者の業務及び経理等の状況に
関し、報告しなければなりません。
⑷ 指定管理者として遵守すべき事項
① 平等・公平な取扱い
公の施設であることを常に念頭において、平等・公平な管理運営を行ってください。
② 業務の委託の制限
センターは、一般的な建物とは異なる施設や設備を備え、これらを適正に管理する必要が
あることから、指定管理者は、管理業務の全部を一括して、又は管理業務の主たる部分を第
三者に委託し、又は請け負わせることはできません。ただし、市が認める場合は、業務の一
部を第三者に委託又は請け負わせることができます。舞台業務及びビル管理業務等の委託業
者につきましては、現在市が委託している業者に限られるものではありませんが、地域雇用
促進の観点から阿南市内の方(業者又は個人)を優先してください。
③ 個人情報の取扱い
個人情報の取扱いについては、
阿南市個人情報保護条例
(平成27年阿南市条例第18号)
の規定が適用されます。個人情報が適切に保護されるよう配慮するとともに、当該公の施設
の管理に関し知り得た秘密を他に漏らしたり、
目的外に不正に利用したりしてはなりません。
また、指定期間が終了した後も、同様とします。
④ 情報公開への対応
センターの管理業務に関して、指定管理者から市へ提出いただいた書類等は、阿南市情報
公開条例
(平成12年阿南市条例第37号)
の規定に基づく情報公開請求の対象となります。
また、阿南市情報公開条例の趣旨にのっとり、センターに関する業務に係る情報の公開に
関し必要な措置を講じる必要があります。
-4-
⑤ 関係法令の遵守
指定管理者の業務の遂行に関連する以下の法令等を遵守してください。
ア 地方自治法
イ 阿南市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例(平成19年阿南市条例
第18号)及び阿南市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例施行規則
(平成20年阿南市規則第13号)
ウ 阿南市情報文化センター条例(平成17年阿南市条例第37号)及び阿南市情報文化セ
ンター条例施行規則【施行規則は、現在制定中です。】
エ 阿南市情報公開条例
オ 阿南市個人情報保護条例
カ 労働基準法(昭和22年法律第49号)ほか、労働関係法令
キ その他関係法令、条例及び規則
⑥ 防災・安全対策の徹底と危機管理体制の確立等
ア 利用者及び職員などの安全を確保するため、台風や地震などの災害や事件などの発生時
において適切に対応できるよう、マニュアル等を作成し、職員を指導してください。また、
次に掲げる事項に該当する場合は、速やかに適切な対応をするとともに、市に報告し、そ
の指示に従ってください。
ⅰ 災害その他の事故により、負傷者等が発生した場合
ⅱ 災害その他の事故により、施設や設備が滅失した場合
ⅲ 施設の利用を中止する事態が生じた場合
ⅳ その他不測の事態が生じた場合
イ センターは、阿南市地域防災計画で二次避難所として指定されているため、大災害時
には、市民に開放し、適切な対応をとってください。
⑦ 市が実施する事業への協力
市の事業をセンターで実施する場合には、優先予約や運営補助等、当該事業への支援協力
を行ってください。特に「NPO法人夢ホール市民協議会夢つくりあなん」に委託する事業
のために利用する場合は、施設利用料金、附属設備等利用料金及び冷暖房利用料金及び持込
み器具利用料金を全額免除してください。
⑧ その他共催・後援事業への協力
任意の団体から市に対して共催・後援の協力依頼があった場合は、市の文化事業の趣旨に
合致しているときに限りご協力ください。
-5-
市の共催事業の場合、施設利用料金のみが免除となります。
※ ただし、上記⑦又は⑧の協力が、指定管理者による文化会館の運営に多大な支障を及ぼし
た場合については、その対応について別途協議することとします。
また、市の文化団体と協力・連携し文化事業を進めていただくため、必要に応じて指定管
理者と文化団体との打合せ会を開催してください。
⑸ 原状回復義務
① 指定管理者は、施設又は設備を変更しようとするときは、あらかじめ市と協議してくださ
い。
また、指定管理者の期間が満了したとき、又は指定を取り消されたときは、市の指示する
ところにより、施設又は設備を原状に回復してください。
② 指定管理者は、施設又は設備を毀損滅失したときは、市の指定するところにより、施設又
は設備を原状に回復し、又は損害を賠償しなければなりません。
⑹ 市が行う施設の管理業務
① 行政財産使用許可(阿南市公有財産管理規則(平成24年阿南市規則第6号)による。
)
… 別添募集要項参考資料(文化振興課窓口で配布)参照
ア 自動販売機設置許可
イ 電柱1本(四国電力株式会社阿南営業所)
② 賃貸借契約
(土地)
土 地 の 表 示
地 目
現
況
面 積
羽ノ浦町中庄蔵ノホケ 20 番
田
センター第1駐車場
1,020.28 ㎡
羽ノ浦町宮倉大木 25 番 他
田
センター第 2 駐車場
1,847 ㎡
⑺ 各種保険への加入
① 火災保険(建物総合損害保険)は市が、加入します。
② 全国公立文化施設協会賠償責任保険及び災害補償保険については、指定管理者において現
在加入の補償内容以上の保険に加入してください。
【現補償内容】
(賠償責任保険)
身体障害限度額(1 人につき 20,000 千円、1 事故につき 200,000 千円、人格権侵害 1 事
故 1,000 千円)
、財物損壊限度額(物理的損壊を伴うもの及び伴わないもの各々10,000
千円)
-6-
(災害補償保険加入)
被災者対応費用補償支払限度額 1,000 千円 ほか
⑻ その他
① 市と密接に連携を図りながら管理運営を行ってください。
② 備品については無償で指定管理者に貸与するものとし、市の指定管理料で購入した備品の
所有権は、市に帰属するものとします。
③ 地方自治法第238条の4第2項第4号及び阿南市公有財産管理規則(平成24年阿南市
規則第6号)の規定により、自動販売機等の設置に係る行政財産の目的外使用については、
指定管理者の業務の範囲外のため、市に申請する必要があります。現在、設置されている自
動販売機も指定管理者の業務の範囲外とします。
④ ホームページ等を利用し、施設の空き状況や文化事業の開催などについて利用者に情報提
供できるものとします。
ホームページの内容は、
事前に市と協議して決定することとします。
ホームページの開設に係る費用は、指定管理者の負担となります。
⑤ 図書館との連携業務においては以下の点についてご配慮ください。
ア 施設管理業務
センターは、羽ノ浦図書館(以下「図書館」という。
)との複合施設であり、運営業務に
関しては、阿南市教育委員会が行っておりますが、施設管理業務(空調管理や電気代及び
水道代の支払い、電球代及び交換作業、清掃業務等)に関しては、指定管理者が行う業務
としております。
イ 駐車場の確保
センター東側の駐車場は、センター利用者だけでなく、複合施設である図書館の利用者
等の利用にも供していることから、ホールを利用しての催事など、一定規模の催事を開催
するにあたり駐車場を全面的に確保する必要が生じる場合は、事前に隣接する図書館と協
議してください。
また図書館職員の駐車場につきましては常時8台分を確保してください。
ウ 研修室の利用
以下の図書館行事で使用する場合、無料としております。
ミーティング 年24回、おはなし会 年3回、読書会 年12回
エ ホールの利用
図書館まつりで利用します。使用料は無料ですが、冷暖房は実費支払いです。
オ セキュリティ
2日以上連休が続いた場合、
休館日においても図書の整理のため図書館職員2名程が入室
-7-
し、作業を行うことがあります。鍵の管理等については指定管理者と図書館職員におい
て十分協議いただき、セキリュティに遺漏がないようにしてください。
⑥ センター利用者以外の方から当館駐車場利用申し込みがあったときは、センター利用者の
利便を最優先してください。
⑦ センター1階コンピュータ室内には、市(IT推進課及び図書館)が管理するサーバーを
介して、図書館及び市羽ノ浦支所の事務処理の利用に供しています。このため機器保守点検
あるいは緊急トラブルの処理のため開館日・休館日問わず、職員等が出入りする場合があり
ますので、出入り口の開錠などにご協力ください。なお将来的にサーバーを撤去する可能性
もありますので、その際には市と指定管理者において協議していただきますようお願いしま
す。
⑧ 図書館内には文化振興課が所管する「児島コレクション」の品々を展示しているほか、1
階倉庫にも児島コレクションほか物品を保管しております。問合せ等ございましたら、文化
振興課までご連絡ください。
5 指定期間
平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
(3年間)
なお、指定期間については、市議会の議決をもって確定するものとします。
6 管理に要する経費
⑴ 管理運営費
市が支払う指定管理料と施設の利用料金収入等をもって業務を行うものとします。
① 指定管理料について
指定管理者から提出された収支予算書で提案のあった金額を踏まえ、予算編成過程や予算
の市議会での議決を経て、市と指定管理者が締結する協定書により決定します。
収支の見積もりに当たっては、次のとおり各年度の基準額を設定しますので、基準額以下
で提案してください。
※ 基準額については、各年度 40,000千円以下 で設定してください。
指定管理期間中は、毎年度、事業計画書等を提出いただき、市と協議を行った上で当該年
度の指定管理料を決定することとします。
なお、過去3か年の施設の利用状況、又は委託料の支払、管理運営等の状況については、
別紙「管理運営費の状況」を参照してください。
-8-
本施設の修繕料については、年間で1,000千円程度を見込んでいます。指定管理者は
必要に応じて、1件当たり500千円以下の軽微な修繕を行ってください。また備品購入費
については、年間200千円程度を見込んでおります。各年度末において事業報告書を提出
いただきます。なお、見込み額以上の修繕や備品購入の必要が生じたときは、別途協議を行
います。
市が委託するセンターにおける自主事業につきましては、地域に密着した文化事業を今後
も継続していく観点から以下の催し物を実施していただきます。
ア 「邦楽への招待」
イ 「劇団四季ミュージカル」
ウ 「明治大学マンドリン倶楽部演奏会」
この場合、チケットの売上収入等は指定管理者の収入とすることができます。
② 利用料金収入について
ア 利用料金の徴収
指定管理者は、阿南市情報文化センター条例第11条及び阿南市情報文化センター条
例施行規則第7条に定めるセンターの利用料金及びセンターの附属設備及び器具等の利
用料は、当該条例及び規則に定める範囲内で市の承認を得て決定し、自らの収入とする
ことができるものとします。
イ 利用料金の減免
現在、阿南市情報文化センター条例第13条により利用料金の減額を行っています。
指定管理者制度導入後においてもそれぞれ当該各号に定める割合を乗じて得た額の減免
を実施していただきますのでご留意ください。
ⅰ センターが、文化又は芸術の振興に資するため又は、魅力ある地域づくりに寄与す
るために行事を実施する場合 100%
ⅱ 災害その他緊急やむを得ない事由により応急施設として利用する場合 100%
ⅲ 市が行う事業のために利用する場合 50%
ⅳ 市が後援する事業のために利用する場合 20%
ⅴ 公共的団体等が公益上の目的のために利用する場合
(前号に該当する場合を除く。
) 20%
ⅵ 前各号に規定するもののほか、公益上の目的のために利用する場合 15%
⑵ 管理業務の範囲外の業務
指定管理者は、センターの設置目的に合致し、かつ、管理業務の実施を妨げない範囲内にお
-9-
いて、自己の費用と責任において、3の⑴にかかる事業を実施することができるものとしま
す。
7 指定管理者と市の業務分担
指定管理者と市の役割分担は、原則として次のとおりとします。
なお、次表に定めないものについては、市と指定管理者が協議の上決定します。
項
目
指定管理者
市
施設の利用許可に関すること
○
施設の維持管理(事案により協議する)
○
機械設備の保守点検
○
施設内の環境保全
○
安全衛生管理
○
物品の保管・管理
○
自主事業の企画・運営上における責任
○
施設・設備の修繕(事案により協議する)
○
○
事故・火災による施設の損傷(事案により協議する)
○
○
不可抗力、施設の瑕疵に基づく施設利用者の被災に対する責任
○
○
施設の管理上の瑕疵に基づく施設利用者の被災に対する責任
○
施設の運営管理上必要な保険等の加入
○
火災共済保険加入
○
包括的な管理責任
○
不服申立てに対する処分
○
- 10 -
8 スケジュール(概要)
○募集要項配布開始
平成28年7月25日(月)から
○現地説明会の申込締切
平成28年8月12日(金)
○現地説明会
平成28年8月17日(水)午後1時30分から
○質問票の提出締切
平成28年8月19日(金)
○申請の受付期間
平成28年9月1日(木)から同月14日(水)
まで
○指定管理者候補者選定委員会による審査
平成28年10月
○審査結果の通知
平成28年11月下旬
○指定管理者の指定に係る議会の議決
平成28年12月下旬
○指定管理者の指定の告示
議会の議決後速やかに告示
○市と指定管理者との基本協定書及び
年度協定書の締結
○指定管理業務の開始
平成29年2月
平成29年4月1日(土)
9 申請の手続
⑴ 申請資格
徳島県内に事務所を置く又は置こうとする法人その他の団体(以下「法人等」という。
)で次
の項目に適合するもの
なお、センター内へ事務所を置くことはできません。また、個人での申請はできません。
① 地方自治法第244条の2第11項又は阿南市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等
に関する条例第10条第1項の規定により、指定を取り消されたことがないもの
本市だけでなく、他自治体において指定の取消しを受けたことがある場合も不適合となり
ます。
② 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定により本市における
一般競争入札等の参加を制限されていないもの
③ 国税又は地方税(法人市民税、法人県民税、法人事業税、法人税、消費税又は地方消費税)
を滞納していないもの
④ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下
「暴対法」という。
)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。
)でないこと。
⑤ 暴力団又は暴力団員(暴対法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。
)若しく
- 11 -
は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者(以下「暴力団員等」という。
)の統制の
下にある法人等でないこと。
⑥ 代表者又は役員(法人の監査役及び監事を含む。
)のうちに、次のいずれかに該当する者が
いる法人等でないこと。
ア 法律行為を行う能力を有しない者
イ 破産者で復権を得ない者
ウ 禁錮以上の刑に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがな
くなった日から2年を経過しない者
エ 暴力団員等
⑦ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法
(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立てが行われていないもの。ただ
し、会社更生法に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法に基づく再生手続開始の申立
てが行われているものであっても、更正計画認可の決定がなされ、又は再生計画認可の決定
が確定したものについては、当該申立てが行われていないものとします。
⑧ 市が行う建設工事等の請負又は物品の購入若しくは製造の請負の指名競争入札について、
指名停止又は指名回避等の措置の対象となっているもの
⑵ 選定対象からの除外
次の要件に該当した場合は、選定審査の対象から除外します。
① 提出書類に虚偽の記載があった場合
② 募集要項に違反し、又は著しく逸脱した場合
③ 提出書類等の提出期限を経過してから提出書類等が提出された場合
④ 募集に関して、指定管理候補者選定委員会の委員に接触の事実が認められた場合
⑤ その他不正行為があった場合
⑶ 募集要項の配布等
① 配布期間
平成28年7月25日(月)から同年9月14日(水)まで
② 配布方法
募集要項及び指定申請関係様式集については、文化振興課での配布と市公式ウェブサイト
文化振興課のURL http://www.city.anan.tokushima.jp/soshiki/bunkashinkoka/ か
らダウンロードすることができますが、参考資料については文化振興課でのみ配布を行いま
- 12 -
す。
(午前8時30分から午後5時15分まで)
郵送を希望する場合は、返信用定形外封筒(250円切手を貼った宛先明記の角形2号A
4判用にて、阿南市文化会館分とセンター分の両方の送付が可能です。
)を同封の上、文化振
興課へ請求してください。
⑷ 現地説明会
① 開催日時
平成28年8月17日(水)午後1時30分から
② 開催場所
センター
③ 申込先
文化振興課〔9の⑹申請書の提出先 参照 〕
④ 申込方法
平成28年8月12日(金)までに別紙「現地説明会参加申込書」
(様式9)
により、持参、郵送、FAX又は電子メールで行ってください。
⑸ 質疑
質問がある場合は、平成28年8月19日(金)までに別紙「質問票」
(様式8)に記入の上、
文化振興課まで持参、郵送、FAX又は電子メールで行ってください。受け付けた質問への回
答は、市公式ウェブサイトにて回答させていただきます。
⑹ 申請書の提出先及び提出期限
① 申請受付期間
平成28年9月1日(木)から同月14日(水)まで
※ 受付時間は、午前8時30分から午後5時15分までです。
※ 土日祝日は、受け付けておりません。
② 提出先
阿南市市民部文化振興課
〒774-0030 徳島県阿南市富岡町西池田135番地1
※ 郵送の場合は書留郵便とし、上記の期限までの必着とします。
※ FAX又は電子メールでの申請はできません。
(持参又は郵送してください。
)
③ 提出部数
正本1部
副本10部
⑺ 申請書類及び作成要領
① 「指定管理者指定申請書」
(様式1)
② センターの指定管理業務に関する「事業計画書」
(様式2)
③ センターの指定管理業務に関する「事業計画書総括表」
(様式3)
④ センターの指定管理業務に関する「収支予算書」
(様式4)
⑤ 法人等の概要(様式5)
⑥ 法人等役員の名簿(様式6)
⑦ 法人等の定款又は寄附行為及び規約又はこれらに相当する書類
- 13 -
⑧ 法人にあっては当該法人の登記事項証明書、法人以外の団体にあっては代表者の住民票の
写し
⑨ 申請を行う日の属する事業年度の法人等の事業計画書、収支予算書及び利益処分計画書
⑩ 直近3事業年度の法人等の事業報告書、財産目録、収支決算書、貸借対照表及び損益計算
書又はこれらに類するもの(設立2年目の法人等にあっては、前事業年度に係るこれらの書
類を提出してください。また、新たに設立する法人等又は設立初年度の法人等にあっては、
その設立時における財産目録又はこれに類する書類を提出してください。
)
⑪ 法人市民税、法人県民税、法人事業税、法人税、消費税及び地方消費税に関する過去3年
分の納税証明書。
(新たに設立する法人又は設立初年度の法人にあっては、提出を要しないも
のとします。
)
⑫ 指定申請に係る「誓約書」
(様式7)
⑬ グループで申請する場合は、グループ構成員表、委任状等が必要となりますので、申し出
てください。
※ 各様式については、様式に準じて任意に作成した書類でも可とします。
※ 提出書類は、原則としてA4版とします。
⑻ その他
① 提出された書類は、理由のいかんを問わず返却しません。
② 提出された書類は、申請受付期間中はこれを書き換えたり差し替えたりすることはできま
せんが、資料の追加提出については可能です。
③ 申請の際に要する費用は、申請者の負担とします。
④ 必要に応じて、提案内容の概略を公表する場合があります。
⑤ 申請を辞退するときは、指定管理者指定申請辞退届(様式10)を提出してください。
10 指定管理候補者の選定
指定管理者候補者の選定に当たっては、申請者から提出された書類を基に、阿南市公の施設
に係る指定管理者の指定手続等に関する条例施行規則第4条に基づく指定管理者候補者選定委
員会(以下「選定委員会」
)で以下の選定基準により審査を行い、指定管理候補者として最も適
切な優秀者を選定し、市に報告します。
なお、書類による一次審査を経た後に、プレゼンテーション等による二次審査を行い、優秀
者を決定する場合があります。
- 14 -
⑴ 候補者の選定基準
審 査 項 目
審 査 の 視 点
利用者の平等な利 管理運営に係る
基本方針が施設の設置目的に合致し
用を確保及び、施設 基本方針
ているか
の効用を最大限に
発揮すること
サービスの向上
施設の設置目的を踏まえ、利用者に
配 点
10
15
とって魅力的な内容となっているか
施設の利用促進
施設の利用を促進させる方策が具体
15
的・現実的であり、かつ、積極性や
創意工夫が見られるか
施設の管理に係る 管理経費の縮減
管理運営費の縮減が期待できるか、
経費の縮減が図ら
経費縮減のための取組に工夫がある
れること
か、また、収支の内容が適切で、か
10
つ、妥当性があるか
維持管理業務の 建設設備の維持管理方針等が適切で
考え方
あるか
施設の管理を安定 人的能力
組織・人員体制の考え方が適切かど
して行う物的能力
うか、また、本業務に関して知識と
及び人的能力を有
経験を有した職員の配置となってい
すること
るのか
職員育成
10
業務遂行のための職員の育成方法が
10
5
適切かつ効果的であるか
経営的能力
安定した経営基盤を有しているか
実績(類似業務の 本業務に関連する優秀な管理実績を
経験等)
10
5
有しているか、また、今後もその実
績を活かすことができるか
その他
危機管理等への 危機管理・安全対策への適切な方針
対応
があるか
- 15 -
5
地域等の連携・協 地域や関係団体との連携や協働を実
働
5
施できるか
合
計
100
⑵ 候補者の選定結果
選定委員会の選定結果は、平成28年11月下旬を目途に申請者全員に文書で通知するとと
もに、市公式ウェブサイトなどで公表します。また、選定結果の公表にあたり、団体名や得
点が明らかになることをご承知おきください。
市は、選定委員会より審査結果の報告を受け、最優秀者と協議を行います。なお、最優秀者
と協議が整わない場合は、選定委員会で次点となったものとの間で協議を行うこととします。
協議が整った段階で指定管理候補者として選定します。
⑶ その他
現在、徳島県内に事務所がない法人等が、指定管理候補者に選定された場合は、基本協定締
結までに徳島県内に事務所を置くことの誓約書を提出していただきます。この誓約に違反し
た場合には、選定を取り消します。
11 指定管理者の指定及び協定の締結等
⑴ 指定管理者の指定
市は、指定管理者の指定に関する市議会の議決を経て、指定管理者の指定を行います。
市議会の議決を得られない場合は、指定されません。市は、この場合による指定管理候補者
に生じた損害を賠償しません。
⑵ 協定書の締結
指定管理者の指定の後に、市と指定管理者は、指定期間内の指定管理業務に関する包括的な
事項を定めた「基本協定」及び各年度の実施事項を定めた「年度協定」を締結します。
12 事業継続が困難になった場合における措置等
⑴ 指定管理者の責めに帰すべき事由による場合
① 指定管理者の責めに帰すべき事由により業務の継続が困難になった場合又はそのおそれが
生じた場合は、市は、指定管理者に対して改善勧告を行い、期間を定めて、改善策の実施を
求めることができます。
この場合において、指定管理者が当該期間内に改善することができなかったときには、市
は、指定管理者の指定の取消しや管理業務の全部又は一部の停止を命ずることができます。
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② 指定管理者が倒産し、又は指定管理者の財務状況が著しく悪化し、指定に基づく管理の継
続が困難と認められる場合には、市は、指定管理者の指定の取消しや管理業務の全部又は一
部の停止を命ずることができます。
③ 上記①又は②により、指定管理者の指定の取消しや管理業務の全部又は一部の停止を命じ
られた場合には、指定管理者は、市に生じた損害を賠償しなければなりません。
⑵ その他の事由による場合
不可抗力等により市又は指定管理者の責めに帰することができない事由により事業の継続が
困難となった場合には、市と指定管理者は、事業継続の可否について協議するものとします。
一定期間内に協議が整わない場合には、市は、事前に書面で通知することにより、指定管
理者の指定を取消すことができるものとします。
⑶ その他
管理運営期間の途中で、指定の取消しや管理業務の全部又は一部の停止となった場合は、収
受した利用料金のうち指定の取消しあるいは停止となった日以降の利用料金は、市と協議の上、
市に納付するものとします。
13 管理運営業務の引継事項
⑴ 業務の引継ぎ
① センターは、使用日の1年前の日の属する月の初日から申込みを受け付けており、平成2
9年3月31日以前において、既に利用の申込みがあった貸館利用や実施が決定している各
事業等については、原則として市から引継ぎしていただきます。
指定管理者への引継ぎは、円滑かつ支障なく、施設の管理運営を行えるよう、平成29年
3月31日までに業務の引継ぎを行うものとします。
② 指定期間の満了後又は指定の取消し等により次期指定管理者へ業務を引継ぐ際は、次期指
定管理者が円滑かつ支障なく管理運営業務を遂行できるよう、指定期間の満了後又は指定の
取消し等の日までに、必要な事項を記載した業務引継書等を作成し、市及び次期指定管理者
に速やかに業務引継を行ってください。また、業務に必要な電子データ等(例えば、貸館の
利用状況等)がある場合には、次期指定管理者への業務引継をしてください。
③ 業務の引継ぎに要する費用(業務引継書等は除く。
)は、次期指定管理者に指定された者の
負担とします。
④ 電気代や電話料金等、利用月がまたがるものの支払いについては、次期指定管理者と協議
してください。
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⑵ 利用料金等に関する引継ぎ
利用料金は、収入の時期にかかわらず、利用料金の発生の基となった利用日に指定管理者で
あるものに帰属するものとします。とりわけ平成29年4月1日以降の利用分におきまして
は、市では受け取っていないため、同日から新たに選任された指定管理者において受け取っ
ていただくこととなります。相当の件数が予想されますのでご注意ください。
現在の指定管理者が徴収した利用料金のうち、次期指定管理者が管理を行う期間の利用に
係る利用料金についても、確実に引き継ぐものとします。
14 問合せ及び郵送先
阿南市市民部文化振興課(阿南市文化会館内) 担当 高野(センター勤務)
、宮本
〒774-0030 徳島県阿南市富岡町西池田135番地1
TEL 0884-22-1798
FAX 0884-21-0909
メールアドレス [email protected]
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